表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/17

第1話 なんだこいつ〜!

初めましてザラメです。

読んでくれるとありがたいです。

 人間は面白い。そう感じたのは中2なってすぐだ。観察すればするほど楽しくなる。私には友達がいない。別にいなくても大丈夫だし。複数人でいるよりも1人でいる方が楽だ。さて今日は誰を観察しようかな♪

 私は小雪風華。先月の誕生日で16歳になった高校一年生だ。ちなみに誰からも祝われていない。まあ、家族は2ヶ月前に交通事故で亡くなっちゃたしね。友達はいない。いたら祝われるはずだもん。初恋もまだ。趣味は読書,人間観察,ゲーム,アニメ,etc. 一応だが帰宅部。唯一の誇りは成績が学年一位。テストで一位以外を取ったことない。そして私は影が薄い。だから観察をしていることが一度もバレたことない。"ドヤッ!“ だから今日は一軍男子でも観察するか。


 放課後

 今私はなんと、なんと、なんと教室にいます。何故か今日の対象に、教室に残れという紙がトイレから帰ってきたらおいてあった。

「で、用事とはなにですか?」

「今ここではっきりと言っておくが、俺はお前のことは興味ない。確かにスタイルはいいが俺の好みじゃない。今日ずっと視線を感じていたのだけど、正直言って不快。やめてくれ。」

「・・・・・は?」

 えっ、なに言ってんのこいつ。自意識過剰とかキモ。確かに外見はいいけど、中身腐っているじゃん。もしかして脳みそまで腐っていて、頭の中お花畑なのかな?まじでなに言ってんの。気持ち悪。こうやってナルシストってできるんだね。

「は、じゃねーよ」

「いや、私あなたのこと好きでもないのだけど。そもそも名前も知らないし。勘違いはやめてください。」

「ふざけるなよ。振られたからって嘘つくなよ。まじで時間の無駄だったわ。」

「いやあなたに興味ないです。中身腐っている人がなに言っているのですか。自己評価の高いナルシストなんですか。そもそも残るようにしたのはあなたですよね。キッショ。さようなら。」

 そして私は彼を置き去りにして帰路についた。

 いや〜腹立ったけど少しスッキリしたわ。あの顔は最高。写真撮って保存したかったな〜。というかバレてたんですけど。しかも人生初。えっ、怖い怖い怖い怖い怖い怖い。あいつどれだけ自意識過剰なの。マジでキショい。あいつと後10ヶ月も同じクラスなのはキツイな。でもどうせ寝て明日起きたら、今日のこともあいつのこと忘れてるんだろうな。今日は帰って宿題して、家事して風呂入り寝よ。


 次の日

 今日はやけに教室が騒がしいな。いつも騒がしいのになんでもっと騒がしいんだよ。朝から憂鬱だ。

「え、お前振ったら、カウンターされたの。」

「カウンターしたやつ見る目ないね〜。」

 へ〜あいつカウンター喰らったんだ。カウンターしたやつよくわかってるね。あいつ中身腐っているからね。

「「「「きゃ〜」」」

今度は黄色い歓声が

「おはよう」

 そして教室に入ったのは一軍男子の中でもトップ、そしてこの学校で一番人気の男子・東條瑞稀。成績優秀、スポーツ万能。そして誰にでも優しい。そしてついたあだ名は王子様だ。みんな彼の虜だ。男女問わず。彼のことが嫌いな人間はいないだろう。ちなみに私は無関心だ。

 あ〜早く帰りたいな。

初めて書いた小説なので文章が拙いと思いますが、感想、ご指摘してくださるととてもありがたいです。

よろしければ高評価とブックマークしてください。

今後ともよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ