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日間1位作品のアクセス数が連日3桁当たり前になってきた。

残念ながらこれが現実です。というか私は『若者のライトノベル離れ』というものを書いた人間です。ここ「なろう」様でも公開しております。実はもうラノベ市場ってMAXでも300億円(2009年)ですがすでに2022年現在で211億円市場の上にもう文庫版が毎年15億~20億減少してるんですね。ということはどう見てもこのままいくと2026年か2027年に市場半減になります。

でさらになんですけど日間1位作品がもう5桁(1時間で数万アクセス)からよくて1時間約3,000、下手すると1,000を切って3桁(1時間で約800アクセス)に落ちてるんですよね。


そしてライトノベルの実売ランキングってオリコン様が毎週出してるけどもうアニメノベライズばっかりなんですよね。たまに違う週もありますが基本もうここ2~3年に出た公募発のラノベは駆逐されたあとです。週10位にもランクインしませんよ。


ということはもう公募発のラノベってオワコンなんだよ。今や残りのラノベ市場の売れ筋主力はプロが書いた原作アニメのラノベ作品だよ。つまりもう素人はお呼びじゃないんだ。


ちなみに電子市場は「~を買うと今なら~が無料」・「100%ポイント還元セール」とかやるのでみかけの市場額と違ってほぼ実質無料ですからね。それ「実質タダ」ですから。値段付いてても。君が買ったのはあくまで電子コミックであってラノベじゃないのね、その場合。


なのでね、残念ですがラノベはガチでオワコンです。


それともういい加減に異世界恋愛って実売で売れるのか?という当たり前の常識をそろそろ身に着けてほしいかなって。まず世の半分の男を切り捨てるって意味ですからね。総合ランキングに異世界恋愛ばかりになるということは世の半分の男性読者を切り捨てるって意味です。

【参考文献】

・「小説はつまらなくて、マンガはおもしろい」から売れないのか…文芸市場が抱える課題 12/30(土) 7:03配信 現代ビジネス 飯田 一史

・『週刊文春・電子版』2023年6月19日 

・飯田一史著「大人が知らない間に『若者のライトノベル離れ』が起きていた…!」日刊ゲンダイ2020年11月22日

・『オリコンエンタメ白書』各年

・『オリコンラノベランキング』各週実売数

・出版科学研究所『出版指標年報』各年

・読売新聞「学校読書調査」2022年10月28日

・飯田一史著『「若者の読書離れ」というウソ』 平凡社 2023年.

・飯田 一史「『小説はつまらなくて、マンガはおもしろい』から売れないのか…文芸市場が抱える課題」 現代ビジネス電子版 2023年 12月30日(電子ラノベ市場推計)

・インプレス総合研究所『電子書籍ビジネス調査報告書2023』

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― 新着の感想 ―
[一言] ラノベだけでなく本が買われない&ラノベを読む層は本を買わない、というところだと思います。なろうに出入りする人は他人の書いた本を買わないんじゃないですかねえ。定番の表紙イラスト「無し」だったら…
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