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ジャロイモの収穫

んー。一回休止して書き直すか悩みます。

レストラン【タリアーテ】を出てから二人で露天などを覗きながら牧場への道を歩いていく。


今度の予定などを相談しながら露天をウィンドウショッピングしていく。


明日の朝にコッコ達が牧場に届くのとジャロイモの収穫がそろそろな事、あとは泉の整備が今やる事リストとなる。


とりあえず明日が終わったら、二人とも一旦ログアウトして夕食を食べる事で合意した。


「お姉ちゃんが帰ってくるからきちんと夕食食べないと怒られる!!」


「いや、そこはいつもきちんとしときなよ。人の事言えないけどね。」


「いやー、でもヒビっくんはきちんと自分でご飯作ってるんでしょう?えらいなー!」


「一人暮らし長いからねー。」


「そうなの?大学からじゃないの??」


「いや、事情があって高校から…って俺が大学生って言ったっけ?」


「え!? あー! 前にさらっと言ってたじゃん!!

ね?」


「そうだっけー。言った覚えがないんだけど…」


「言ってなかったらボク知ってるわけないじゃん!ね?」


「確かにそれもそうだね。あー明日は大学行かなきゃー。」


「ボクも明日大学だから夜からになっちゃうかな。時間加速の事もあるから結構大変だよねー。」


「まあスキルで維持してくれるみたいだから。昔流行った牧場ゲームの時間スキップみたいな感覚なのかも。って?リリも大学生なの?!」


「そこ今突っ込む?! というかなんでそんな驚いてるのさ!!」


「いや…だってその背丈で大学生は信じられ…「なにか言った?」…なんでもないのでその拳を解いてください。」


プンプン怒るリリに苦笑いを返しながら、

「なら夕食終わって明日の支度したらちょっとダイブインして終わりになるかな?」


「そうだねえ! 今日はそうなるかも! もしよかったらアクセスする時にメールで教えてよ!!」


「そっか。ホームコンピュータと接続してるからフレンドコード宛にメールとか送れるんだっけ。オッケー。やる時に連絡するね。」


「うん!それまでにボクも支度済ませるように頑張るよ!!」


「無理しなくていいからね?」


「無理じゃないよー!」


笑いながら歩いていると牧場に到着する。


「ただいまー!!」

「おかえり。あとただいま。」

「おかえりー!!」


ニシシと笑ってくるリリとの会話がなんとなく照れ臭く感じる。


「さて、とりあえず今から夕食作って寝て。明日の朝コッコ達を出迎えなきゃね。」


「おーー! ご飯は何作るの?」

「今日買ってきたラビットの肉と小麦粉。カウカウのミルクでウサギのクリームシチューでも作ろうかな??」


「美味しそう!!」

「作るまで何かしてきてもいいよ?」

「ボクも手伝うよー!」

「それじゃジャロイモを切ってくれる?」

「わかったー!」


二人で料理を作っていく。

スキルでスキップできるとこもあるが、できるだけ手作業で作ることで料理スキルのレベルが上がりやすくなる+品質も上がる気がする。


HQが付いていない同じ料理でもまだ鑑定に現れていないだけで品質などがある気がする。


無事にシチューが出来上がり、パンと一緒に夕食を取る。


「美味しいーーー!」

「口にあってよかった。」

「ヒビっくんも料理弟子入りする?」

「んー少し興味があるかなー。 でも徐々に上げていけばいいかも。」


食べ終わったら片付けをして少しスキルやステータスのことを話してから寝る事にする。


おやすみー!と挨拶してからベッドに入る。

タイマーをセットして眠ると意識をすればすぐに視界が暗くなり気がつけば朝になるこのシステムはリアルでも欲しいなと思いながらベッドの上で伸びをして体をほぐす。


特に必要はないのだが、いつもの癖でやってしまう。


部屋から出てキッチンで朝ごはんの用意をしているとリリが降りてくる。


「くーー 今日はボクの方が早いと思ったのにーー!」


「競争してたっけ?! さ、朝ごはん食べてジャロイモに行こうぜ!」


「たまには朝ごはんを作っておいてびっくりさせたい乙女心なんだよ!」


「…料理スキルあるっけ?」


「…スキルならすぐにでも取れるし!!!!」


「お、おう。」

まあゲームの中だし、そんなに酷い物はできないだろうとスルーするヒビキ。


その選択を後悔するのはそう遠くない未来。


朝ごはんを片付け、ジャロイモの畑に行くとナスのように黒いジャガイモのようなものが実っていた。


普通のジャガイモと違い、実のようになるタイプらしい。


結構大きな茎に大きめのジャガイモがいくつもぶら下がっているのは少し違和感がするが気にしない事にして収穫に入る。


ターゲットできるジャロイモを手で取り、ちぎるようにもぐとターゲットの下にあったHPバーのようなものが一瞬で消え、手の中にジャロイモが残る。


【HQ ジャロイモ】を入手しました。とログが流れ、アイテムボックスに収納される。


「リリー! HQだった!!」


「おーー!すごいね!やっぱ品質ゲージが伸びてるとHQ出来やすいのかな!!」


「一応今回全部品質ゲージマックスだけど。 全部HQになるってことかな?」


「んじゃボクも試してみる!」

そう言ってリリがジャロイモをもぐとしょんぼりした顔をして「ごめん。ノーマルだったー!」と報告してくれる。


「農業スキルによっても採れやすさとかあるのかな。」と言いながらヒビキがもぐと今回はノーマルだった。


ノーマルで残念な気持ちもあったが、リリのしょんぼりした顔を消せることが嬉しくて声を上げる。


「リリー。俺もノーマルだった。だから多分品質ゲージマックスでも100%じゃないんだよー。」


「そっかー!ならよかった。お手伝いできないかと思った。 でも今度LV上がったら農業スキル取るよーー!」


「うん、LV上げも行かなきゃねー。」


そう言いながら二人でジャロイモを収穫していく。

ジャロイモの種1個につき大体15個ほどもげたので、

計100個ほど取れた。


そのうちHQは50個。 なんと3分の1の確率で取れた事になる。


リリも後半普通にHQが取れていたので安心して収穫していた。


「これでジャロイモ納品クエが終わるねー!」

「そうだね。HQ品が50個取れたし、せっかくだからコニーさんのところにHQ品を納品しに行こうか! 明日にでも一緒に行く?」

「うん! コニーちゃん喜ぶかなー!」


二人で収穫したジャロイモを整理しながらコッコ達がくるのを待つ牧場の長閑な朝だった。





お読みいただきありがとうございます。

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