第7話 「草元素能力:覚醒」
神響世廻 7話 「草元素能力:覚醒」
「ああっ…どうしよ試練が終わったあとにこんな雨が降るって……悪い意味でナイスタイミングだな……」
光を打ち上げても、
爆音を轟かせても、
分厚い雲と雨音に全てをかき消される。
アヌイが来る気配もない。
おまけ……に転送されて一瞬で来たから、道もさっぱり分からない……という。
「本当に困ったな、どうしようか。」
(止むのをまつか……でもここは砂漠だし……)
僕は、とりあえず屋根が残っている廃墟で雨宿りをすることにした。
とりあえず、周りに魔物が寄り付かないように、茨を出し壁を使った。
少し経ち、どうするか考えていた、その時だった。
バリバリバリッ!!
目の前に、雷が落ちた
落ちた所は、一瞬で地面がえぐれ、ドロドロになった砂が舞い上がった。
(……凄いな。これが世元素類の元素の力か……ん?世元素類ってなんだ?何を言ってるんだ?)
一瞬よく分からないことを考えたが、そんなことよりも、1つ、いい考えが浮かんだ。
(これを……草元素で、雲に向けてやってみたら。砂みたいに雲がえぐれるんじゃないか?)
僕は、深く考えてしまう前に実行することにした。
外にでた。相変わらず雨が酷い。
「よし…やってみよう。」
ズズズズズズ……ボォン!!
一回目は、雲に届かなかった。それに、あんまりスピードが出ていない。
「まだだ……2回目。思いっきりやるんだ!!」
バボォン!!
思いっきり草元素を生やしてみた、もうすぐで、雲に届きそうだったが……
バリバリバリッ
あまり早くなかったせいか。雷に撃たれてしまった。
「うーん……もっと威力をつけないと……どうすれば……」
そういえば、前にハルビスが言ってたなーーーーーー
「この世界はな、人間以外に名前をつければ強化されるんだ。例えば……魔物やペット、武器、技がそれに当たる。ただし、名付けをするには。自分の大切なものを代償にするか。自分の力を消費しないといけないんだ。」
「へぇ〜ハルビスさんは、名付けをしたことがあるんですか?」
「あるさ、俺は……
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こうなったら。一か八か、この草元素の技に名付けをしよう。
3回目
「届け!永遠の草として。木として。」
スーーッーー
「反雷樹!!」
バッゴゴォォォォォオン!!
周りの地面が浮き上がり。勢いよく生え始めた。その速さはとてつもなく。一瞬にして、雲に届いた、それは、分厚い雲に円形の穴を開け周りは晴れた。
「ふぅ-多分、この晴れも一時的なものだ。」
雲で分からなかったが、もうすっかりと夜になっていた。幸い新月で他の光が目立つ夜であった。
ピューーーーン
明るく光る黄緑の草元素の球を上空に向け放った。
少し経ったあと。タバルジールがあると思うところから、同じ光球が発射されたのがわかった。
ズズズズズズ
バッ
草の籠が地面から出てきて。開いた
「ルーク!!生きていたんだナ!!まぁ、そんな気はしてたがナ!あはは!」
「ふ、ふぅ……良かったぁ!」
「ン?どうしたんダ?」
「いえ、こっちの事情です。」
「なんだ?そうか……それよりもな……この旧王都を見る限り、あの竜は封じられたようだナ!」
「えぇ……」
「なら……明日は休め!そして!!この王都が観光地に出来るようになったんダ!」
(やっぱり、観光地にしたいがためだったのか……)
アヌイの熱弁は冷めない。
「タバルジールの発展と祝福として!100年に一度の伝統祭"神樹輝郷祭"を開こう!」
「おおっ!」
心無しか、ワクワクと疲労のお陰で混乱してきた
「それじゃぁ!早く帰ろウ!」
「わかりました。祭の成功を願います。」
「おぅ!まかせロ!」
続k……ーーーーーーーーーーーーーーーー
"一方。忘れ去られた國"
「おい、ズゥィ。直近のアイツの動きはどうだ?」
「ハッ、それでありますと……あの「邪竜」を封i.…
「何?!アイツにそんな力があったのか?!」
「いえ、何者かの介入を感知しました。憶測ですが、その者によるものかと……」
「そうか……あの邪竜は「獄」だったが、"夢暗玉"で「海」に引き上げていたんだがな……それよりも強い奴がいたとは……」
「そうですね……"翡玉"様。竜が駄目なら。あの地の神を利用しましょう」
「そうだな…あの神は基本誰も疑わないからな、簡単だろう。」
「ですね。」
「そうなるとやはり……」
「はい、アイツに行かせましょうか?」
「そうだな。よし……聞いていたんだろう。そういう任務だ行け""ロン""」
「…………わかりました。」
「あと、アイツにこれを埋め込め、「夢暗玉」だ」
覚醒した…って感じ?




