第126話 豚の騎士と連携攻撃
オークナイトに負けが込んでから、すっかり足が遠のいていた《東の平原》に、私は緊張を隠せないままに訪れた。
ポヨンポヨンとグリーンスライム達が跳ね、ゴブリンが欠伸を噛み殺す、いつも通りの光景が広がっているその場所は、とても恐ろしいモンスターが潜んでるとは思えないほど平和なものだった。
ゲームだから、と言われればそれまでだけど、案外あのオークナイト、そこらの雑魚モンスターを襲うより、商隊を襲った方が実入りがいいって学んでるのかもしれない。
つまりそれは、その商隊を襲ったことで差し向けられる私を倒す方が、チマチマとゴブリン達を狩るより楽だと思われたってことだから、何とも悔しい。
「さて、そろそろだね……」
オークナイトとの会敵ポイント直前、私は最後に自分のステータス画面を開き、スキル構成を確認する。
名前:ミオ
職業:魔物使い Lv40
サブ職業:召喚術師 Lv37
HP:370/370
MP:480/480
ATK:126
DEF:169
AGI:168
INT:175
MIND:242
DEX:263
SP:21
スキル:《使役Lv43》《召喚魔法Lv40》《鞭Lv41》《魔封鞭Lv28》《投擲Lv35》《魔力強化Lv19》《投剣Lv10》《料理Lv47》《敏捷強化Lv36》
控えスキル:《鍛冶Lv42》《釣りLv15》《隠蔽Lv32》《採掘Lv34》《合成Lv40》《農耕Lv19》《調合Lv45》《調教Lv41》《感知Lv40》《採取Lv43》
これまで何度か戦ってきたオークナイト戦の戦訓を活かした……とかじゃなく、普通に私にとってこれ以外選択肢のない戦闘用スキル構成だ。
《隠蔽》や《感知》が役に立つボス戦も無くはないんだけど、オークナイト相手じゃそんな場面はないから、本当にこれ以外ないんだよね。
「《召喚》、ビート、クロル! フララ、《付与鱗粉》お願い。アタック、アジリティ!」
新しく作って貰った短杖、紅魔杖ホワイトケーンを使ってビートとクロルを召喚し、フララには私達へバフをかけて貰う。
DEFへの補正は、どうせライムくらいしか耐えられそうにないから無しで行く。どうせそれを補正したところで、ライム以外じゃ装備のお陰で《即死無効》が付いたフローラとムギくらいしか耐えられないしね。
「さあ、行くよみんな!」
フララが舞い上がり、ビートが攻撃体勢に入る。クロルには散開して貰って、ライムは私の肩の上、そしてフローラは背中にぴとっと張り付いてる。
準備万端整ったのを確認すると、私は最後の一歩を踏み出した。
それと同時に、エリアが切り替わるいつもの感覚。そして、地面に伝わる振動と共に、草原の彼方からオークナイトが走って来る。
「ブモォォォォ!!」
全身金属鎧の豚頭の騎士が、盾と剣を構えて全力疾走で向かってくる姿は、もうそれだけでトラウマになりそうなくらい怖い。
けど、これを倒すために私だってもう何度も挑んでるんだから、今更これくらいで腰が引けたりなんてしない。
「初撃からぶっ放すよ! ビート、クロル、《ユニオンアタック》!!」
「ビビ!」
「キュ!」
いざ戦闘が始まると、そのふざけた反射神経でこっちの攻撃を防いでくるオークナイトだけど、姿を現した直後のこの走ってる時間は、ぶっちゃけかなり無防備だ。一発くらいなら確実に叩き込めるし、それなら一番に選択すべきは、こっちの最大火力だ。
ビートが羽を広げ、闇色のエフェクトを纏いながらオークナイトへと一直線に飛び立ち、クロルがその頭頂部から生えた針を飛ばす。
後は、これが同時にHITすれば、ビートとクロルの攻撃の威力が倍になって、いきなり大ダメージを狙える……はずだった。
「あっ!」
ビートとクロルの攻撃は、確かに一直線にオークナイトへと向かっていったけど、オークナイトが動いていたこともあってかタイミングが大きくズレ、《ユニオンアタック》がその効果を発揮しなかったため、ダメージがあまり伸びなかった。
うーん、初めて使うアーツだったから仕方ないとはいえ、思ったより扱いが難しいかも。せめてこれくらいは事前に練習しておけば良かったかな。
「ブギィィィ!!」
「っ、ビート、下がって! 《送還》!」
心の中で反省しながらも、まずはビートを召喚石に戻し、剣を振りかぶったオークナイトから逃がす。
それによって、ビートはオークナイトの魔の手から逃れられたわけだけど、一度召喚したモンスターを召喚石に戻すと、次に召喚出来るようになるまでCTが入る。
これはモンスターのコストだけでなく、《送還》して戻ったか倒されて戻ったかの違いによって大きく変動するから、召喚モンスターを攻撃させる時は、最低限倒されないよう、常に《送還》が使える状態にしておかないといけない。
あまりCTが長い魔法じゃないとはいえ、気を付けないと。
「いきなり出足を挫かれちゃった感はあるけど、まだまだこれから! フララ、《ライトニングレイ》で援護お願い、クロル、フララと反対側に回り込みながら、遠巻きに《針射撃》!」
2体に新たな指示を飛ばしながら、私自身は前に出る。
ビートとクロルの維持コストで減ったMPを、ライムに《ナイトメアポーション》を出して貰って回復させながら、私自身もインベントリを操作して、《強足の丸薬》――AGIを引き上げる、ステータス増強薬を飲み込んだ。
ポーションと違って、丸薬系は直接飲まないと効果がないから、ライムに頼って使って貰えないのがちょっと面倒。
けど、私はリッジ君やユリアちゃんほど近接戦闘に慣れてるわけじゃないし、《敏捷強化》に《付与鱗粉》と合わせて、三重バフくらいしなきゃオークナイトの動きについていけない。
「さて、行くよ!」
フララの魔法によって放たれた雷が宙を駆け、オークナイトの盾に阻まれて辺りに飛び散り、昼間の平原を太陽を超える光で塗りつぶす。
そんな中を、私はいつも以上に引き上げられた速度で駆け抜けながら、短杖の代わりに腰から解体包丁を抜き放ち、更にライムから《毒投げナイフ》を取り出して貰って、それぞれ両手に構えた。
「てやぁぁ!!」
盾が上を向いている隙に、私はオークナイトの足首へと解体包丁を振り下ろす。
大したダメージは入らないけど、ゴーレム系のモンスター相手みたいに全く効かないわけじゃないから、今はそれで十分だ。
「フローラ、《モンスター誘因》!」
「だーっ」
追撃とばかりに《毒投げナイフ》を投げつけながら指示を飛ばせば、フローラの頭に咲いた花弁から甘い香りが辺りに漂う。
ビートの初撃によって溜まった分のヘイトは、ビートが居なくなった時点で召喚者である私に向いていたけど、そんなのは最初だけで、私程度の攻撃力じゃすぐにフララに移っちゃう。
だから、フローラにも今のうちから《モンスター誘因》をCTの限り連発して貰って、フララに攻撃が向かないように引き付けて貰わないといけない。
「おっと!!」
オークナイトの剣が振り下ろされ、私の真横に叩きつけられる。
回避されたのを見て、オークナイトは苛立たしい顔を隠そうともせず、次々と攻撃を繰り返すけど、そのどれもが私には当たらない。
「ふっふーん、遅い遅い、そんなんじゃ当たらないよ!」
そんな風に挑発しながら(効果はないと思うけど)、私は余裕を持って振り回される剣を躱し、逆に反撃とばかりに解体包丁をその腕に叩きつけ、更に《リロード》のアーツを使うことで《毒投げナイフ》を立て続けに投げつけて、時折鎧に弾かれながらもオークナイトを毒の状態異常に陥れる。
本当なら、いくら体の動きが素早くなったところで、こんな連続攻撃をひらひらと躱し続けるなんて器用な真似は私に出来っこないんだけど、どうもAGIのステータスが上がると、移動速度だけじゃなく知覚速度も引き上げられるみたい。
そのお陰で、私みたいな一般人でも、落ち着いて見ればオークナイトの攻撃もなんとか対処できる範囲だった。
何だろう、オークナイトの攻撃の瞬間だけ、周りの動きがほんの少しスローになるみたいな? 上手く言えないけど、そんな感じ。もちろん、それほど余裕があるわけじゃないんだけど。
「フララとクロルは、自由攻撃! 距離だけ取って、攻撃は受けないようにね!」
そうして私が気を引いている隙に、フララとクロルにはひたすら遠距離から攻撃を加えて貰う。
オークナイトもやられっぱなしじゃなくて、私に意識を向けたまま、器用にも盾だけ突き出してフララの一撃は防いじゃうんだけど、それと同時に放たれるクロルの攻撃までは防げてない。
鎧の隙間に的確に突き刺さるクロルの《針射撃》によって、少しずつオークナイトのHPが削られていく。
順調な滑り出しだけど、この均衡はあくまで、私がオークナイトの攻撃を回避し続けてるからこそ成り立ってる。《敏捷強化》は常時発動型スキルだから気にしなくていいけど、フララの《付与鱗粉》と私が作った《強足の丸薬》は、あくまでタイムリミット付きの一時的な強化だから、これが切れたら一転して大ピンチだ。
もちろん、そうなってもライムが守ってくれるから、すぐに死に戻りってことにはならないけど……その場合、オークナイトに攻撃されてる最中じゃ、フララに《付与鱗粉》をかけ直して貰うわけにもいかないし、真っ向から削り合いになれば、こっちが不利になるのはこれまで何度かやった戦闘で経験済みだ。
だから勝つためには、私へのバフが切れる前に、どうにかしてオークナイトを引き離して、フララに《付与鱗粉》を使って貰わなきゃならない。
「そろそろかな? フローラ、ライム、作戦通りお願い!」
そのために、ライムには《ナイトメアポーション》で私のMPを回復させて貰いながら、《軽業師の羽》を付けてフローラに預ける。
「それじゃあ、少しの間だけお願い!」
「だっ!」
「――!」
フローラがライムを抱えたまま私から飛び降り、オークナイトの正面に向けとてとてと走り出す。
本当なら、フローラの体格とATKの値でライムを抱えたまま走るのは難しいんだけど、《軽業師の羽》の《重量軽減》のお陰で、フローラにも問題なく持ち運べるくらいの重さになっている。
ひょっこりと小さな羽を生やしたライムを抱え、危なっかしい足取りで走るフローラは見ててすごくハラハラするけど、今はライムを信じるしかない。
そして、そんなフローラを見送る暇もなく、私は急いでオークナイトから距離を取る。
「ブモォォォォ!!」
「うひゃあ!」
「だ~♪」
オークナイトの剣が勢いよく振り抜かれ、フローラはライムが《妖精樹の盾》を構えてちゃんと守ってくれたけど、私は背中スレスレを風が吹き抜けていったのを感じ冷や汗が流れる。
あんな大剣で斬られたら、いくら盾で防いだところでフローラの小さな体じゃ簡単に吹っ飛ばされそうなものだけど、《ノックバック軽減》のお陰か、微動だにしない。
スキルのお陰だと言われればその通りなんだけど、やっぱりあの体格差で剣を笑顔で受け止める幼女って、うん、なんだかすごいインパクトがある。
ていうかフローラ、オークナイトの剣が迫ってくるの、普通ならかなり怖いと思うんだけど、なんだかとっても楽しそうだね!? 本当、あの子は大物だよ。
「って、感心してる場合じゃない、フララ、来て! 《召喚》、ムギ!」
「ピィ!」
逃げ出した私のことは無視して、オークナイトがフローラへと追撃を繰り出し、ライムがそれを防ぐ。
ライムにはポーションがあるから、放っておいてもしばらく耐えるだろうけど、それでもいつまでもずっとっていうわけじゃないんだから、出来るだけ急がないと。
オークナイトが離れたお陰で晴れてフリーになった私は、急いでフララを呼び戻しながら、次の手を打つためにムギを呼び出し、更にアイテムを取り出してムギの《収納》スキル内に預けていく。
「ムギ、私が合図するから、その時になったらこれをオークナイトにぶつけてね」
「――!」
預けたのは、いつもボス戦ではお世話になっている《麻痺ポーション》と、緊急回復用の《アンバーポーション》だ。
いくらオークナイトの攻撃範囲が広いと言っても、背中辺りは完全な死角だし、フローラが引き付けておけば攻撃しない限りずっと張り付いておくことも不可能じゃないはず。
だから、ビートや《ユニオンアタック》のCT終了と共に仕掛けるために、《麻痺ポーション》を使って一気に麻痺状態にして貰わなきゃならない。《アンバーポーション》は、万が一攻撃に巻き込まれた時のための保険だ。《即死無効》があれば、どんな攻撃を受けても耐えられるはずだし。
「よし、それじゃあもう一度、行くよ! フララ、《付与鱗粉》、アタック、スピード!」
「ピィ!」
短杖を仕舞って鞭を構え、《付与鱗粉》の効果が現れたのを確認すると、最後に《強足の丸薬》、それから、ATKを引き上げる《強力の丸薬》を飲み、加えて《ナイトメアポーション》でMPをまた可能な限り回復させて、ようやく全ての準備が整う。
「ムギ、《穴掘り》! 地下からオークナイトに張り付いて!」
「――!」
私の指示を受けると同時に、ムギがその場で小さくバウンドする。
そして、その体が地面に触れた途端、まるで地面がプールか何かに変化してしまったかのように、ずぶんっ! と沈み込み、そのままモコモコと地面を盛り上げながら、オークナイト目指し突き進んでいった。
あんなあからさまな接近で大丈夫なのか、今更ながら不安になってきたけど、オークナイトはフローラとライムに夢中で、ムギの接近には最後まで気付かなかった。思惑通り、足元から飛び出したムギが、その背中に張り付いた。
「よしっ! それじゃあ私も、《カースドバインド》!!」
そんなオークナイトに向けて私も駆け寄ると、有効射程ギリギリから《魔封鞭》スキルのアーツを使い、その動きを封じ込める。
いつもなら、ボス相手に拘束系のアーツを使ってもあっさり私の方が投げ飛ばされてるけど、今回はフララのスキルに《強力の丸薬》と、二重に補正をかけているお陰で、なんとか粘ることが出来ていた。
「フローラ、終わったよ、おいで!」
「だー!」
そして、オークナイトの動きが止まっている隙に、フローラとライムを回収する。
楽しかった! と言わんばかりに、満面の笑みを浮かべながら飛び込んできたフローラを抱き留めると、限界時間を迎えたアーツが解け、オークナイトが再び私に向けて攻撃を繰り出してきた。
「おっと! もう、忙しないなあ」
このやんちゃ娘のフローラを守ってくれたライムを労いたかったけど、流石に戦闘中じゃ難しい。
仕方ないからそっちは諦めて、大人しくさっきまでと同じように、フララとクロルの攻撃を軸に、私自身もまた鞭から解体包丁へと持ち替えて、チマチマとそのHPを削っていく。
「あと10秒、9、8、7……よし、そろそろかな」
オークナイトのHPが、そろそろ残り7割に差し掛かろうというところ。
ビートのCTが終わり、ユニオンアタックのCTもようやくあと少しで終わるというところまで来た。
それを視界の端で確認すると、私はすぐに解体包丁を短杖に持ち変えて、更にライムから《麻痺投げナイフ》を受け取り、もう片方の手に握り締めた。
「ムギ、お願い!!」
「――――!!」
私が指示を飛ばすと、それまでじっとオークナイトに張り付いたまま待ち続けていたムギが、待ちくたびれたとばかりに一斉に《収納》スキルで抱えていた《麻痺ポーション》をオークナイトに叩きつけていく。
「《パワーシュート》!!」
それに合わせ、私もまた正面から、《投剣》と《投擲》の二重のスキル補正を受けた《麻痺投げナイフ》を、アーツの力も加えて確実に、そして強引に正面から叩きつけた。
元々、威力なんて二の次で作った小さなナイフ。それが鉄壁な筈の鎧を貫いてほんの僅かなダメージを与え、ムギのぶちまけたポーションと合わせて、一気にその体を麻痺毒が蝕んでいく。
「ブ、モォ……!?」
「よしっ、ムギは《送還》。そして《召喚》! 来て、ビート!!」
狙い通り、オークナイトが麻痺状態に陥り、その動きを止める。
それを確認するなり、私はムギを召喚石に戻し、肩に乗ったライムが阿吽の呼吸で《ナイトメアポーション》を使って私のMPを回復してくれるのと同時に、改めてビートを呼び出した。
ビートとクロルの維持コストで、徐々に減っていくMP。正直ギリギリだけど、ライムが上手く回復を合わせてくれると信じて、全力でぶちかます!!
「みんな、行くよ!! フララは《サンダーストーム》、クロルは《針射撃》、ビートは《闇属性攻撃》、《激突》!! 《野生解放》、《アタックフォーメーション》、《ユニオンアタック》!!」
フララ、クロル、ビートの3体に矢継ぎ早に指示を飛ばし、それをサポートするための3つのアーツを、ライムからのポーション供給のタイミングと合わせながら連続行使する。
フララの体を紅いエフェクトが覆い、そのステータスを引き上げる。
それと同時に、フララが正面に浮かんだ緑の魔法陣に向け勢いよく羽をばたつかせ、その先から雷を纏った猛烈な竜巻を発生させる。
クロルとビートにも、赤いエフェクトが湧き上がってステータスを引き上げられると、クロルは背中の針を飛ばし、ビートは赤いエフェクトさえ塗りつぶすほどの黒いエフェクトを纏いながら、オークナイト目掛け一直線に突っ込んでいく。
私の3体のモンスターからの集中攻撃に、けれど麻痺したままのオークナイトが何か対処できるはずもなく、まともに全ての攻撃をその身で受けた。
フララの竜巻にその身を削られ、今度こそタイミングを揃えたクロルとビートの攻撃が、オークナイトを守る鎧、そのど真ん中へと同時に突き刺さる!
ビシッ! と、オークナイトの鎧に亀裂が走った。
HPがみるみるうちに減少し、半分を割り込んでもなお止まらず、残り3割ほどでようやく止まる。
それと同時に、鎧がついに砕け散った。
「よし!」
これまで発揮してきた、オークナイトの並外れた耐久力は、その膨大なHP量もさることながら、鎧や盾を活かした高いDEFやMINDも問題だった。
その一角が崩れ、ダメージが通しやすくなった今なら、残り3割のHPもすぐに削り取れるはず。
そう考えた私だったけど、当然オークナイトもこの程度で終わる程甘くはなかった。
「ブモォォォォ!!」
鎧を失えど、その瞳に燃やす闘志に些かの衰えも見られないまま、オークナイトは不退転の決意を示すかのように咆哮を上げた。
最近少し先の展開に詰まってきたので、更新頻度を週一に落とそうと思います。すみませんm(_ _)m