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第13回 古文書で大騒ぎ!本屋さんで、でひゃあっ!

ラボちゃんが用意をしている。

「…あの本屋に…いくのですが…誰か行きますか…?」


「私行く!なんか面白いの探したい!」

エキスちゃんは用意をしに自室に戻っていった。


「もちろん行きますよ〜。なにか持っていくものあったかしら〜♡」

オブちゃん指を重ねて髪を揺らしている。


データちゃんがコンソールを見ている。

「…本屋でのラボのデータを取ります。」


ぷかぷか浮いているアール所長。いきなりマッチョモードに変身した。

「ワシにも声をかけろ!」


「ひゃあ。」

「…所長、唐突すぎてラボがびっくりしています。」

「おお、すまんすまん。思わずこっちになってしまっておったわ。」

スーツ姿のホログラム風のマッチョが腕を組んでいた。


さて、本屋に着くと。

「ラボさん、この本屋はよく来るんですか〜?」

「…ここはこのあたりで…一番大きくて、地下には…古書もあるんです…。」

「…本当に大きいですね。もっと小規模かと思っていました。」


エキスちゃんが怪しげな本を手に取っている。

「なにこれ!モテ薬の作り方!?まじで?本当にできるの?」

「…一体誰に使おうとしているんですか。」

「これ作ったらデータちゃん使ってみたい!?イヒヒ!」

エキスちゃんの髪があっという間に金髪に変わった。


「…そんなことはありません。」

「でも!ラボちゃん褒めてくれるかもよー!」

「…うっ、。ちょ、ちょっと考えるとしましょうか。」

「それ、絶対欲しいやつじゃん!なんか顔赤くない!?」

「…そ、そんなことはありません。平常運転です。」

「マジでデータちゃんウケるんだけどー!」


しばらく中を見ていると見覚えのある顔が働いている。

「あれ!おとちゃんじゃん!」

「この本可愛くない!?今日はね地下で古本市やってるよ。こういう変な本いっぱいあるよ。ほら、開くとマッチョがいっぱい飛び出てくるのこれ!」


「なんだと!そんないい本があるのか!」

「えっ!これアールちゃん?ガチマッチョじゃん!」

マッチョ姿を初めて見たおとちゃん。


「ちょっと、所長、いきなりでてこないでください〜」

「そうだよ、おとちゃんびっくりしちゃうじゃん!」

アール所長はずっとページをめくっている。


「…じゃ、じゃあ…古本市…いってみましょうか…。」

おとちゃんと別れるとエレベーターで地下に降りた。


「いっぱい古本がありますね〜。」

「上とはちょっと雰囲気違うね。」

「…ちょっと違う匂いがします。」

「マッチョ本はどこにあるんだ!?探すぞ!」


ラボちゃんはそんななか一冊の本を手に取った。

「…えっ!…あっ!…これ!…古文書!?…なんで!……。」


「…ラボ、なにかあったのですか?」

「…これ…ヤバいんです。…とにかく…ヤバいんです。……急に語彙力…減りましたけど…ヤバいんです…。」

「あー、ラボ姉、スイッチ入っちゃったよ・・・!」

「でもあの語彙力なくなったの楽しいですよ〜。」

「…久しぶりなので正確に記録します。」

データちゃんの目が光った。


「…ラボ、この本はなんだったでしょうか?」

「…この本は…今の世界が…できた理由が…書かれていまして、…とにかくヤバいんです…。」

「ラボさん、この本は〜?」

「…この本は…人間時代の料理本です…。…これもヤバいです…。」

「料理の本なら私買おうかしら〜♡」

「あたしはモテ薬にしたよ!」

「…本当にモテ薬作る気ですか。」

エキスちゃんの声にため息が混じっている。


「何事も失敗だよ!データさん。」

エキスちゃんが人差し指を振っている。


「なんだ、データはなにか買わんのか?マッチョはいいぞ!」

「…いえ、私は別に必要ありません。」

「あっちに動物のマンガおいてありましたよ〜♡」


データちゃんは一言も話さずその棚に向かっていった。



「ちょっと、マジで辛いんだけど。本重くね!?ほとんどラボ姉のだよ?」

「データさん、たった3冊じゃ持っているうちにはいりませんよ〜」

「…むっ。この3冊は神聖な3冊なのです。ところでラボはなんでこの量を軽々と運べるんですか。」

「…えっ…慣れ…ですかね…。」


【ブオ】


「あれ!マジうけるんだけど!買いすぎで可愛くない!?」

おとちゃんが今度は哲学書を棚に戻している。


「…ひゃあ…えっ、そうですか?…私には…普通なんですが…。」

「いい筋トレだ!上腕に効くな!」



「後半ラボ姉、ヤバいんですしか言ってなかったね!」

「…久しぶりに見ました。」

「ラボさん、また来ましょうね〜♡」


【ブオオオオーーーー】


所長はさっき買った本をパラパラめくっている。

「この本いいぞ。ラボ、今度はおすすめのマッチョ本おしえてくれ!」

「ひゃっ!」

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