設定資料(ネタばれ注意)
はっきり言って、作っただけの代物です。死に設定も多い上に書いてるうちに変わって行った部分も有ります。
ちなみに、自分のこれの使い方は『名前と肩書確認』だけでした。
世界設定
型月魔術に近い系統の魔法・魔術が化学の裏で発展。
化学でも代用可⇒魔術
再現不能な神秘⇒魔法
一般には浸透していないが、裏の魔術関係組織はネットワークを持っており『協会』が情報集約点としての働きをするような構造。
睦斗市:物語の舞台。 戦後に地脈の変動が起こったことにより一等品の霊地と化した為幻魔が現れるようになり生徒会連合の祖となる組織が出来ていった。
と、されているが実際は並行世界との接触点であり、接触した為に霊地化した場所。 古くから魔術師が多く住み(現在では廃業しているものも多いが)ある意味では日本における魔術の中心地。
睦斗生徒会連合:睦斗市に存在する戦闘特化魔術師集団の隠れ蓑。表向きは睦斗市内に存在する私立二校・公立六校の生徒会の互助組織。
実情としては聖奏学園、および市立第三、第四、第六の三校の互助会。 睦斗学院及び市立第一、第二、第五高は名前のみである。
連合総長は代々私立聖奏学園の生徒会長が務める。 裏の正式名称は『睦斗学生術師連合』
魔術師、および異能者、精霊との契約者を戦力とする。非魔術師系生徒も研究開発などに当たっては居るが…
一応『協会』の出先機関の一つとなっているが、総本山である『協会本部』や『皇室』『王室』などの直轄組織でもある。
聖奏学園:睦斗市内に存在する私立学校。 中学校から大学院まで持つ。物語開始の数年前から共学化した為男子部の施設がかなりお粗末。
聖奏学園高等部生徒会は魔術師である学生が所属し魔術師集団としての活動も行う。そのために現職役員が希望者から選出という方法をとって代替わりを行う。
制服は男子は黒の詰襟(中等部:金ボタン 高等部:銀ボタン)、女子は白地に蒼のラインが入ったセーラー(中等部:臙脂のタイ 高等部:紺のタイ)。
執行部:正式名称 睦斗学生連合実動処理執行部。 非魔術師系の学生を中心にした対魔組織。生徒会連合とは敵対こそしていないが犬猿の仲。
当初は改造モデルガンに渋々魔術師系の学校から入手した対魔の刻印を刻んだBB弾を使用していたが、現在は通常の火器を保有する(警察、市共に認めている)。
下手な自衛隊部隊よりも練度は高いが対魔刻印が不完全な為、数で押す方法しか取れない。 中心となっているのは睦斗学院高等学校。睦斗学院の生徒会長が部隊長を代々引き継いでいる。
なお、基本装備として結界内部への侵入・活動が可能になる刻印と魔術防御の刻印が刻まれた防護服(白コート)がある。
魔力:人間が持つ不可思議な力の総称。体力だったり気力だったり、精神力だったり生命力だったりするが、基本的に魔法や魔術などを使うためのエネルギー源。
一般に女性の方が保有上限量が大きいが瞬間放出量の上限は男性の方が高い。 物に込める事も可能で一種の薬莢みたいな物も存在する。 ちなみに女性の髪の毛は魔力の貯蓄場所である。
魔道回路:マジックサーキット。魔力が流れる道。通常は血管や神経と一体化している。 回路数が多いほど瞬間的に放出できる魔力量が増える。
魔法:科学を以てして再現できない現代に残る神秘を実現させる術。魔力を魔道回路に通して発動する点は魔術と変わらないが、使用魔力量が多い、発現する現象が科学的には解析できないといった特徴を持つ。
多くの魔術師はこれに至ろうとしているが、事故により大惨事を引き起こさないために協会が監視している。
主な物として『並行次元への移動』『空間接続・切断』『魔力物質化』など
基本的に魔法に至るには『人間であることを捨てて魔術を極める』必要がある。
魔術:魔力を魔道回路に流し、術式を付加していくことで現実に何らかの現象を引き起こす術。化学でも再現可能な現象を指す。
代表的な物で『ルーン魔術』『五大元素魔術』などがあり、廃れつつあるものが『投影魔術』
ルーンなどと組み合わせて魔力を流す事で現象を発生させる『プログラム』とも言えるタイプの魔術系統も存在する。
符術:魔術とは別系統(神道・陰陽道系)の術だが基本的には人の持つエネルギーを使用して発動させる術。主に札を用いて行うもの。
異能者:魔術では説明がつかないが魔法ではない能力を持つ人間のこと。一族に代々伝わる力などのこと。 主なもので高槻一族の『焔』、柏木一族の『封絶』など。(但し柏木一族の場合は神道系であるため一概に異能とは言えない)。
魔術師:魔術を使える人の事。判断基準は魔術が使用可能な魔道回路を持っていること。
魔法使い:魔法を使える人。ぶっちゃけ人外存在。
並行世界:『あり得たかもしれない世界』の姿
並行次元:いくつかの世界の集まった物。基本的に同じ次元に所属する世界は根本的部分で同一である場合が多い。
さらに上位の次元が複数集まった物が存在しそれは『次界』と呼ばれる。
ちなみに次界の上には宇宙が存在し、更にその上には…と延々と大型化してゆく。終点はあるのか、それは最高位の世界の管理者ですら判らない。
世界の管理者:複数の世界が消滅、もしくは干渉し合う事が無いように監視する『概念存在』。
基本的には輪廻転生から外れている。複数人で担当する場合もある。
精霊:魔術における五大元素系魔術に近い力を持つ精神エネルギー生命体。一部のもの好きな精霊が人間との交流を選んだ事から『契約』という制度が生まれた。
契約とは精霊が力を行使する代償として契約者から魔力や精神力といった精霊の体を構成するエネルギーを補充させてもらう、一種のギブアンドテイクの関係。
精神エネルギー生命体であるため、体を構成するエネルギーを使い果たせば当然『消滅』する。
使い魔:魔術師が使役する『お手伝いさん』的な存在。
動物をベースにしたもの、自身の魔力のみで編み上げた物などさまざま。
特殊な例としては消滅しかけた精霊をベースに魔力を補充して使い魔とするという事も不可能ではないが、精霊の方の好みに合わない限り、精霊は自身の消滅を選んでしまうため殆ど見る事はない。
幻魔:いわゆる鬼だとか悪魔だとか吸血鬼だとかの姿をした化け物。
一体限りの個体は次元内に存在した別世界原産の概念が世界によって形を与えられた物、大量生産品は次元や世界に溜まった淀みが形を得た物。
基本的に生命体として存在しえないので生命活動を停止させられると塵と消える。また、幻魔による被害はその幻魔を消滅させた時点で『根本からなかったこと』に操作され、魔力を持つ者以外にとっては『無かったこと』となる。
ゴブリン:体長1mほどの一つ目の人型。大量生産品その一で対魔刻印弾の掃射で消されてゆく雑魚。
(イメージ:GPMのゴブリン)
インプ:体長1.8mほどの人型。(イメージ:GPMのミノタウルス)
ガーゴイル:翼と鞭のような尾羽を持つ鳥人間。1.8mほど。(イメージ:遊戯王のウィップテイルガーゴイル)
イーター:体長2mほどで蜘蛛から人間の上半身が生えたような格好の異形。頭の大きさがSD化したかのようで頭の大半が口。
名前の通り、喰らい付いてくる(イメージ:マヴラヴのガキ)
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人物(年齢は物語開始時=4月15日)
【主人公】
藤谷 誠
4月4日生まれ 16歳。 魔力【有】適正【投影】異能【同調】 男⇒男/女⇒女 身長:173㎝ 体重:72㎏ 女性時:身長 165㎝ 体重:52㎏ 3S:一応女と判る程度の凹凸->85-56-88
基本的に前半の主人公。
ごく普通の家庭に生まれ、不幸体質の父親を亡くし、母親に女装を強要され写真は雑誌に使われるという中々にハードな幼少期を過ごしてきた。
成績は上の上。幼いころから母子家庭であったため、親に負荷をかけまいと奨学生になるべく勉強はしていた為基本的に学年で上から数人に入り続けていた。(のちに同調が出来るようになってからは一位から転落することはなくなった)
女装させられ、モデル業を営まされている間の芸名(?)は『橘高統夜』。
仕事人な母に代わり藤谷家の家事を一手に担当する為家事技能は並の主婦より上。現在一人暮らし中。
聖奏学園に入学して一週間が経つ頃に幻魔に襲われて魔力が覚醒、魔術使いとして生徒会にスカウトされた。わりと几帳面なので事務仕事や渉外の仕事に向いていたらしい。
当初は膨大な魔力を持つが魔力をただ放出することしかできなかったが、ピンチごとに火事場の馬鹿力を発揮し『魔力の物質化』という奇跡に近い術式を使えるようになる。
儀式魔法を阻止し大量の魔力が体に流れ込んだ為に起こった性転換後は魔法レベルの各種魔術を使用できるようになる。
魔道回路の閉鎖という荒技で戻れるようになったが、魔術協会日本支部の支部長に目をつけられ女性体の時に『魔法使いからの遺伝』のデータを取るためという名目で強姦され、『藤谷誠』としての人格は修復不可能に近いほどのダメージを受ける。
一矢報いるべく、自身のコピー(自分の魂のうちの女性的部分=異能者であり魔法使いである自分)を切り離して脱出させた後、精神崩壊を起こし以後ゆっくりと『女性としての人格』の構築が始まる。
なお、魔力覚醒前も微弱ながら魔力を垂れ流し状態にしていたらしく消滅寸前の精霊(自我も殆ど残っていない)が数体背後霊よろしく張り付いていた。それらは後に使い魔となる。
当初は元々と大差ないショートカットだったが、伸びてからはポニーテイルor一本結いにしている。
女子としてはやや長身。美少女でありながらも漢気あふれる『姐さん気質』だったため男子以上に同性のファンが凄いことになっている。
『同調開始』をキーワードとして、『世界の根源』からのデータ収集が行える。
なお、属性も与えずに放出した魔力は銀色をしている。
一時的に素性を隠す為に魔術にラテン語の詠唱をつけた事もある。
射撃攻撃用 『liberatio(放出), persolvo(発射)』
防御障壁用 『shut sicco(遮断)』
魔力物質化用『fashion(形成)』
―――
御剣 唯奈 女
藤谷誠の『異能者』としての部分を分離して生み出された。後半の主人公。
元が純粋な魔力で出来ていた為精霊に近いが、世界との接続がある為、殆ど弊害なく実体化可能、また消滅する事はない。
また、つきつめた実体が『魔力の塊』である為世界との同調がより深く行える。その為ほぼ『世界の理=根源』そのもの。その為、その世界であり得る事という範囲の中ではなんでもあり。
後に次元世界同士の衝突による出身世界の消滅を防ぐために次元世界と契約し『次元世界の管理者となる』ことで融合を強制的に阻止した。
その後は交代を望む管理者によってより上位の世界の管理者に据えられてしまい、各世界にコピーが配置されるようになる。 要は不本意ながらも最高神になった。
管理者の系統を整理し、元の世界に顔を出せた頃には十年の月日が経っており、同級生の大半が親になっていた。
協会日本支部脱出の際に小柄な子供サイズ(身長:115㎝ 体重:21㎏の6歳児くらい)に安定してしまった為、素で『見た目は幼女、頭脳は大人以上』を行く。
また、『怪我を負う』『汗をかく』などの人間としては当たり前の事が出来ない為、『人間とまったく同じ機能を持つ人形』を使用している。 その際は魂と精神の融合体みたいな存在扱い。
その人形の身長が124㎝と本体よりも少し大きめなのは単なる意地。
命名者は佐伯遥。 苗字は遥のハマっていたゲームやアニメなどから、名前はなんとなくピンと来たらしい。
愛称『ゆーな』。その為『ゆうな』が本名だと思う人間も居ない訳ではない。
偽名として『月代 未柚』『神野 鈴音』など、遥が名前の案として上げた物がいくつか(訂正 いくつ『も』)ある。
御剣 琴音
女 身長165㎝ 体重:52㎏ 85-56-88
協会に捕縛されていた『藤谷誠』に再生された女性的な人格。
体の方は協会による度重なる実験によってボロボロだったため、唯奈の作り上げた『人形』を肉体として蘇生された。
名前は唯奈に頼まれた和葉がつけた物。『誠』から『こと』という音をもらって考えた。 唯奈は基本的に『お姉ちゃん』と呼ぶ。
なお、『唯奈』がこの姿であったころは『琴音が妹の通う学校を調査する為に妹の名前を名乗って通っていた』という事になっている。
その為学年も一つ上とされている。
マナ
誠の魔力により使い魔として復活を遂げた精霊.
身長150センチ前後、やや小柄な中学生程度。 精霊だった時の名前は『マナリアミュネサリル』だが、誠によって大胆に省略されてマナとなった。
黒猫の姿と人の姿の両方を取ることが出来る。
ツバキ
唯奈が新たに作りだした使い魔。純粋な魔力から生み出された『擬似精霊』とでも呼べる存在。
性格的にはおっとりとしていてちょっと天然。イメージは大型犬。実際に姿を変えると犬になる。
犬と猫でマナとは仲悪そうだが、実際は割と良好。人の姿の時は身長170近く、見た感じではマナと唯奈の姉。
戦闘目的よりは補助・支援が目的で自衛程度に攻撃魔術が使える程度で探知・結界系などの補助系魔術が得意。
時々、犬のたれ耳が出てしまう事もあるが、妙に似合っているので大抵の人が突っ込まない。
(Fateのメデューサ:ライダー辺りをイメージするとイイかも)
睦斗市内の監視網の構築をする。後に管制機能を持たせた使い魔(毛玉)に監視網を一任する。
藤谷誠(二人目)
特務隊の鎮圧した週明けに唯奈たちの目前に斬殺一歩手前の状態で現れた別世界の誠。
とある目的の為に世界を渡ろうとしたが途中で『管理者』に撃墜され、漂流して流れ着いた結果である。
何度か極小の歪みが発生したのも、世界に近づいては離れを繰り返していた頃。
魂レベルで欠損が合った為、唯奈、琴音の二人が持っていた『誠としての要素』を利用して復元した結果、元の人格ではなく、
この世界の誠に近い存在として復活を遂げた。
【生徒会関係者】
高槻 楓
6月12日生まれ 15歳 魔力【無】異能【焔】 女 身長:163㎝ 体重:52㎏ 83-61-70
一応前半のヒロイン。誠とは幼馴染。
異能の一族『高槻』一族の直系の子孫。能力の事は隠していた。
広域殲滅型として数の多い雑魚掃討に特に力を発揮するが、どちらかと言えば大技系が多いので細かい制御が必要な場面や物理攻撃以外の手段が必須な場合は牽制役や戦闘以外に廻る事になる。
わりと活動的で幼馴染の誠に淡い恋心を抱きながらも『異性の友達』ポジションに甘んじている。(実情は好意に鈍い誠の外堀をガリガリと埋める作業を行っている。)
誠が生徒会に加入すると同時に生徒会に加入した。裏方仕事やサブリーダー的な仕事を多く受け持つ為、それほど存在感は強くない。
髪型はやや長めのショートカット(夏休み後に伸ばし始め二年に上がるころには肩口くらいまで)、どちらかと言えば『かわいい』系。
復活後の誠(其の弐)相手だと違和感がどうしても先行してしまい『幼馴染』を演じる以上はしなかった。
それ故、争奪戦(遥、里桜ら)には参加せず『自分が恋心を抱いた誠』が認めるであろう相手探しを始めた。
‐‐最悪、唯奈の『義体作り』と『擬似精霊創成』を頼りにして相手の居ないシングルマザーでもいいかとか思っていたりもする。
佐伯 遥
8月15日生まれ 15歳 魔力【有】適正【五大元素】異能【無】 女 身長161㎝ 体重51㎏ 78.7-59-67
生徒会長の妹にして楓のクラスメイト兼友人。
当初はそれほど魔力が強い訳ではなく希望者でもなかった為生徒会役員ではなかったが、誠の女性化の一件から生徒会に関わるようになり夏休みごろ、誠に魔術の指導を受けて魔術師として生徒会役員となった。
なお、その頃から楓とは『恋敵』と書いて『しんゆう』と読む関係となる。中々にアニメだとかゲームだとかを幅広く趣味に組みこんでいる。
誠との初エンカウントは五月のゴールデンウィーク。髪型は伸ばしっぱなしのロング。
佐伯 奈緒
17歳 魔力【有】適正【ルーン】異能【完全催眠】 女 身長:165㎝ 体重:53㎏ 85-63-74
聖奏学園生徒会会長、誠たちの二年上の先輩。魔術師としての戦闘力は戦闘特化ではないためそれほど高い物ではないが、事後処理担当としては戦える方。
人望も篤く、生徒会連合所属高校の生徒会長からも全幅の信頼を持って『司令』として遇されている。
家は睦斗市有数の佐伯グループ。 夏休み後世代変えの際に唯奈を生徒会長に指名し以後、完全に裏方に回る。
霧島 梨紗
16歳 魔力【有】適正【 】異能【物質変換『剣製』】 女 身長:159㎝ 体重:49㎏ 80-60-70
生徒会副会長、誠達の一年上の先輩。魔力は持っているが魔術師ではない。『剣製』はコンクリートなどを『剣』に変化させる能力、錬金術的なもの。
家は佐伯グループ系列の霧島製菓、化学部部長兼生徒会連合技術顧問の紗枝は双子の妹。同級生で生徒会会計の氷室啓作とは幼馴染で本人いわく婚約者。
当初は切り込み隊長であったが、体格、腕力、技術、全てを上に行く能力を持った誠の生徒会加入から前線を一年に譲り遊撃戦力として動く事が多くなった。
霧島 紗枝
16歳 魔力【有】異能【解析】 女 身長:162㎝ 体重:51㎏ 83-59-67
化学部部長兼生徒会連合技術顧問。生徒会副会長の梨紗は双子の姉。能力として『魔力を対象に流すことで対象を『理解』できる』という力を持つが戦闘能力は皆無。
化学部で生徒会連合用の装備の開発などを行っている。
氷室 啓作
16歳 魔力【無】異能【無】 男 身長:177㎝ 体重:78㎏
生徒会会計担当。梨紗、紗枝の霧島姉妹とは幼馴染で梨紗とは親公認の仲。
自身は能力を持たないが、精霊と契約しており主に移動手段として精霊を行使するのが役割。普段は気のいい先輩だがそこそこちゃっかりとしていたりもする。
コン
啓作の契約精霊。 まんまキツネ。普段は省エネモードとして子狐の姿を取ることが多いが、移動時は背中に十人近い人数を乗せても大丈夫な大きさまで体を巨大化させる。
矢吹 凛
16歳 魔力【有】適正【 】異能【結界展開『封絶』】 女 身長:157㎝ 体重:53㎏ - -
生徒会渉外。やや快楽主義者的な方面を持ち可愛い物に目が無い、ちょっとダメな子的な部分も持つが強力な結界を張る能力を持つ、キーパーソンの一人。
結界『封絶』は高位の結界魔術『位相変異結界』と同様に、関係の無い人を巻き込まず中で発生した破壊などを『無かったこと』にすることができる(但し生物はダメ)。
誠に渉外の仕事を引き継いでからは書記担当となる。
夏元 陽
17歳 魔力【有】異能【時間回帰】女 身長:137㎝ 体重:37㎏
生徒会書記。幼児体型で低身長だが生徒会で最年長。
戦闘能力は持たないが回復・修復系能力としては最高位の『時間回帰』の能力を持ち、会長の奈緒と並んで事後処理のスペシャリスト。
また、『医術系魔術』(回復、呪いのレジストなど)に関してのスペシャリストでもある。
全ての事象を『無かったこと』に出来、蘇生も可能だが体力を大量消費する為あまりに大掛かりな事や蘇生などはそのまま寝てしまうほどに消耗する。
見た目に反比例して性格は大人びており、戦場での軍医に近い思考をすることもある。また、相談役にもなることがある。
赤城 晶
15歳 魔力【有】適性【ルーン】異能【無】 女 身長:162㎝ 体重:59㎏
女子部一年四組。生徒会に五月の連休明けに加わった誠らと同級。魔力量は比較的多めだが戦闘向きな魔術系はほとんど使えず、
支援、援護、探査など後方・事後処理型に特化している。 奈緒に師事し貴重な支援特化型へ成長する予定。
篠田 雅人
15歳 魔力【有】適性【五大元素・水】 男 身長:169㎝ 体重:65㎏
男子部一年一組。生徒会に五月の連休明けに加わった誠らと同級。五大元素の水の属性を持ち、基本的に使う魔術は水の属性を持つ。
その為、楓の天敵になるかと思ったが、楓の能力の方が出力が上だったため逆になっているが。
【生徒会連合関係者】
白澄 里桜
15歳 魔力【有】適正【五大元素】異能【無】 女 身長:154cm 体重:55㎏
睦斗市立第六高校の生徒会に所属する生徒。誠らと同級。 契約精霊『リズ』が居り精霊行使をしての戦闘をすることになるが、リズは後方支援型で有る為に窮地に立たされ聖奏所属の生徒(主に誠)に助けられることが多い。
後に自身にも魔力があり、魔術が使える事が判明した。適正は五大元素だが女子としては『瞬間放出魔力量上限』が半端なく高い為、『膨大な魔力』を『瞬間的にただ魔力をぶつけるだけでもかなりの破壊力を持つ。
二年に上がった際、生徒会長に抜擢される。
結城 愛衣
第四高校の魔術師。魔力保有量そのものはそれほど大きくないが繊細な運用が出来る。
技量型。戦闘向きが多数派の第四では数少ない支援型だったため、修行を兼ねて抜擢された。
七瀬 純
第三高校の魔術師。愛衣と里桜の中間くらいな標準的な魔術師。
一番クセが無かったので汎用型に育てるべく預けられた。
吉川 信乃
第六高校の生徒会長。三年女子。魔術師だが戦闘向きではない。有能な医術師。
有沢 佐織
第四高校の生徒会長。三年女子。やや戦闘向き。威力よりも手数の多い魔力弾の速射が主要武器。
藤堂 誠一
第三高校の生徒会長。二年男子。非魔術師・非異能者・非精霊契約者であるが、事務処理能力と人脈形成に長け、人望が篤い為に抜擢された。
現在は契約こそしていないが協力してくれる精霊が何体か居る。 ガタイのいい少々こわもての男子生徒だが好青年。
【執行部関係者】
藤澤 惣一
睦斗学院生徒会会長、執行部の総長を務める。自身も前線に立って戦うタイプの指揮官で、精霊『ヒスイ』と契約している。
家が佐伯グループとはあまり仲の宜しくないグループの家である為、佐伯奈緒とは仲が宜しくないが幼稚園からの腐れ縁であり互いに気になる人物では有る様子。
ヒスイ
惣一の契約精霊。 風の属性を持つ。 睦斗学院が幻魔に襲撃された際、力を使いはたして消滅の危機に瀕するが誠が放出した魔力をかき集めて消滅を免れ使い魔として復活。
のちに再び惣一の元に戻った。(その際は世界からサポートを受ける使い魔として)
飯島
睦斗学院生徒会役員。 執行部に所属し、惣一に次期総長候補として育てられている。
工藤
執行部の一員で睦斗学院の生徒。 中学時代の誠、景山のクラスメイト。
【その他】
景山 明孝
誠の中学時代からの友人。 ぱっと見はサッカー少年っぽいが写真部に所属し常にデジカメを持ち歩いている。
撮影対象は自身が『美少女』と認めた女性のみ。 写真はそこそこの値段で流通することから厳しい採点基準があるらしい。
要は、美少女好きの盗撮趣味。 聖奏学園男子部発足時から存在する『美少女研究会』なる裏組織の幹部でもある。
後藤 裕美
遥らのクラスメイトにして新聞部の部員。
冨坂 紫音
中等部三年、幻魔に襲われたところを唯奈(=誠)に助けられ、以後唯奈を探すことになる。
高等部進級後は生徒会に所属、五大元素系魔術と『魔力結晶化』という特異技能を用いた戦闘技術を学ぶこととなる。
秋山 進
中等部三年、クリスマスに外部の魔術師によって精神操作され唯奈を殺しかけた。
記憶は処理されているが完全に記憶から抹消出来たわけではなかった為生徒会へ押しかけた。
適性は五大元素『風』
藤村 浩平
中等部三年、クリスマスに外部の魔術師によって精神操作され唯奈を殺しかけた。
記憶は処理されているが完全に記憶から抹消出来たわけではなかった為生徒会へ押しかけた。
適性は『魔力放出』であった為、魔力を押し固めて弾丸として発射する特別製の銃を製作してもらう事となる。
秋山とは一年からの親友。
銃はリボルバー式で込められている弾頭は魔術触媒、実際に弾を打ちだす訳ではない。
遠野 和葉
旧姓結城、再婚前の姓は藤谷。 誠の母でファッションデザイナー『ゆうきかずは』その人。
学生時代は聖奏学園生徒会の会長を務めていた魔術師。 『我が道を征く』タイプの人で大抵苦労は誠に行く。
結城家は柏木一族とも、高槻一族とも婚姻関係が有る、ある意味『異能者が生まれて当然』の一族である。
楓の母 咲月、遥の母 陽菜とは高校時代生徒会の三役として活躍していた親友。
遠野 純一
和葉の再婚相手。 こちらも妻がいたが死別している。
藤谷成悟の高校時代の後輩(和葉と同級)であった。
高校卒業後カメラマンになり、駆け出しの頃に成悟の紹介で和葉の所の専属となった。
遠野 裕未
純一の連れ子、誠の血のつながらない妹。 現在小学五年生。
藤谷 成悟
誠の実の父。故人。亡くなったのは誠が小学一年生の頃。
警察官で元睦斗学院生徒会長兼執行部総長。和葉の一歳年上。
死因は職務中、赤信号で停止していたところ、突っ込んできた車の運転手を道路交通法違反で逮捕した翌日に何者かに刺された為の失血死。
昔から運に恵まれず、何かと貧乏くじを引いていたがその代わり破滅的な不運には見舞われなかった。
最大の幸運は『この人の不幸体質は私が何とかするんだ』と和葉がアタックをかけてくるようになったこと。
執行部所属だったが魔力はあり、近接武器を『強化』して使っていた。
ばあちゃん
誠の祖母、成悟の母。誠の家事の師匠であり思考の大半はこの人の影響を受けている。
高槻 咲月
高槻楓の母。 かつての聖奏学園生徒会副会長。
会長だった和葉の良き増燃剤。
佐伯 陽菜
佐伯奈緒・遥姉妹の母。かつての聖奏学園生徒会会計担当。
実家が大手グループだったため経営系の知識はばっちりで『無駄削減』の天才だった。
また、『複合位相変位結界(複数枚の同時展開)』が可能な凄腕の結界術師だった
【自衛隊 特殊災害対応隊】
村井一尉
特殊災害対応隊 睦斗支隊の最高責任者。第一小隊の小隊長と支隊長を兼任している。
佐官でなく尉官である彼が支隊長に据えられているのは『顧問』からの提言が原因で合って、自衛隊が望んで設立した部隊では無いため。
現地組織への協力要請を出すべきという至極まっとうな(むしろ一任すべき)提言を上層部にした為一度本部へ召喚されるが、後に二佐として再度支隊長へ就任。
以後、現地組織(=生徒会連合及びOB会)とは協力姿勢を取る。
実は睦斗市出身で元執行部員なので『自衛隊が手を出す事自体が無意味』と知っているので端から消極的な立場に居たりする。
柿沼二尉
特殊災害対応隊 第二小隊の小隊長。
野心家ではあるが、扱いづらさからこの職に回された。
オカルト系に抵抗力が無い為思考停止に陥り易い。