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学者の虚言
ある学者が言った。地球とそっくりな星があると。その話は世界中の学者などの話題をよんだ。ニュースでは頻繁に取りあげられるようになり、学者達の研究が進んだ。しかし、その星はいつになっても見つからない。だんだんと世界中の人々は疑うようになった。そのうちにその学者は嘘をついているのではないかと責められる事となった。学者は責められる事のストレスから暴行や犯罪を犯し続けた。そしてついには自分を責めてきた他の学者達を大量虐殺した。もちろん学者は捕らわれ、死刑宣告された。そして死刑実行日、学者は最後に何か言うことはあるかと聞かれた。
「最後に言うことか……、そうだな…」
その後、死刑が実行された。
「その星は存在する!見つけられなかったクズ学者達!
俺がその星を制圧してお前らに復讐してやる…!」
その言葉が学者の最後の言葉となった。