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territory  作者: 紫音
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-Side Girl

-Side Boyの女の子視点です

社会人にもなって、部屋の片づけも出来ないあいつ

いい加減、世話するのもどうかと思うけど

なんだかもう習慣みたいなものだから仕方がないと思う。


大体、私のことを母親か家政婦くらいに思ってるんじゃないの?


高校の時、いつもみたいに部屋を片していたらえっちな雑誌があった。

あぁ、こいつも男なんだなぁ~って思ったら

なんだか少し淋しくなって…

雑誌の表紙のキレイなボディラインを見せ付けるモデルに、

やっぱり男はこういう女が好きなんだと思った



二十歳も過ぎて、それなりに成長した自分の体は相変わらず幼児体型。



がんばっても、キレイな女の人には程遠くて泣けてきた。


だから、決めた。

家政婦でもなんでも良いから、こいつの傍に居座ってやると…


幼なじみなんて肩書きが都合良く私達を近付けてくれる。


そして、今日もまた、部屋の片付けと称して

彼女がいないかチェックしてやるんだから



…嫌な女とでも思えば良いわ


それ位…あいつが好きなんだから



「ねぇ、聞いてるの?」

話しかけても返事をしないあいつに、

腰に手を当て怒りのポーズで振り向く。


何を考えてるか分からない表情

ベッドに寝転んで片ひじ付いて、こっちを見てる。


もう一言何か言ってやろうとすれば


「なぁ」

と、ようやく今日の第一声

「なによ」

文句は言わせないわよ

部屋からも出てってやらない


挑むように睨み付けていると



「…結婚しようか」


と、突飛も無いセリフ



……何を言い出すのか…


結婚?

バカじゃない?

幼なじみで…恋人すっ飛ばして結婚なんて

唐突すぎてギャグにもならないわ


なのに…私は何も言えず赤面

意味不明すぎて、平手打ち



だけど神様…

どうか、今日がエイプリルフールじゃありませんように


一応、これでおしまいです

物凄く短いのですが、短くまとめてみたかったんです。

なんかあっさりしすぎかな?とも…

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