表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神響世廻   作者: 神来社 楓亜
草の国:タバルジール編
6/15

第5話 「黒き白龍」

神響世廻 5話 「黒き白龍」



「それはね、ここタバルジールの中央都市からかなり離れた、旧王都にいる魔障に侵された白龍の討伐、封印をする事さ」



「え、えぇー?!」


「ん?どうしたんだい?そんなに驚いてさ?」



シシは茶化したような表情を浮かべた。



「だっ、なっ。龍ですよ!!それに僕は!」


「あぁ、その事なんだけどね……」


どうやら、龍。と言っても、強さがあるようだ。

上から、

「天」

「空」

「地」

「海」

「洞」

「獄」

今回の白龍は「獄」つまり1番弱い分類に入る。だが…………

「1番弱い龍でもな。そこそこ強い、普通の人間50人をあの世送りにする力があるんよ、ルーク君」


「えっ……!!」「待ってくれ。慌てないでほしい、そこでだ、アヌイ様が直々に「草元素」を授けてくれる。」



どういう事だろう。試練、それをクリアしないと「草元素」は貰えないはず。その疑問をストレートにシシにぶつけた。



「あぁ、アヌイ様はお前さんの秘めたる力を見越して。龍と戦わせることになった。」


「どういう事ですか?僕はなんにも使えないはず……」


「どうやらアヌイ様によるとお前さんに多くの元素の痕跡が残っていたらしい。」



(どういうことだろう。そんな感触は無いはず。)でもそれが、過去の記憶に関係している。ルークはそう悟った。



「んぅ……分かりました…」




シュバツ

後ろに別の人の気配が現れた。そう理解する前に話し掛けられた。



「やぁ!ルーク君!承諾したネ!なら、そういう事で〜」


アヌイだ。


「え?!あっ、ちょっ!」




ズズズズ


僕は一瞬にして植物の中に囲まれた。


バアッ



檻がとかれた頃には、僕は砂漠にいた。



「よし、ルーク君!これを受け取って!」



パシッ


緑色に光る鉱石のような球体を受け取った。それはあっとゆう間に溶け、僕の手の中に染み込んで行った。



「うわぁぁ……冷たいな…なんか」



「そうか?感じ方は人によって違うんだナ。まぁそれは置いておいてサ。君は「草元素」を授かった!」


ほぅ……関心したが、そんなに実感はない


ただ、体が少し軽くなったのを感じた。




「でも!1つ注意することがある。今回は試練だ!逃げ出そうものなら、君の「草元素」を通じて、強制的に眠らせ、連れ戻しに来るからネ?わかったかナ?」



「分かりました。さすがに逃げ出しはしませんよ。」



「そうだナ!アハハハ!じゃあ、行っておいで!帰る時は草元素で作った光球を空に打ち上げて!すぐに迎えに来るからネ!(ナカナカ根性あるじゃないカ!)」




「分かりました。それでは!」

僕はそこでアヌイと別れた。





数十分後……



「……ここが旧王都……」



そこには巨大な宮殿の廃墟や、他にも沢山の廃墟や色んな物の残骸が建ち並んでいた……



ここは昔、旧タバルジール人が住んでいた王国らしい。


ただし、開拓により、もっと資源が豊富な現タバルジール中央都市の地に移り住んだため、こんなに綺麗な廃墟が残っているんだとか。



たが……ここに1匹の龍が移り住んだため。現在は立ち入り禁止の地となっている。


たぶん、アヌイはここを観光地にしたいがために、こんな試練……いや、いまはもっと集中すべきことがある



ガゴォォォォォォン




……龍の鳴き声?


僕は鳴き声のした方に向かった。



大きな寺院のような廃墟の中に入って見る……なんと、その中はほぼ全面のがえぐれ、巨大な空間が広がっていた。




「ッ…………行くか。」



僕は、決意を固め。龍に挑んだ……だが武器がない…僕は、とっさの判断で草元素を使い弓を作った。



「こんな事もできるのか!」



ガオォォォル!!



この咆哮は頭が痛くなる。僕は空中で弓を構え、特殊な草を硬め作った矢を放った。



ギギギギギギッ……



シュパン!!



見事首筋に命中した。だが……


「グアッ!」


ドーン!ガラガラガラ……



壁にぶつかって、落ちてしまった。

(早く体制を整えないと!!)



ガルルルルゥ……



目の前には、白龍、そう言われるのがおかしく感じるぐらい。暗紫に染まった龍がいた。



ガァァァァァァ



龍は口を開き、口にエネルギーのようなものを溜め始めた。多分、ビームや火炎放射の様なもので、攻撃をするのだろう……



「あ、あぁ……」




これから死ぬ恐怖に、言葉も出なかった。

そして、水色に光る光線が、龍から発射された。

僕は。明るい水色に光る空間の中で、目を閉じた……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ