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プロローグその2
俺が求めた能力についての制約を聞いた後、
俺は少し悩んだ。
現在俺の能力は「無色透明」。
透明ゆえにどんな能力にも染まる、つまりそんな状態だがそれゆえに肉体も透明になってしまう時間が1日の間に何回かあるらしい。
まあ何も問題はない。
透明な間は人と関わらないようにするだけだ。
「じゃあ行ってらっしゃい!すぐに死なないでね!」
豪華絢爛な扉をくぐり、俺は異世界に行った。
いなくなったあと、幼女と男は話す。
「この戦いは、何人参加するんですか?」
「10人のよていだったけんだけど、イレギュラーが起きたみたい。」
「イレギュラー?」
「うん、余計な危険分子が2人。」
「そうですか、彼は生き残れるでしょうか。」
「無理じゃないかな、能力選びのセンスが悪いし」
「すぐにしんでも余計なシンパシーを感じないように、彼とは最低限の会話ですませたしね」
「やれやれ、冷たい人だ。」
異世界転生が、始まる。




