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旅の魔法使い  作者: こむぎさんち
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その始まり

マジで初めてなんで 温かい目で読んでくれるとうれしいです

マイペースに投稿していくのでなにとぞよろしくお願いします!

 この日 新たな命が生まれためでたい日なのと同時に、多くの人が死に至った「最悪の日であった】



「おぎゃーおぎゃー」


と村中に赤ん坊の声が響き渡っていた。


「よくがんばった!セリア あぁかわいい、今日から僕もお父さんだ!ありがとう本当にありがとうセリア!」


男の名はマルクこの赤ん坊の父である、彼は大きな声をあげて喜びに満ちていた。周りには産婆や赤ん坊の親せきなどが、集まっていてマルクと同様にとても喜び祝ってくれていた。


「あなた、この子に名前を付けてあげて。私たちの大切な坊やに」


セリアがそう言うと、マルクが自信満々な表情で


「あぁそうだな!この子の名前はエリセル、エリセル・ライゼンだ!」


と大きな声で皆に聞こえるようにその赤ん坊の名前を言った


「いい名前ね あなたにしてはやるじゃない ふふっ」

「僕をなんだと思ってるんだ....」

「ほぉ~れじぃじだぞぉエリセルゥ かわいいぃのぉ いないいなーいばぁ!」

「ちょっとお父さん驚いちゃうでしょまだ生まれたばかりなんだから」


そこに集まったもの、それ以外の村の住人、はその後赤ん坊の出産祝いに、

パーティを開いて楽しく夜まで飲みあかしていた。


「しっかし、あのクソガキだったマルクがもう立派な父親だとは、なぁ」

「でも結婚をすると聞いたときのほうが驚いたわぁ あのマルクがねぇって」

「おいおい!本当に酷いいいようだなぁ」

「ワーっハっハー!そう怒るなって、お前をからかうぐらい みんなお前が好きってことよ」

「う、うるせぇ!」

「お前らセリアの出産と新しい命に祝いの気持ちを込めて かんぱーい!!」


月は完全に上り、それはきれいな満月 パーティに集まっていた人達は

自分達の家に帰り寝床につこうとし、その場を離れていくところであった。


「ギャーーーー!」

「やめて!殺さないで!」


女性の大きな悲鳴とともに事態は起こった。剣やナイフ、弓などの武器を持った男たちの集団が、高笑いをしながらこちらへと向かってくる 


「野郎ども!!男と老いぼれどもは全員ぶっ殺せぇ! メスとメスガキは商品として売るのと俺らの奴隷にする。生かしてとっ捕まえろ! あぁそうそうババぁと

ブスも殺せ需要はねぇ ハッハッハハハー!」

「金目の物をよこせぇ!」


「お助けください....し、死にたくな、、あ゛あ゛あ゛!!」


「痛い痛い やだ、、!やめ、、」


悲鳴や泣き声は村にとどまらず、森中に響き渡っていた。家は燃やされ

金目の物は奪われ男や老人は、刺され・切られ・射たれ殺されていた。

中には目をくりぬかれたり、四肢もろとも裂かれもて遊ばれてから、

殺されていった者もいた。


「頭ァ見てくださいよ 赤ん坊だぁ」

「おぎゃーおぎゃー」

「こいつ少し魔力おびていますぜ」

「赤ん坊でか このガキ≪マナ・アンテノス≫か、自然や魔力に愛されて生まれてくる存在、こいつぁ魔法使いどもに売り出せば大儲けだぞ! 生かして闇オークションにかけろ! 悪いなガキ 俺らのために、媒体にされたり実験されたりしてくれ ハーっハッハー!」

「今日は大収穫だぜぇ!」


その後盗賊らは、残りの村の者を殺し、浚い金品は奪って行った。

村には、死臭や燃え焦げた匂い、死体がそこら中に転がっていた

昨日までの明るく人々が支えあって楽しく生きていた豊かな村の姿は、もうどこにも無くなっていた.......


そこから3日の日が経ち とある町の地下にある、荒くれモノや貴族、魔法使いや他国の者まで集まる大きな会場で 闇オークションが開かれていた。


「100万ゼニ!」

「150万」

「200万」

「200万、他はいませんか? ではこちらの商品は、18番のお客様が落札いたしました!ありがとうございます さて最後の商品に移らせていただきます!

こちらの赤ん坊です!今は睡眠魔法で眠らせていますが、いつもは夜泣きがうるさい元気な赤ん坊でも、ただの赤ん坊ではありません!なんと!

マナ・アンテノスなのです 自然に愛され魔力に愛され生まれながらにして多くの魔力を持ち、普通の人より魔力の吸収が早い!」

「これは珍しい」

「私の魔法の実験に欲しぃわぁ」

「これはこれは!」


観客がざわめきだしためったにお目にかかれないマナ・アンテノス

それもまだ赤ん坊 まだ自我が薄いため、反抗しない、逃げ出さない、

そんな都合が良すぎるものを誰もがほしがる。


「さぁさぁ皆さん!錬金術の媒体、調合の材料、魔法の実験、将来の飼い犬

いろいろな使い道のあるこちらの商品!300万ゼニから始めさせていただきます!」

「350万!」

「380万」

「430万ゼニよ」

「600万ゼニ!」

「600万ゼニ!他にいませんかぁ」

「750万!」

「出ました750万!他に声をあげるかたはいませんかーではこちらの商品750万で、、、」

「1000万ゼニ」


商品が落札されようとしたその時、魔法使いのような恰好の体つきのいい老人が声を上げた、観客たちは、またもざわめきだした。

1000万ゼニという大金 落札まじかの前言まるで逆転劇のような展開にその場の誰もが驚いていた。


「なんとぉ1000万です!この値を超える方はいませんか!では46番のお客様の落札です、おめでとうございます!これにて今回のオークションを閉めさせていただきます。ご参加ありがとうございました!今回の落札者の皆さまはこの後客室にて、対応させていただきます!では次回のご参加お待ちしております!」


その日のオークションは終了し、各落札者は、客室にて決済を行っていた


「儂の後継者.....さて この後名前を決めないとな。」






次回も読んでください!

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