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凌辱
「そういえば、前にアメリカかどこかで、
人を撃ち殺すゲームを販売すると、
逆に、犯罪が減少するっていうのがあったな!!
そうか!!
制作者にどういう意図があって、
そのゲームを制作したのかはわからないが、
結果的に、そのゲームは、
人々を犯罪から“守って”いたんだな!!
一見、攻撃的に見えるものであっても、
その中には、何かしらの“正義”が、
流れているのかもしれない!!
ゲームの中で、人を撃ち殺すことを、
“悪”だと決め付けて、
一方的に叩くことは、容易い!!
だが、我々も、生きるためには、
肉を食わなければならない以上、
そう簡単に、決め付けるべきではないだろう!!
我々が、真に目指すべきなのは、
“悪”との共存!!
おれは、そう考えている!!
愛、君の意見を聞かせてくれ!!」
「えっちなものが好きだって、
素直に言えばいいんじゃないですかね」
「えっ」