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エピローグ

結婚パーティーの際の侵入はやはり隣国の王太子の仕業だった。隣国の王はそれはもう怒ったらしく、王位継承は今回のことで第二王子に変更された。それから第一王子は現在王族が管理する場所で監禁中だとか。牢屋にいられるよりはマシだと思うので我慢してもらいたいところだ。そしてそんな8年が経った今何事もなく…いや、それは嘘になる。なぜなら…


「父上!母上!お花が綺麗です!」

「走って転ぶなよ〜ハーリアル」


ハーリアル・シャオ・カラータ。俺とラターシャの息子である。ラターシャに似てとても顔立ちが良く笑顔が可愛い息子である。


「ソラ、ハーリアル!もうすぐご飯ですよ〜!」

「「はーい」」

「ふふっ、本当に似ているんだから…」


ラターシャもとても大人らしくなり、貴族の中ではこの美人さと冷血と言われていたが、俺のおかげ?で笑うようになったラターシャはとても人気である。でも、男性には人気なのだが、何もされてないという。俺が夫だからだろとナタリアに言われたけどどういうこと?


「ほら、2人とも座って」

「お!美味しそうだ!」

「ママのご飯好き〜!」


実はラターシャ、料理が趣味だったりする。元々は苦手だったらしいが、お手伝いでやってみた瞬間好きになったらしい。今では貴族内でも知られている絶品料理を作れるラターシャである。


「結婚して8年経ってソラはお父様の後を継ぎ公爵になって、息子も生まれるなんて思ってもみなかったです」

「まぁ、俺は結婚したことすら思ってもみなかったけどな。しかも公爵に嫁ぐとは思ってないし」

「ですね」


俺は1年前にお義父さんの後を継ぎ公爵となった。その前はお義父さんの手伝い、そしてまさかの陛下に頼まれて魔法の講師をしていた。魔法のことがバレて以来、結構大変だったが、楽しい毎日を過ごしていると言える。


「さてと」

「父上、お仕事に行ってしまうのですか?」


かわ…うちのこ可愛すぎる!!


「あぁ、ごめんな、ちょっとトラブルが発生してるから行かないといけないんだ」


まだ結婚パーティーの事件のせいで隣国と色々問題が積み重なってることはラターシャにも秘密である。あの王太子…よくも仕事を増やしやがったな…するとちょっと残念そうにハーリアルが口を開いた。


「そっか〜」

「あ、ハーリアルとラターシャナタリアのところ行くか?」

「カルティアのところ!?行きたいです!父上!」


カルティアとはナタリアとカリーの娘である。ハーリアルもカルティアも同い年でまだ3歳なのにお互いに好意を持っているのはバレバレである。父親としてはそんなに早くなるとは思ってなかったので悲しいところでもある。


「そういや、多分ティルもいたはずだぞ」

「ティルも!?」


ティルはウラーとシャルの息子である。もうこの3人は幼馴染なので仲良しだ。


「ラターシャも行ってきなよ、ナタリアもシャルもいないから公爵夫人達で楽しみなよ」

「それはうれしいですけど…公爵に許可は?」

「あぁ、昨日聞いといたから大丈夫だよ」


ラターシャは驚いた様子だったけど、すぐに嬉しそうに笑った。可愛い…じゃなくてまぁ、ナタリアもシャルも同じ公爵でラターシャ達も公爵夫人として大変だから夫としてこれくらいわね。


「じゃあ、そろそろ馬車が…お、来たな」

「ラターシャ、ハーリアル、途中まで一緒に行こうか。ナタリアと合流して向かうよ」

「やった〜!父上と馬車!久しぶり!」

「そういや、そうだったな。もうすぐ一段落つきそうだからまたカラータ領に遊びに行くか」

「いいの!?」

「あぁ、ラターシャもいいか?」

「もちろん、楽しみです」


2人の笑顔をみて、俺も微笑む。公爵だけど今の空間は紛れもなく普通の家族の光景だ。この光景をずっと守り抜くと心に誓った。


皆さん、今まで見てくださってありがとうございました!今後のソラやラターシャは一体どうなるのか分かりませんが、皆さんもぜひ想像してくれたら嬉しいです。改めて、みなさん今まで読んでいただきありがとうございました!


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