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テイマーさんのVRMMO育成日誌  作者: ジャジャ丸
第二章 オリジナル合金とプレイヤーキラー
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第31話 ホーム購入と中二病魔術師、再び

「おーじさん、土地ちょーだい!」


「いや、それは俺じゃなくて村長に言ってくれ、俺の畑はやらねーぞ嬢ちゃん」


 晩御飯とお風呂を済ませ、MWOにログインした私は、早速馴染みのNPCに土地を売ってくれないか聞いてみたけど、呆れ顔で断られた。

 うんまぁ、私もちょっとそうは思ったけど、コスタリカ村で今のところ一番関わってるのがこのおじさんだったし、仕方ないと思うんだ。


「分かった、ありがとおじさん! またね!」


「おう、気を付けてな~」


 おじさんに別れを告げつつマップを開き、表示された村長の家のほうへ足を向ける。

 長閑な雰囲気漂う村の中、行き交うNPC達ものんびりとした歩調で、なんとも和む。

 うーん、いい村だと思うんだけど、本当にプレイヤーが来ないなぁ。偶に見るけど、すぐに出てっちゃうし。

 やっぱり、こんな田舎だと美味しいクエストがないとか、そんな感じなのかな?


「とりあえず、村長村長っと」


 コスタリカ村の村長宅は、村の真ん中を通る大通り……というより、広間みたいなところを過ぎた一番奥にある、村で一番大きなお屋敷だ。


「こんにちわー」


 とりあえず、いきなり押し入るのも悪いかと思って声をかけ、ノックしてみる。

 すると少しして、中から誰かが歩いてくる音が。


「はいはい、どなたかしら?」


 ガララッと、引き戸を開けて出てきたのは、人の良さそうなお婆ちゃんNPC。

 歳は、少なくとも60は超えてるかな? 腰は曲がって、髪も全部真っ白になっちゃってるけど、不思議とあまり弱ってる印象は覚えなかった。


「えーっと、私ミオって言います、村長さんいますか?」


「はい、居ますよ。ちょっと待ってくださいね」


 お婆ちゃんが家の中へ戻って行って、待つことしばし。

 もう一度開いた戸の奥には、気難しそうなお爺ちゃんNPCが居た。

 お婆ちゃんのほうは、元気そうではあっても力強さとは無縁だったけど、こっちは今もなお現役でバリバリ働いてそうな、エネルギッシュな健康的な体をしたお爺ちゃんだった。なんというか、拳骨落とされたら痛そう。


「見ない顔だな、ミオと言ったか?」


「あ、はい、そうです」


「ふん……何の用だ?」


 う、うーん、凄い不愛想な村長さんだなぁ。

 目が完全にこう、なんというか……余所者を見る目っていうの? 友好の欠片もない感じ。

 正直、今すぐ回れ右して帰りたいくらいだけど、目的の物を買わないことにはしょうがないから、なんとか声が震えないように頑張って用件を告げる。


「その、この村でホーム……物置みたいなのが欲しくて。いくらで買えますか?」


「物置なら、まずは最低で農地を6坪買って貰う必要がある。1坪目が5000G、2坪目と3坪目で10000G、4、5、6坪目は15000Gで、物置なら5万Gのものならすぐ作れる。合計で12万Gだ」


 うん、お兄は10万だって言ってたけど、まあ2万くらいは誤差だよね。

 ふふ、2万くらい誤差。一度言ってみたかったんだよね。


「じゃあそれでお願いします」


「いいだろう。場所はどうする?」


「村の入り口にいるおじさ、じゃない、えーっと、ダンカスさんが耕してる畑の近くで」


 いつもいつもおじさんって呼んでたせいで、朧気にしか覚えてなかった名前を記憶の隅から掘り起こしつつそう言うと、『《物置小屋》を12万Gで購入しますか? Yes/No』っていうメッセージウインドウが開いたから、村長さんにぺこりと頭を下げつつYesのところをタップした。


「分かった、なら村の者を手配して作っておく。用が済んだら早く出て行け」


 すると、それだけ言ってすぐさまピシャンッ! と音を立てて引き戸が閉められた。

 取り付く島……はあったけど、全然仲良くなれそうにないや。


「はぁ……まあ、ホームはちゃんと買えた……買えたよね? き、きっと買えたし、いいか」


 あまりにも拒絶されてるというか、非友好的なのを隠そうともしない態度だし、もしかしたら実は交渉が決裂してたんじゃないかなんて疑念が湧いて、メニューから所持金の額をチェックしてみたりするけど、ちゃんとお金は減ってるから、ひとまず建ててはくれるはず。……くれるよね?


 消えない疑念を振り払い、邪見に扱われて沈んだ心を宥めようと、いつものように腕に抱いたライムをなでなでしながら、村の入り口のほうに足を運んでみると、


「……えっ、もう出来てる!?」


 そこには、ついさっきまで無かったはずの建物が出来上がっていた。

 物置小屋って言ってたけど、多少見た目が地味なことを除けば普通に人一人くらいは暮らせそうな大きさで、少なくともウルのボロ小屋よりはよっぽど見た目がしっかりしてる。まあ、代わりにウルの小屋に比べると流石に小さいんだけど、別に炉を設置するつもりはないからこれで十分だと思う。


「おう嬢ちゃん、来たか。小屋買ったんだってな」


 相変わらず、村の入り口近くで畑作業に精を出してる農家のおじさんは、当たり前のようにその小屋の存在を受け入れてるみたい。

 いやうん、ゲーム的には普通かもしれないけど、NPC的にもこれって普通なの?


「ん? どうした、そんなスライムが喉詰まらせたみたいな顔して」


「そのことわざがある意味一番びっくりだよ」


 ライムも食べ過ぎたら喉詰まらせたりするのかな? ていうかそもそも、スライムって体の動きとかで感情はなんとなく読み取れるけど、顔はなくない?


「じゃなくて、まさかこんな早く出来るとは思わなくて……」


 確かに、村長さんはいつまでに出来るともなんとも言わなかったけど、それは単に自分が建てるわけじゃないから分からないだけかと思ったのに、まさか言う必要がないほどすぐ出来るだなんて。


「カンタラ親方は村一番の大工だからな! これくらい楽勝よ」


「なにそれすごい」


 ファンタジー世界の大工さん、そんな片手間で小屋を建てれるんじゃ、ほとんど毎日暇してるんじゃない? あ、だからこそ建物自体は5万Gで済むのかな?

 この一瞬で5万Gなら美味しすぎて、プレイヤーにも出来たらみんな飛びつきそうだけど。


「とりあえず、中入ってみよっと」


 ホームの周りは農地になってるけど、私は《農耕》スキルもなければそもそも栽培する植物の種もないし、それはひとまず後回しにして、物置小屋という名目で建てられたホームの中に入ってみる。


「おぉ、キレイ~」


 さすがに出来たばっかりなだけあって、中には何もない。けど、すぅーっと息を吸い込んでみれば、新築らしい木の香りが胸いっぱいに広がって、すごく気分が落ち着く。


「なんだかここを物置に使うのも勿体ない気がするけど……まあ、PKの件が片付くまでの我慢ってことで」


 このままライムと2人、新築の中でのんびり過ごしたい気もしないではないけど、当初の目的を思い出してインベントリを開き、中のアイテムをドンドン放出していく。

 ライムと一緒に出したアイテムが山と積み上がり、あっという間に物置らしい場所になっていくのを見るのはなんとも複雑な気分だけど、そこでふと、ある疑問が首をもたげた。


「そういえばこれ、食材アイテムとかその辺に放置してて腐らないのかな……」


 あの洞窟の中で放置されてて大丈夫だったんだし、平気だとは思うけど……うーん、だからって床にばら撒いておいて、後からそれを拾って料理に使うのもなんだか気が引ける。


「それならいっそ、今晩中に使い切っちゃおうかな?」


 そう思って、私はスキル一覧から《料理》スキルを選んで習得する。

 これなら、食べきれないくらい作ってもそれだけでスキルのレベル上げになるから、PKに盗られてもそこまで痛手じゃないし、ここで置きっぱなしにして死蔵するよりはいい気がする。


「――!」


 料理スキルに反応したのか、嬉しそうにぷるぷると揺れるライム。

 ……うん、もしかしなくても、好きなだけ食べていいよって言ったら、本当に無くなるまで食べ尽くしそうなんだよね、ライムって。まあ、よく食べる子はよく育つっていうし、それはそれでいいのかな?


 そういうわけで、最後に調理器具を買う分だけ残して所持金を全部ホームの床に放り投げたら、早速村のNPCショップに赴くことに。


「……あれ?」


 なんて思ってたら、ちょうどそのタイミングで村にやってきたらしい、3人のプレイヤーの姿があった。

 それ自体は、特に珍しいものじゃない。いくら過疎気味でも、ここに来れば初心者用を脱して普通の《HPポーション》と《MPポーション》を買えるようになるんだから、1度だけ足を運ぶって人は結構いる。

 それでも私が目に付いたのは、その中に見覚えのある顔が混じってたからだ。


「おーい、ネスちゃーん!」


 手を振りながら呼びかけると、向こうもこっちに気づいたのか、手を振り返してくれた。


「おお、ミオ! 数日ぶりだな。ここにいるということは、無事ヒュージスライムを打ち倒せたようだな。流石我が弟子、よくやったぞ」


 黒いローブを身に纏い、いかにもな口調と大仰な身振り手振りで喜びを表すネスちゃんは、少し前に《西の森》で偶然出会った女の子だ。

 赤色の右目と金色の左目を持つオッドアイで、左目のほうは眼帯に覆われてたり、特に意味もなく小難しい言い回しをしたがる癖があったりと、若干中二病の気があるんだけど、その実、私がお兄やリン姉、リッジ君の助けを借りてやっと倒せたヒュージスライムを、ソロで倒せるくらいの凄腕魔術師でもある。

 ……だけど、いつから私、ネスちゃんの弟子になったんだろう? まあそれ自体は別にいいんだけど、私、魔法なんて《召喚魔法》しか覚える気ないよ?


「ネスちゃんのお陰だよ。それより、ネスちゃんの方はどうしたの? フレンドの人達とクエストか何か?」


 こう言ったらなんだけど、初めて会った時、後衛なはずの魔術師なのにソロで狩りしてたから、あんまりフレンドいないのかと思ってたんだよね。


 ……べ、別に、私がお兄に誘われた時以外ほとんどソロプレイだからって、羨ましくなんてないんだからね!


「いや、我はただ、こやつらがコスタリカ村に向かいたいと騒いでいたので、パーティを組んで連れてきてやっただけだ。フレンドではないぞ」


「へえ、そうなんだ? 偉いね、ネスちゃん」


「ぬわっ!? こ、こらっ、頭を撫でるんじゃない! 我は偉大なる闇の支配者、ダークネスロードなるぞ! 子供扱いするな!!」


「あはは、ごめんごめん」


 とんがり帽子の上から頭を撫でてやると、ぷんすかと憤慨しながら振り払われちゃった。

 わたわた慌てて顔赤くするネスちゃん可愛い。ふふふ。


「それはそうと、そっちの人達はなんでそんなに打ちひしがれてるの?」


 からかうのもほどほどに、話題を逸らす意味もあってさっきから気になっていたことを聞いてみる。

 両手両膝を付いて、がっくりとまさに絵に書いたような落ち込み方をしている男のプレイヤーが2人いて、1人は見たところ武器を持たず、手甲と軽い防具を身に付けた《格闘家》っぽいプレイヤー。

 もう1人は、一応杖を持ってはいるけど、麦わら帽子に手袋、長袖の服とズボンという、魔法使いというよりは農家っぽいプレイヤーだ。


「ああ、そいつは愚かにも我に挑み、敗れたのだ。ふっ、我が爆炎の力を前に、何人たりとも存在することは出来んのだ!」


「へ~、なるほど」


 格闘家っぽい人を指差し、自慢げにどやっ、と無い胸を張るネスちゃんが可愛くて、またなでなでしてあげたい衝動に駆られるけど、怒られたばっかりだしそこはぐっと我慢する。


 よくわかんないけど、リッジ君の時みたいに、ヒュージスライムと戦闘する前に決闘でもやったのかな? 魔術師と格闘家って、格闘家が有利そうな気がするんだけど、よく勝てるなぁ……ネスちゃん、こんな小さいのに、凄い。


「それじゃあ、そっちの人は?」


「さあ、我は知らん」


 ついでにもう1人の農家っぽいお兄さんについて聞いてみたけど、そっちは一言でバッサリ切り捨てられた。

 じゃあ、どうしたんだろ?


「くうぅ……まさか、本当にこんなに早く農地を買っているプレイヤーがいるなんて……やっぱり、もっと早く勇気出してパーティ組めばよかった……」


「えーっと……」


 どよ~んっと、格闘家の人に負けず劣らず沈んだオーラを漂わせてるこの人は、どうやら私が買った土地を見て、先を越されたと思って落ち込んでるみたい。


 ど、どうしよう、ぶっちゃけ私、コスタリカ村でホームを建てたかったら土地を買えって言われたから買っただけで、農地自体は別に要らなかったんだけど、い、言ったら怒られるかな……?


「ところでミオよ、お前もこの村へは来たばかりなのか?」


「え? いや、ヒュージスライムを倒したのは2日前だけど」


「む? ならなぜ今もここに居るのだ? ここはNPCショップの更新以外ではあまり意味のない場所だったと思うのだが」


「そ、それはその……」


 居心地が良くてホームを買っちゃいました! って言いたいところだけど、そしたらそこの落ち込んでる人になんて言われるか……


「違うぞぉぉぉぉ!! ここには人が求める全てがある!!」


「ひゃあ!?」


 なんて思ってたら、がばぁ! と農家っぽいお兄さんが起き上がり、ネスちゃんに詰め寄りながら叫び始めた。

 ど、どうしよう、私が農地を買っちゃったせいで、思い詰めすぎておかしくなっちゃった!?


「そよぐ風、サンサンと照り付ける太陽、のんびりと過ごす動物達、牧歌的でほのぼのとした空気! 全てが現実で疲れた人間の心を癒し、明日への活力を与えてくれる!! 更に! そんな中で作物を育て汗を流し、そうして出来たものを食す!! これに勝る喜びなどなぁぁぁい!!!」


 ネスちゃんの肩をがっしり掴み、空を見上げ咆哮する農家っぽいお兄さん。

 当然のようにハラスメント防止コードで弾き飛ばされてるんだけど、それすら関係ないとばかりに叫ぶ姿はさすがにちょっと怖い。


「ネスちゃん、大丈夫?」


「だ、だ、大丈夫……」


 こくこくと何度も頷きながら、なんとか気丈に振る舞おうと強がってるネスちゃんを優しく撫でて、落ち着かせる。

 うん、涙目になってるネスちゃん可愛い……じゃなくて。


「そこのお兄さん、ネスちゃんが怖がってるから落ち着いてください!」


「はっ! あ、ああ、すまない、つい取り乱してしまった……」


「私じゃなくて、ネスちゃんにお願いします」


「それもそうだな。いや、すまない、君にはこうしてコスタリカ村まで運んで貰ったお礼もまだなのに」


 地面を転がり、私に一喝されたことで落ち着いたのか、お兄さんは立ち上がってネスちゃんにぺこりと頭を下げる。

 それを見て、ネスちゃんは慌ててごほん、と咳払いをしてから、いつもの調子で胸を張った。


「構わん、我にとってヒュージスライム如き、物の数ではないのだからな! こうして旧き友と再会することも叶ったのだ、感謝こそすれ、責める謂れはない!」


「あれ、今度は旧き友になってる?」


 まだ私、ネスちゃんと会ってから2日しか経ってないんだけど。


「ありがとう。それじゃあ俺は、早く空いてるところで農地を買えるだけ買わないといけないから、これで」


「俺も、またレベリングとプレイヤースキルを磨き直して再挑戦だ! もしまた勝負する時は俺が勝つからな、チビ魔術師!」


「だっ、誰がチビだ!! 我は偉大なる深淵の支配者、ダークネスロードなるぞ!! ええい、その生意気な口、今この場で塞いでやろうか!?」


「どうどうどう、ネスちゃん落ち着いて。ほら、《ハニーポーション》あげるから」


「おおっ、ありが……って、ミオ! 我がそのような代物でホイホイと釣られると思うなよ!?」


「じゃあいらないの?」


「…………いる」


 小声で呟き、恭しく受け取るネスちゃんを見て、2人のプレイヤーも微笑ましそうに頬を緩める。

 そんな、コスタリカ村らしいほのぼのとした空気の中、私はふと思いついてぽんと手を打つ。


「あ、そうだ、ネスちゃん、私、ついさっき《料理》スキル取ったから、これから色々作ってみようと思うんだけど、良かったら一緒に食べない?」


「ミオの料理……それは美味そうだな、うむ、是非もない、行くぞ!」


 ネスちゃんを連れ立って、私はホームへ向かって歩き出す。

 ライムの味覚はどうにも人と違うから、私以外のプレイヤーの客観的な意見が聞けるのは普通に嬉しい。どうせだから、腕によりをかけて色々作らなくっちゃね!


「あ、君だったのか、あそこのホームの持ち主!」


「あっ」


 なんて油断してたから、さっきの農家のお兄さんが落ち込んでた理由をすっかり忘れて、私が最初の購入者だってあっさりバレちゃった。


 もっとも、一度落ち着いたからか、特に逆恨みされることもなく、珍しいファーマー仲間が見つけられてよかったって、そのお兄さん……クルトさんとフレンド登録をお願いされることになったけど。


 いやでも、クルトさん1つ勘違いしてるよ。私、ファーマーじゃなくてテイマーだから!!


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― 新着の感想 ―
あんた今テイマーサブみたいな扱いになっとるからね
[一言] 野菜を撒きましょ、畝作り~ 着々と農家になるていまー(笑)
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