ウサギっ娘 コニー
ブックマークしていただけた方本当にありがとうございます!!
拙い文章ですが何卒よろしくお願いします。
(た、確かに会った時にすぐ自己紹介してもらったから、ネームチェックしてなかったけど!! プレイヤーがレストランで働いてると思わないよ。)
驚愕の真実に動揺を隠せないヒビキ。
「コニーちゃんはベータの時に【レストラン タリアーテ】の味に魅了されて、ここで弟子入りさせてくれるようにオーナーシェフ【オル】さんに 3日間通い詰めで頼み込んだんだよ! 根負けしたオルさんがウェイトレス不足で困ってたからウェイトレス兼業で時間空いた時ならって条件つけたら、あっという間に看板娘になっちゃったの!」
「眠そうな雰囲気全開だけど、確かに仕事はテキパキ丁寧だったし、あの可愛さなら、そりゃすぐ看板娘になるよな…。」とついヒビキが呟く。
「む…ヒビっくんもやっぱ胸なのか…!?あの胸が凶器なのか?!」
それを耳ざとく聞いたリリがぶつぶつ呟いている。
「ん?どうかした?」
「い、いや!なんでもないよ!!えっと…やっぱりヒビっくんもむn 「お待たせいたしました〜。デザートのサービスです〜。」 んきゃっ?!」
リリが何か言いかけていたようだが、リリの後ろからこっそり近寄っていたコニーさんがリリのほっぺたに小さめの器をピトッとくっつけると、リリは奇声を上げて飛び上がった。
「現実世界でヴァニラと同じ風味の【ヴェー二】で作ったアイスです〜。ミルクは【カウカウ】の上位種【ビッカウ】の物を使っていますのでとても濃厚ですよ〜。」そう説明してくれながらリリのほっぺに器をグリグリしているコニーさん。
暴れるとアイスがこぼれそうなので、大暴れできずにジタバタしているリリを見ると、とても仲がいいと改めて思わされる。
「あと私のはキャラメイクではなく自前ですので〜。リリさんのもですが〜。」
「え???」
「なんでもないよ?! コニーちゃん?!」
唐突に言われて意味がわからず聞き返してしまう。
リリが何故か慌てて、
「コニーちゃん、仕事は忙しくないの?! また呼ばれちゃうよ?!」と仕事に戻らなくていいのか聞くと、
「もうピークは過ぎたので少し休憩したら、オルさんから料理の修行ですね〜。」
「なら、早く休憩行かないと!!」
「友達と一緒に休憩しようと思っているのに追い返すんです〜?リリさんは冷たいですね〜。」とほっぺにアイスをグリグリ押し付けている。
「冷たいのはアイス!!! アイスでほっぺ凍る凍る!!! むしろアイス溶けるから早くちょーだい!!!」
「はいですよ〜。 ヒビキさんもどうぞ〜。」
アイスを手渡される。渡されたアイスは少し溶けていた。
「私も今から少しご飯食べちゃいますね〜。」といってサッと厨房に戻るとトレイを持って戻ってくる。
ここでリリと一緒にご飯を食べるようだ。
姉妹のように仲のいい二人の姿を見ながら、アイスを口に運ぶ。
バニラアイスは非常に甘く、濃厚なミルクの味がした。
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