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最凶最悪の錬金術師

毎週楽しみにして頂いて下さっている様で、とても嬉しいです。これからも、無理をせず、長く続けて行けるよう頑張りますね。

「一体どうなっているのだ!」

帝国城内の王室から大きな怒鳴り声が響く。

「此のところの戦場での負け続け、頼みの転生者も半数が倒されたと聞く、なにゆえに此のような事態となっているのだ!」

王室の中央で、怒りに震えながら、周囲の各貴族に問い詰めるラルフ皇帝がいた。

「恐れながら申しあげます。」キール卿が先陣を切って話始めた。

「此度の敗戦は一重に<裏切り者>の力によるものでございます。」

「<裏切り>だと・・。だとしても転生者をも倒せるものがいたのか?」その問いに、苦虫を潰した様な表情でキール卿が答える。

「はっ、<転生者>であった天道寺 茜でございまして・・・。彼の者は<勇者>の称号を持っており、剣技に長けており、加えて称号により、LVも他の者より遥かに高く、まさに一騎当千の強さでございなすれば、このまま戦闘は困難かと・・・。」

その報告を聞いたラルフ皇帝は、壁に飾ってあった剣を掴み机を一刀で切りつけ、返す刀でキール卿の鼻先を掠めた。

「ならば、もう一度強い転生者を召喚すればよかろう。今の転生者でも、新たな転生者を育てる時間稼ぎにはなるであろう。」皇帝の一言で、再び召喚の儀式が決定したのである。



そして、半年後。再び儀式が行われた。


城内中央の広場にて儀式が行われ、巨大な魔法陣が展開された。そして、しばらくすると、魔法陣の中央に一人の姿が現れたのである。

その者の姿は、30才ぐらいの成人男性で、髪は赤く少し長めのボサボサだが、赤く鋭い目付きが印象的で、どこか狂喜じみた感じを受けた。そして、その者は白衣姿であったのである。

「ほう・・。これが<転生><召喚>というものか。」

そういうなり、経験した事があるがごときステータスのチェックを始めた。

「よくぞ、わが国に・・・」と挨拶を始めた皇帝だったが、

「ああ~そんなの別に必要ないから~。大体察しがついてるぞ。ようは戦いに負けそうだから助けてくれって話だろう。だが、残念だが、俺は戦う力なんぞ、これっぽっちも持ってないぞ。」

その言葉に皇帝や貴族は落胆した表情をみせた。

「だが・・・。心配するな、この俺が必ず勝たせてやるよ・・・。ただ俺の望む物を用意できて、俺に指図をしないと約束できるのならばな・・・。ははは・・。」

「必ず勝てるとはな・・。その傲慢な態度、嫌いではないが、それだけの事が出来る保証があるのか?それを提示できるのであれば、その方の条件を飲もうではないか。」

皇帝の言葉に、ニヤリと口許をゆるめ。

「俺は、元研究者だ、そして、この頭の中には、元の世界の<大量破壊兵器>の知識が残っていて、しかも、使えるスキルが<錬金術>だ、あとはスキルLVを上げるだけって事で、これ以上の説明いるか。」

「ははははっ、これはいい。わかった、条件を飲もう。で、そちの名は、なんと申す。」

「俺は、<佐々木 圭>という。じゃ、俺の部屋への案内と、食い物と女の手配頼んだぜ。」

そういうと広場から出ていった。これによって、最凶最悪の錬金術師が、この世界に放たれたのであった。



そして、同時刻、辺境の地にも、魔法陣が現れて一人の人物が召喚されたのであった。その人物こそ、<御劔 亜門>その人であった。

次回予告 ついに 亜門登場。回想編クライマックス突入です。

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