最善
ミカンを見送ると・・・・・
青い軍服の・・・・
白髪長髪・・・
青い瞳の美女が・・・・・
「ヴァイス殿」
「こんにちは」
「ユカリさん」
「ジューだよ」
昼の光を浴びつつ・・・・
申し訳ありませんと・・・・
「そうでしたね」
「つい」
ユカリの肩にはヴァスライムが乗って居る・・・・
「ヴァイス殿と」
「防衛方法を・・・・」
「懐かしい」
「あの時は」
「ヴァイス殿一人で」
「あっまた」
「問題無いから」
「どっちでも良いよ」
「ジョーと言ったのは此方の事情だし」
「きっと深い理由が・・・」
ユカリは信頼を寄せている・・・・
ユカリ・ヴァファルケ・・・・
此の世界の管理者・・・・
神である・・・・
襲われ撃退できたが・・・・
まずいかもと・・・・
知り合いに相談・・・・・
応えたのは・・・・
ヴァファイアガーディーと言う組織・・・・・
その社長がヴァイス・エロズィオン・・・・・
つまりジョー・アヘッド・・・・
アヘッド・・・・
先へ転じて・・・・
最善のジョーである・・・・・
ユカリは田園風景を眺め・・・・
綺麗にうたうように・・・・
「グッヴァファルケ模様し」
「侵略者を安全に駆逐する」
「多重鏡面界虚像防衛システム」
「ミラーファンタズムアシスト」
「見事ですね」
「模様と想像そして最善を」
「愛を」
「ヴァスライムも」
「ヴァアイドルも」
「もう次に成りたいと」
「皆の愛で」
「お布施で」
ジョーの言葉に・・・・・
ユカリは微笑み・・・・
「信頼で」
「成り立つアイドル」
ジョーは尋ねる・・・・
「育成は」
「滞りなく」
ユカリは答える・・・・・
微笑みを浮かべ・・・・
「誰も手助けしてくれないと」
「神なのだから・・・・」
「でも」
「皆協力してくれて」
「ヴァイス殿も」
「此れからも宜しくお願いしますね」
ジヨーは頷く・・・・
ユカリの背を見つつ・・・・・
美しき背は見飽きることなく・・・・・
「勿論」
「じゃあ新人育成にも」
「了解」
「ふふふ」
「来て良かったです」
「そう」
「俺も」
「また何時でも」
ユカリはジョーに振り向き・・・・
「はい♪」
「ではまた」
消えていく・・・・・・
お読み頂き有難う御座います。