第2話 「タバルジール」
神響世廻 第2話 「タバルジール」
「ルーク……それは何故に?」
「いやー…ちっちゃい頃聞いてた子守唄に出て来ててな。すぐに頭に浮かんだのさ」
「どんな……子守唄なんですか?」
「わかった。かなり有名だが、知らないのか」
「歌ってみてください」
「え?いやぁ……俺はあんま歌うのが好きじゃないからな…まぁ、内容は教えてやる。」
内容はこうだ。
昔、この世界の上には、人しかいない、神が存在しない国があったらしい。
その国で、1人の人間が産まれた。
その者は珍しい事に、天使と人間のハーフで、彼は、全ての元素を操る力を持っていたらしい。
だが、その噂を聞きつけた神々は、その天使を恐れ、天界を陥落させた。
その半天使の名前がルークで、
神々の中には、神より上の存在、天理がいたとさ…
「俺はこの内容の歌詞しか聞いた事がないが、噂によると、幻の2番があるらしい。」
(…天理?天理という者は、そんなに強いのか…?
)
「...ありがとうございます。そういえばあなたの名前は?」
「俺か?俺はハルビス・フローゼリア、草元素の国、タバルジールの緑乾騎士団の管轄隊長だ」
(草元素の国?)
草元素、それは、八大元素にあったことを思い出した
「あの、草元素の国に行きたいんですが……?」
「そうか!ならある程度検査して、怪しいものと判断できなければ良いだろう。」
「?!ありがとうございます!」
「まず、タバルジール中央都市ハズレにある検査塔に行って、検査をする。1日かかるが、大丈夫か?」
「はい!全然大丈夫です。案内して貰えますか?」
「そうか、なら着いて来い!案内してやる」
「ありがとうございます……。」
僕は、ハルビスに案内されて検査塔に出発した。
数時間たっただろう。しばらく歩き、森を抜け、川が流れる、蒸し暑い森へと入った
「っふぅ…やっぱ、この道はあちぃな」
「この国。熱帯雨林しかないんですか?」
「いや、そうでも無い。ここタバルジールは森にと少し大きな泉と、砂漠がほとんどだ。少し不便かも知れないが、住めば都だぜ?」
「そうなんですね。」
ザッザッ
「そうだ、この辺りは魔物が多いから気をつけろよ。」
「わかりました。」
(魔物?スライムとか、そんなのかな?)
その瞬間、酷い時なりと轟音が響いた
ドドドドドドドド
ザッザッザッ
「ソコノモノ、ワレノクモツニナラヌカ?」
⁈
一瞬で空気が黒く染まった。
「まっ魔物⁈ルーク!後ろに下がってろ!」
「はっ、はい!」
「ワレヲマモノトモウスカ、ヒトノコヨ」
「なんなんだおまえ!はあっッッッ!!」
ハルビスは懐の剣を抜いた
ザシューーーーーー
辺りに戦いの音がなり始めた。相手の方が優勢。普通の敵とは違うオーラを感じる。
バキッ……!ブォンブォンブォンザッ!
ハルビスの剣が折れ、空中で凄く回転して地面に刺さった。
「ぐっ、くっ……そぉ!!」
「ハルビスさん!!」
ハルビスはその者に首元を掴まれていた。
「ハハッ、オマエハスジガヨサソウダ、イタダクトシヨウ」
「ルーク!!逃げろ!」
ハルビスがそう叫んだ瞬間の事だった。
ファォォォォン
周りの草木が輝きだし。物凄い速さでツタが魔物の腕をきりおとし。体を拘束した。
「ふぅ。危ないな、君達サ。」
その者は……!」
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