番外:1周年のようで
七月中には帰ってくる予定でした
「––––えぇと」
「……」
「とりあえず、おめでた〜」
「……おめでとうございます」
「えー、先日、七月二十一日をもちまして」
「本作『買われて想って想われて』投稿開始および、スミカさんと私が出会って一年が経過した……みたいですね。あれ? もう五年は経ってませんでしたっけ……」
「それはこことはまた別の場所でのお話。ともあれ、皆さんの応援あってここまで来れた……らしいですよ! うん!」
「本作はあともうちょっとだけ続きます」
「それから投稿ペースもなるべく早くしたいとかなんとか。……後何日間、私たち結婚式の途中で放置されてればいいんだろうね」
「あはは……ぁ、い、いえ、笑えない話ですね、はい……。えぇとっ、つきましては今後とも」
「温かい目で見守っていただけますよう」
『よろしくお願いします!』
「……で、ここからどうやって帰るのかな? 出口は?」
「うぇ!? す、スミカさんが知ってるんじゃないんですかっ……?」
「えぇ……知らないんだけど。……って、ことは、はぁ!? おい! これ閉じ込められてんじゃん!」
……投稿再開したら出られる部屋。
総合評価が何故か増えて1000を越えて……まさかここまで伸びるとは思っていませんでした。全読者様に最上級の感謝を。
本当ならば七月に帰還するはずが書けない日々が続きました。八月こそは、と思いつつ、果たして戻って来られるか。
最後まで書き切ります。それだけは成し遂げます。




