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結婚式

シークレットシューズの音が静かな場所で聞こえている。理由は…


「大丈夫だよな?色んな人くるんだよな?え?本当に大丈夫か?」

「ククッ、緊張してるし、全く慣れない様子だな。元々侯爵の息子だからパーティーには慣れているはずだが」

「それとこれは全くの別物だろ?ラターシャと俺、ほとんど昨日寝てないぞ!?」

「ほぉ〜2人で寝てるのか」

「お義母さんが…ね…」

「なるほど…」


実はお義母さんの性格は結構知っている人が多いようで…ナタリアに言うとこんな感じですぐに納得されるのだ。その時、ノックオンがした。


「どうぞ」

「「!」」


来ていたのはラターシャとカリーさんだった。


「ソラ、似合ってますね」

「ラターシャも似合ってるよ」

「ナタリア、その…凄くカッコいいです…」

「カリーもとても似合ってる」


2組の桃色空間が形成された。まぁ、仕方ないよね。一生に一度のウェディングドレスがとても似合ってるんだから。


「皆さん、お時間です」

「「「「はい」」」」


結婚式は男性がまず式場に入る。その後新婦と新婦の父が一緒に入り新婦の父から新郎が新婦を受け取る形になっている。


「うわぁ、カッコいい…お二人ともとても綺麗…」


え?なんかみんなキラキラしながら見てるんだけど。え?どういうこと?

そして、おれたちが神父さんの前に立つとラターシャとカリーさん、そしてラターシャの父とカリーさんの父がお互い腕を組みながら出てきた。


「わぁ、とても美しい…」


だよね!そうだよね!それだけは同意する。あ、どちらのお父さん達も今すぐにでも泣きそうになってる。


「ソラくん…頼んだ」

「はい、一生をかけて幸せにします」

「ナタリアくん、頼んだ」

「もちろんです。」


貴族としてなんかイメージ的に固い挨拶になると思ったけど、そんなことなかった。なんか案ずるな陛下とか予想してたけど普通だったな。

そして俺はラターシャの腕を、ナタリアはカリーさんの腕を取り、壇上に立った。

そして壇上の上にいた神父さんが聖書に記載されている聖句を読み上げ始めた。改めて思うけど凄いよなこれ。この壇上に建てるのは隣国の神聖国のトップだ。ということは世界トップクラスが俺達の結婚式を行ってくれてるというわけで…ラターシャすんごい嬉しそうだし。そしてクライマックスが来た。


「ナタリア・シャオ・クラース」

「はい」

「汝は、カリー・シャオ・カーリオを妻とし、いついかなるときも、愛し合い、互いを支え合い、生涯を共にすることを誓いますか?」

「はい」

「カリー・シャオ・カーリオ」

「はい。誓います。」

「汝は、ナタリア・シャオ・クラースを夫とし、いついかなるときも、愛し合い、互いを支え合い、生涯を共にすることを誓いますか?」

「はい。誓います。」


次は俺達だ。

「ソラ・シャオ・イシャーラ」

「はい」

「汝は、ラターシャ・シャオ・カラータを妻とし、いついかなるときも、愛し合い、互いを支え合い、生涯を共にすることを誓いますか?」

「はい。誓います。」

「ラターシャ・シャオ・カラータ」

「はい」

「汝は、ソラ・シャオ・イシャーラを夫とし、いついかなるときも、愛し合い、互いを支え合い、生涯を共にすることを誓いますか?」

「はい。誓います。」

「宜しい。それでは、その誓いの証として、指輪を交換しなさい」


婚約指輪は俺だけで決めたけど今回は2人で決めた結婚指輪をお互いにはめる。実は婚約指輪を買った場所王家も指輪を買う有名指輪店だったらしい。値段を見た時、0が何個か多くない?と思った理由が分かり、納得した。そしてナタリア達も指輪をはめ、どちらも指輪を交換しあった。


「それでは、神の御前で、夫婦の契りを交わしなさい」


俺は、ラターシャの顔に掛かっているヴェールを捲った。そして、ラターシャは少し涙目になりながら、


「ソラ、大好きです」

「俺も、大好きだよ…ラターシャ」


お互いにそう囁き合った後、俺はラターシャにキスをした。短いキスだったが、永遠とも思えるキスだった。終わった後、俺とラターシャは微笑みあった。


そして俺とラターシャ、ナタリアとカリーさんの結婚式は盛大に祝われ、幕を閉じたのだった。




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