現れたる悪は・・・・
昼・・・・・
白萌え田園に悪ヒーロー団が現れ・・・・
「さーやっておしまい」
「了解ッス」
金髪狐耳・・・・・
水着の様な服・・・・・・・
こぼれを落ちそうな・・・・・
ダイナマイトボディー・・・・・
強気な美女の指示に・・・・
機械兵が応え・・・・・
機械兵が走り寄る・・・・・
単眼で細身人形・・・・
大半は金色・・・・
「わー助けてくれーー」
農作業中の人々が逃げていく・・・・・・
雲の子を散らす様に・・・・・
「あっーはっははははは」
「良い気味」
胸を反らしポーズ・・・・・
浮遊する円盤の上で・・・・
「心地いいわ」
「念の高まりをかんじるわー」
「ヴァヴァイダーの連中」
「からも報酬出るし」
「適当に切り上げるわよ」
「了解っス」
一体が応える・・・・
白い・・・・・
「働けー」
「そうだそうだ」
「俺たちだけにやらせんな」
そして混じり・・・・
器用にジャガイモを収穫していく・・・・・
緑に輝くソレを掴み・・・・
優しく念術で引っ張り・・・
するすると畑から抜けていく・・・・・
念術で作り出した・・・・
複数のカゴに丁寧に入れていく・・・
傷つかないように・・・・
入れた後も平気な様に念術で一つ一つ包み・・・・
「背負え」
「軽くなる!」
「すばらカゴ」
「でも収納の方が良いよな」
「いつかいつかー」
機械兵は楽し気に・・・・・
ダイマナイト狐美女は・・・・・
ジャガイモを一つ手元に念術で引き寄せる・・・・
「くくくくく」
「此れで当分は」
「困らないわね」
機械兵は小さい畑を収穫し終え・・・・・
それぞれ話している・・・・
「なあ」
「これ凄くねえか」
「ああ」
「一個あれば」
「病気知らずに」
「寿命伸びそうな」
「神ジャガイモ」
一番少ないカゴを念術で持ち上げ・・・・
ぺかーと輝かせ・・・・・・
一か所に集め・・・・・
待つ・・・・・
「来ないわね」
「ヒーローにあるまじきデスネ」
一体が近づき・・・・・・
「どうすれば」
「報酬貰えませんシ」
「待つしかないと」
「なら少ないの一カゴ」
「頂きましょう」
そして植えられるようにと・・・・・
地をならし・・・・・
地を癒し・・・・・・
その様子を見る・・・・・
ジョー・アヘッド・・・・・
戦闘スーツ・・・・
通称<ヴァロード>に身を包み・・・・
メットはつけていない・・・・
正式名<ヴァロシャドウ>
上空で米粒程度の・・・・
悪ヒーロー団を見・・・・
「お手伝いにきたのだろうか?」
何時もの怪人では無いので様子を見ていた・・・・
ミカンもメットはつけておらず・・・・・
「邪魔」
「直ぐに排除」
「ああ」
「じゃあカゴは取り返すと」
「報酬で」
「見事な」
「悪ながらエレガント」
「手配されてたり」
「ありえそうな」
「余り有能だから」
「手配されてないような」
ヴァスライムはそろーとカゴの下に・・・・
戦闘開始と共にかごを対比させようと・・・
液状になり地に潜み・・・・・
お読み頂き有難う御座います。