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ギルドマスター

やばいな~早く帰りたいのに~っと、そんな事を思っていると、2階からシェーンさんと、なにやら貫禄のある、だけど、背の低いドワーフっぽい、おっさんと綺麗な赤毛の少女が降りてきた。

ドワーフっぽい、おっさんは、黒い髪に髭は長く、つり上がった目つきで経験豊富な冒険者っと言う感じで、赤毛の少女は18才ぐらいのお姉さま風で、赤い目で少しカールのかかったロングヘアーの巨乳さん「おっ、大きい・・・」っと思わず声が出てしまうほどで、女の私から見ても羨ましい限りである。そして、彼女は魔法師の様で、魔石が着いた立派な杖を持っていた。

「君がLv100で初心者冒険者のラミア君かね。私はここでギルドマスターをしている、ドリトル・マークと言う。そして、隣にいるのが、SSSランクのミリア・カーンだ。」と自己紹介してきた。

うわああ、やべえ、このおっさんギルドマスターだったよ。その後に、「ミリア・カーンです。ミリアと呼んでくれていいですよ。」っと赤毛女性も挨拶してきた。二人とも高そうな装備をしている。

「あっ、ラミア・御劔です。よろしくお願いします。」そういうと、一瞬、ドリトルの表情が強ばったが、すぐに穏やかになり、「2階で話そう。」と言って促していった。

だって、断れる感じがしないし・・・本当は、さっさと終わらせて帰ろうっとしたのだけど、「話を聞かないと登録できない」と言われては行くしかないでしょ・・・。


 部屋に入ると、ミリアさんが魔法を展開する。思わず紅椿に手を掛けて構えるが、ドリトルさんが制止してきた。「心配ない、防音、遮断の魔法をかけてもらっただけだよ。」

そう言って、席につくように促す。

「シェーン、ミリア。今からの事は他言無用だ!!これはマスター命令だと思ってくれ。」ドリトルが、そういうとシェーンもミリアも頷いた。

 ただの登録に来ただけで、なんでこうなるのよ~。お兄ちゃん、もっと偽装Lv下げといてよ~


シェーンさんが、お茶を入れてくれて、少しの沈黙があったが、ドリトルさんが口火を切った。

「単刀直入に聞くが、君はアモン・御劔の関係者かね?」

まさに、ストレートな質問であり、私は動揺して、手に持ったカップを落としてしまった。

「なっ、なんのこひょでひゅか・・。」うわあああ・・思わずカミカミになった~

突然出てきたアモンの名前に狼狽えながら、

「なぜ、その名前が出てくるのですか?」と聞くと、ドリトルが答えはじめた。

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