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"白虎"と呼ばれた冒険者



ちょっと長めになっちゃいました!





「"赤燐炎火(せきりんえんか)"!!」




ボボゥッ!!と解き放たれた業火が津波のように波打って押し寄せ、今まさに着地したばかりの女性に遥か上空から覆い被さる。

逃れようのない大規模攻撃。

しかし白髪の女性は、肌を焦がす熱にも視界を染め上げたオレンジの炎にも一切臆することなく構えると、上空向けて軽く突きを繰り出した。

気を纏ったその拳は易々と大気を弾き、巨大な炎海の土手っ腹を貫いて大きな風穴を空けてしまった。

一度風に煽られてググッ………!と膨らんだかと思えば、制御を失い弾け飛んだ炎の破片が空を千切れ舞う。



「どおおおおおおっ!?」



ひゅるるるる〜………!と気の抜けるような音と煙を体から立ち上らせながら、上空から降ってきた何かが地面に着弾し土埃を巻き上げる。

おそらく顔面から逝ったであろう何者かは、ジンジンする額を抑えながら「ぬおらっ!」と負けじと降り積った瓦礫を押しのけ体を起こす。



「ってぇ〜………。ははっ!やるなお前!」



服の土を払いながら赤髪の青年は二カッと好戦的な笑みを浮かべる。

実は炎で視界を遮って不意打ちしてやろうと画策していたのだが、何故かその前に位置を特定され、相殺のついでに放たれた気の攻撃に巻き込まれて撃ち落とされてしまったのだ。

一応気配を隠してたんだけどなぁ〜………と青年は後頭部を掻く。


まさかバレバレだったとは夢にも思うまい。

本人は一応ちゃんと隠しているつもりだったのだが、傍から見ればその存在感をまるで隠せていなかった。

まぁ普段から燃え上がるような魔力をこれだけ垂れ流しているのだ。

元々、隠密には向いていないのだろう。


それに相手が気功術の達人たるヤマトだというのも大きい。

ヤマトはその気になれば、目を瞑っていても周囲の気を察知し普段と変わらない動きを実現出来る。

そのため、仮に炎で視界が遮られた上で気配を極限まで消したとしても、絶対に抑えられない生命エネルギーを感知して追いかけるので、結果としてあまり意味を成さないのだ。


ヤマトは吹き抜けた風で髪を揺らしながら、目の前の青年を何とも言えない困り笑顔のような表情で見つめる。


"炎の賢者"イグニス・ブレイズビート。


それがこの青年の正体だ。

見た目は十代後半と言った感じ。

イグニスは「ほっ!」と一度体を後ろに倒した勢いを利用して立ち上がると、首をゴキゴキと鳴らしながら不敵な笑みを浮かべる。



「よっしゃ!続きといこうぜ!」



彼の戦闘スタイルは主に拳と炎を使った接近戦。

回復からバフに攻撃と、万能性が売りの炎を扱う。

そんな彼が最もその真価を発揮する戦い方は───────。




「"大賢者(フォルシュ・ヴァイゼ)"!!」




初っ端からいきなりの奥の手。

燃え上がったオレンジの炎が内側から段々と青色に変わって行き、さらにその勢いを増す。

"大賢者(フォルシュ・ヴァイゼ)"は賢者特有の強化術であるが、自身の能力を底上げするためにかなりの魔力を消費する。

だからこその奥の手な訳で、普通なら相手の手の内が分からない時から無闇矢鱈(むやみやたら)に使うような手札では無い。

もちろんそれでゴリ押しできるだけの性能があれば話は別だが。

しかしイグニスが使ったのは、彼にとってそれとは別に()()()()()()()()()()()()があったからだ。


ヤマトもまさか最初から全開で来るとは思っていなかったのか、すぐさま警戒心を取り戻し左手を前に出した構えを取る。

薄らと見えたこのオーラは、ヤマトの"気"が具現化したものだ。



「"気炎万丈"」



イグニスの全身を青い炎が包み込み、凄まじい熱気を放つ。

"大賢者(フォルシュ・ヴァイゼ)"に加え"気炎万丈"によって限界まで高められたスペックにものを言わせ、地が砕けると共にイグニスの姿が掻き消える。

次の瞬間、間を開けず回し蹴りがガードの上からヤマトを強襲。

そのまま掲げていた左腕で脚を絡め取ろうとするも、イグニスは直前で逃れバク宙気味に着地し間髪入れず拳を繰り出す。


それも易々とヤマトは防いだ。

しかしパシッと拳に触れた瞬間、そこに内包された圧倒的な炎と熱量に驚愕した。

ヤマトが目を見開いたとほぼ同時にゴパッ!と解き放たれた炎が彼女を呑み込み燃え盛る。



「ふい〜!物騒だねぇ!」



なんと、青い炎を至近距離で喰らっても尚、ヤマトは無傷だった。

かすり傷すら負っていない。

実は彼女は常に微量の気を体外に纏っており、炎に晒された瞬間にそれを最大値まで引き上げることで、予備動作無しに熱や炎から身を守ったのだ。

とは言え、これは微細な気の操作を瞬時に行えるヤマトだから実現する神業。

真似しようと思って出来る技じゃ断じてない。


ヤマトは手を返してイグニスの腕を掴むと、力ずくで引き寄せて強烈な腹パン。

さらに引手を前に突き出して気を叩き付ける。

いわゆる発勁という技だ。

振動と気が体内を貫通し、イグニスが吐血する。



「疾ッ!」



鋭い蹴りが頬を掠める。

あまりの風圧に顔が若干引き攣るイグニスだったが、さらに追撃として繰り出された拳が纏った気の量を目にしてそれどころではなくなってしまった。



「"白玉拳(はくぎょくけん)"!」



辛うじでガードは間に合った。

しかしそれはほとんど意味もなさず、凄まじい気の圧力に押し負けビキビキと響く痛みを感じながらイグニスはぶっ飛ばされた。

ボールのように数回地面をバウンドして何とか体勢を立て直すと、ジュワッ!と負傷した部分から白煙が立ち昇る。

よく見ると、淡い蒼の炎が傷を癒していた。



「けほっ、やべぇなこれ………。俺も負けてらんねぇ!」



力んだイグニスから魔力の代わりに噴き出た炎は、爆発的に拡大して巨大な龍を形取る。



「"炎将龍"!!」



大気を震わせる凄まじい咆哮を放つと、炎龍はその凶悪な灼熱の牙をガパッと開いて、自身を構成する一部たる蒼い炎を吐き出した。

本家にも引けを取らない強力なブレスだ。

正面からまともに喰らったヤマトだったが、荒れ狂うブレスの中で気を乗せた見事な足技を披露。

ブレスが半ばで膨れ上がり、ズバンッ!と両断され掻き消された。

入れ替わりに、ヤマトの視界を炎が覆った隙に接近していた炎龍が彼女の腕に喰らいつく。



「よぉ〜く味わいなよ…………そんな余裕ないと思うけどねっ!」



憤慨したような唸り声が聞こえる。

どれだけ顎に力を入れようが、ヤマトの腕が硬すぎて一向に噛み砕けず持て余しているのだ。

繰り出された発勁が炎龍の胴体を貫通し突風を巻き起こした。



『……………!!』



千切れてハラハラと散る炎の欠片を、風車のように気の流れを調節してすくい取り右足に纏う。

繰り出した一撃はまさに烈火のごとし。

蒼い炎を迸らせたイグニスの拳と同色の炎を気で利用した蹴りが衝突。

凄まじい衝撃波と炎を帯びた熱風が吹き抜ける。


攻撃が相殺され自由落下するヤマトがちょうど通り過ぎる辺りにイグニスは蹴りを繰り出すが、手応えが全く無い。

直前でヤマトの体が不自然に弾かれ回転したからだ。

おそらく発勁と同じで、気を利用し空気の"面"を蹴ったのだろう。


本来ならばありえない動作で滞空したヤマトから二段目の蹴りが繰り出される。

イグニスは蹴りに合わせて上体を傾けることでそれを回避。

軸足をずらして回転を早め、炎を込めた渾身の拳を突き出すと、その延長線をゴオオオオッ!!と巨大な炎が駆け巡り大地が分断する程の炎の壁を作り上げた。


途中にあったはずの森林は簡単に呑み込まれ、その大半がバキバキッ………!と音を立てて倒れてもはや止めようのない火災に発展していた。

規模も威力も馬鹿げている。

込められた魔力は相当の量のはずだ。

こんな技を連発していたらすぐにガス欠になる。

それが分からないようなレベルの相手ではないだろう。

何かあると思っておいた方が良い。



いつの間にかしゃがんだ状態で接地していたヤマトは、真上を通り過ぎた一撃を横目にそんなことを考える。

今度こそ確実に命中したと()()()()()()感じ取っていたからこそ、合ったイグニスの目は驚愕で見開かれていた。

直後、イグニスの視界が激しく揺らぐ。

掌底で顎を突き上げられたのだ。



「─────ッ!!?」



脳が揺さぶられ景色が一時的に歪み混濁。

意識する間もなく膝が沈み、吐血した血が尾を引くように空中に残る。

それが途中でぐるんと裏返った。

脳震盪を起こしたせいだけじゃない。

実際に、イグニスの体自体も空中に投げ出され逆さまになっていた。

その動作があまりにも自然で、あまりにも速すぎてイグニスが捉えきれなかっただけ。

揺れる視界にちらりと腕を斜めに交差させたヤマトの姿が映る。



「破ッ!!」



腹を貫通した凄まじい衝撃に「ゲボァッ!?」と尋常じゃない量の血を吐いてイグニスは弾き飛ばされた。

肋骨は何本やられただろう。

もはや数えるのすら難しい。

内蔵もズタズタ。

"気炎万丈"が無ければ意識を保っているのすら難しい一撃だ。


バウンドした瞬間に両手を地面に突き立て、ガリガリ削りながら何とか勢いを殺すことに成功したイグニスは、油汗をかいて血を吐き出しながらも好戦的な笑顔を絶やさず浮かべている。

臓器や骨を炎で癒しながら思いっきりジャンプ。

両手の炎を渦巻いてそれぞれの手のひらに収束させ、放つ。



「"炎牢(えんろう)"!!」



地上に向け発射された炎の楔が複数に分裂してガガガガッ!とヤマトの周辺に突き刺さり、燃え上がることで巨大な牢屋を形成した。

だが楔と楔の間には人が一人簡単に抜け出せるくらいの隙間があり、牢屋と言うにはあまりにも杜撰(ずさん)と言わざるを得ない。

逆にそれで良いのだ。

この技の本質はそこでは無いのだから。



「わっ、まぶしっ」



楔を縁に巨大な幾何学模様の陣が描かれ、足元から眩い光が漏れる。

すると。



「──────"天下火柱"!!」




ゴパッ!と溢れ出した蒼い炎が牢獄の中を満たし、それはすぐに天高く聳えるほど膨れ上がった。

触れればひとたまりもない灼熱の業火。

その中を駆け上がり、最上部で気を炸裂させた。

炎が爆ぜ、自由の身となったヤマトはイグニスと共に重力に任せ風を切りながら落下する。

どれだけ本気の攻撃を食らわせてもヤマトはこうしてピンピンしている。

それが悔しいながらも、遺憾無く全力をぶつけられる事にイグニスは興奮を隠せない。



「いくぜ………!!」



ヤマトの眉がぴくりと動く。

おそらく残る全ての魔力を炎として放出し、全身に纏っている。

今までのどの攻撃よりも別格の炎を渦巻きながら頭上に集め、巨大な球体を作り上げた。

まるで隕石だ。

これは中々………と内心で関心していると、ついにその時が来たようで感じる圧が一際大きくなった。

両手を広げ獰猛な笑みを浮かべたイグニスは、全てを込めた炎を解き放つ。



「喰らえ──────"流星炎火(りゅうせいえんか)"ッ!!!」




隕石のごとき巨大な炎塊(えんかい)が、やっとその重い腰を上げ地上に影を落とす。

下手をすれば辺り一帯が壊滅する規模の技。

周辺で戦っているタケル達は漏れなく巻き込まれるだろう。


───────幸いにもここは都市とはかなり遠く孤立しているため、他の戦場を巻き込むようなことは無い。

たとえ何かあっても、タケル達なら問題なく対処出来る。



隕石が自分の頭上を通り過ぎる傍ら。

イグニスは目撃した。

左腕を前に半身で構えたヤマトが纏う、異次元の"気"を。



「──────ッ!!」



パンッ!と乾いた音がして、繰り出した拳が弾いた大気に"気"が混じって炎塊に命中する。

しかし、威力は今までのどの一撃よりも低い。

そのため、軽く端の炎が揺らぐ程度。

別に何か特殊な現象が起こる訳でもない。

ただ、次弾があった。


次は左の拳に弾かれた気弾が炎塊を打つ。

先程より少し揺らぐ炎の範囲が広く深くなったろうか。

とは言え、あくまで誤差の範囲だ。


また次弾が打ち出された。

炎塊がほんの小さく凹む。



また次の気弾が。

また次の気弾が。

また次の気弾が。

また次の───────。



回数を増す毎に、気弾が炎塊に与える衝撃も速度も徐々に膨れ上がっていく。

止まらない。

やがて、それはあれだけ圧倒していた炎塊を正面から押し返すほどに成長した。



「───────"七掌天星(しちしょうてんせい)"ッ!!」



最後に放たれた気弾がついに炎塊をぶち抜き、その奥で引き攣った表情を浮かべていたイグニスを呑み込んで爆ぜた。

炎を乗せた爆風が吹き荒れ、あちこちに粉砕された炎塊の欠片が流星群のように降り注いでいく。



ズンッ!


ズズゥンッ………!!



と立て続けに地上に降り注いだ二つの影。

その片方であるヤマトは、向こうでうつ伏せに倒れ虫の息のイグニスをちらりと見てから上空に視線を移す。



「いやぁ〜…………それにしても、最後のはいい感じだったね。ちょっとびっくりしちゃったよ」



粉々になって降り注いだ欠片でさえ、深いクレーターをあちこちに作ってその痕跡を大地に刻んでいる。

おそらくタケルと出会う前のヤマトなら跡形もなく消し飛んでいただろう。

その光景が頭に過り、ヤマトは何とも言えない微妙な表情を浮かべる。



「………………まだ…………終わってねぇぞ…………」



横からはっきりと聞こえた声に少なからず驚かされた。

もう起き上がるのすらやっとのはずだ。

ど根性?

いや、違う。

真剣さの戻った瞳で向けたヤマトの視線の先で、イグニスは己の胸に手を当てている。

己の鼓動を確かめている訳でも、ましてや祈っている訳でもない。

この()()()()()()()()

先程よりもさらに上の───────。



「……………"心火"」



イグニスの胸に深紅の炎が浮かび上がる。

あれは"心火"。

その名の通り、心の炎だ。

生命エネルギーの塊と言っても良い。

イグニスの炎の真髄はあれだ。


"心火"を手にするには二つ条件がある。

一つは、極限まで魔力を消費していること。

そしてもう一つは──────。




イグニスが灯った"心火"を握り潰す。

すると、チリチリと体の表面から消える寸前かのような微かな火が揺らめき始めた。

まるで風前の灯火だ。

これが()()()()だと誰が信じられようか。



「心火を燃やして…………テメェに勝つ………!」



右手に宿った深紅の炎。

ボロボロの体でまさに繰り出されようとしている一撃は、きっと先程の炎塊にも劣らない奥義とも言うべき技なのだろう。

そして"心火"を手にするための条件。


イグニスの"気"を見て察したヤマトは納得したようにやれやれとため息をつくと、転じて頬を緩めながら再び構えを取る。



「しょーがない!お姉さんが付き合ったげるよ!」



紡ぐのは、かつての自分ではたどり着けなかった武の境地。

そして人としての境地に立った者にのみ許されるあの力。






「〈()()〉」






揺らめく"気"が、真っ白に変わる。








「"雪蓮白虎(せきれんびゃっこ)"」






クロの〈転幻〉が自然の猛威ならば、ヤマトの〈転幻〉は自然の美しさ。

纏った純白の"気"が織り成すその凛々しく美しい姿は、まさに二つ名の白虎そのものだ。

究極の炎と純白の"気"を纏った二つの拳が衝突する。





「"心火滅却"ッ!!!」



「"氷牙月輪"」





凄まじいエネルギーが衝突し視界を染め上げる。





相手を食い破り色の戻った世界で立っていたのは、白き牙を携えたヤマトの方だった。








──────────────────────






・ヤマト

ジパング出身の女性。行方不明になっていたクロの師匠。気功術の使い手で、中国拳法に通ずる戦闘法で戦う。"白虎"という二つ名の通り、波動を放ち戦う姿は非常に勇ましい。空中とか水上とか普通に走る。




・"炎の賢者"イグニス・ブレイズビート

髪色は状態によって赤と青で変わる。戦闘を楽しむタイプの青年。主人公のように戦いの中で成長するので、かなり厄介。能力はもちろん炎。回復、バフ、攻撃、特殊状態の全てを1人でこなす万能タイプ。"治癒の炎"、"気炎万丈(バフ)"、固定ダメージを与え続ける火傷のような状態、炎系の技など手数が多い。


普段は赤髪だが、"大賢者(フォルシュ・ヴァイゼ)"することで青色の髪になる。大賢者状態ではより強力な青い炎で戦い、その能力は「魔力を消費するほど火力が上がる」。通常ならば魔力は消費するほど体に倦怠感が現れるが、イグニスの場合使えば使うほど身体強化や炎の勢いが増していき、完全に消費し切った時がピーク。圧倒的な身体能力と、一定量の命を削って顕現した究極の炎、"心火(しんか)"による無双っぷりは逆に清々しい。

もちろんデメリットもあって、その状態では遠距離攻撃は難しいし、限界を超えているためそう長くは持たない。また命を削っているためそうそう連発出来ない。

心火は深紅の炎。オレンジ→青→赤に進化。






・「心火を燃やして────」……………仮面ライダービルド、グリス/かずみんのセリフより

本当はそのままセリフを入れたかったんですけど、一応重要な場面なので…………。



〜補足〜


・イグニスの強さは賢者の中でもトップレベルです。限定的ではありますが、"心火"を使用している間だけはリーダーとも互角に戦えます。…………リーダー強すぎん?


・"心火"とはイグニスの"大賢者"に付随した能力で、全ての魔力を使い切った時にのみ使用できます。またキャラ紹介にもあった通り、己の命を削って使うのであまり長い時間使うことはできません。


・ヤマトが〈転幻〉を使えるようになったのは、クロの元を離れて入れ替わりでタケルと出会ってからです。




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