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異世界で奴隷から成りあがれ!  作者: まっつん8
女神と立てた戦略(解放マニュアル)
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1話 この世界で目指すもの

ご覧いただきありがとうございます。

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よろしくお願いします。

挿絵(By みてみん)

「てっぺんを目指す少年のイメージ」「※AI生成」「AI generated」




”詰み”寸前だった俺の人生を、どう立て直すか――

その作戦会議は、夜を徹して行われた。


最大の課題は明白だ。

どうやって「奴隷」から抜け出すか。


加護も祝福も、まともなスキルすら持たず生まれた俺は、まさにこの世界の最下層。

正直、普通なら一生這い上がれない。


だけど、ここで泣き言を言ったって何にも変わらない。

唯一の希望は、今目の前にいる存在――

俺たち人間よりも格上の、下級神。


「不肖モルモルが先生を全力で推しまくります!」


そう言って、精一杯の力を俺に預けると宣言してくれた。

だったら、当事者である俺が弱音を吐いている場合じゃない。


まずはこの世界の基本的な情報を教えてもらった。

成り立ち、秩序、地理、歴史……暮らす人々のこと。


……とはいえ、語ってくれたのは人間じゃない。

細かな人間の歴史や感情まではわからないらしく、話の内容もごく表層的だった。

でも、今はそれでも十分だった。


転生からおよそ七年。

取り戻した記憶は、正直、地獄のようなものだった。


領主の子として生まれ、束の間の幸福は一瞬で砕け散った。

父や兄は無実の罪で処刑され、母と姉は目の前で――


……いや、これ以上はやめておこう。

ドラマだったら親が慌ててチャンネルを変えるような、そんな凄惨な場面の連続だった。


妹とは生き別れ、奴隷として売られ、日々の暮らしはただの苦行。

夢も希望もない、光のない人生。

心の中には呪いのように深く暗い痕が残っている。


だから俺は、ただ自由になるだけじゃ足りない。


奴隷から抜け出す。

そして、いつか――必ず、復讐する。


あの日、心を殺されたラング少年のためにも。


「まずは、スキルのことを知ろう」


下級神――あだ名はモルモル――は、俺にそう言った。

ここからが本題だ。


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