プロローグ
ピーッピーッピーッピーッピーッピ……………………
緊急手術室のライトが消えた。
先生方が出てくる。
「先生っ零はっ零は助かったんです、よね?」
「先生?」
先生の顔が暗いどうしたのだろう…
零は助かったはずなの、に…
「申し訳、ございません、私達では零くんを助けることは出来ませんでした…」
「そんなっ零は!絶対に、助かるって…零も言ってた、のに…」
キッ
そんな音が聞こえるようだった。
「許さない!絶対に!私のっ私達の、たい、せつ、なれい、を!零を返して!返してよぉ」
「母さん…この人たちを責めても何にもならない」
「じゃあ!あなたは、憎くないって、いうの!」
「憎いさ。とても、殺してやりたいくらい」
「じゃあ!」
「でもな、それで零が浮かばれるか?いいや浮かばれない」
「わ、かった、、、、、」
もはや泣き声が出なかった
母さん!父さん!なおったよ!
こっち見てよ!俺が死んだ?そんな冗談やめてよ
ねえ!ねえ!父さん!母さん!
最初は意味がわからなかった。
次は認めたくなかった。
次は、なぜこの世界にいるのか不思議だった。
死んでから初めて人に会った、実際は会ってはいたがこの場合、初めて認識された、の方が正しいか?
まぁいいまずはなぜここにいるのか聞かなければ、いけない。
[こんにちは、貴女は誰ですか?]
[私?私はねぇ~天使!]
………………………………………………………………………………………………………………………………………………はぁ?
読んでくださりありがとうございます!
これから頑張りますので続きも読んでいって下さい!