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第2話 神の力 人の儚さ

「あの〜本当に神様なんですか?生贄とか聞いてないので早くお家に帰りたいですけど?本当に神様なら何か凄い力見せて下さいよ!」

しまった!勢いて自称神挑発しちゃったよ!ごめん彼女さん!

「ほぅ、お前らは神の力を信じてないのか?お望みなら見せてくれよう神の力を!」

嫌な予感がしたが背後には天使達が控えているため逃げられない…。


そこからは記憶が曖昧になっており、気付くと僕と神レモンは巨大な火山の頂にいた。


「あんな女を愛人にしやがって!くたばれクソジジイ!」

「あんたは早く火口に飛び込みなさいクソトカゲ!あのクソジジイ使えないボンクラ寄越しやがって!」


温厚な老婆を演じていたレモンは邪悪な笑みを顔に貼り付け、内に溜まった鬱憤を発散している。

僕はというと緑の1対の羽を持った4本足のドラゴンに変貌していた。体には多くの鞭の傷痕が付いており、裂けた傷跡と火山の熱気が徐々に体力を削っていく。


このクソババァ(レモン)の暴言をかいつまんで話すと、他の次元から拉致した子供達を魔獣に変貌させ飼っているらしいのだが、クソジジイ(ライゼル)は僕の彼女の■■■■の事を気に入り、勝手に天使にしてしまったそうで。クソである。

どうやらレモンは元々ライゼルに仕えていた天使上がりの神であり、恋人関係であったが、気分を害して喧嘩中とのこと。修羅場である。

ちなみに僕は最弱の魔物の1角であるバニラドラゴンに変身したそうでババァのサンドバッグになってしまった。クソである。


そして本日クソババァは僕の廃棄に来たのであろう!

こいつの元を離れられるのは僥倖だが場所が悪かった…


この火山の中には世界四大地獄の一つ、地獄宮が聳え立っているのだ…


こんな傷だらけの状態で凶悪な魔物の巣にぶち込まれれは瞬殺であろう…


グッバイ!僕の人生…いやドラゴン生…

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