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異世界の女子どもが俺のぱんつを狙ってる  作者: シャイン樽画
第一章 旅立ち ~俺のぱんつを狙ってる~
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 27枚目 がちむち

「フハハハハ! ユーシャよ! 我の股間にぶっかけおって! 興奮する! 興奮するぞぉおおおお! ワーハッハッハッハ!」


 そこには、赤髪のマッチョマンが、フンドシ一丁で笑っていた。

 まるで人間みたいな体格をしているが、その頭にはドラゴンの角が生え、背中には翼を持っていて、まるで、レッドドラゴンを擬人化したような姿だった。


「レ、レッドドラゴン……なのか?」


 マールさんが訝しげな表情で言った。


「というか、何であの方、は、は、裸なんですか!」


 シスター・クレアが目を手で覆いながら……指と指の間から覗きながら言う。


 一応、ふんどししているから裸ではないと思う。

 うわ……でも、よく見たらこいつ股間がこんもりしてる……

 かなり興奮なさっている模様……


 いや、そんなこと悠長に解説している場合じゃない!

 早く逃げないと!


「とにかく逃げよう!」


 言って、赤髪のふんどし男に背を向けて、駆けようとするが……


「炎の化身たるレッドドラゴンに水をぶっかけると、更に燃え上がる! 我は今モーレツに熱血しているぞぉおおおおッ!」


 レッドドラゴンがそう言ったかと思うと、突然、俺達の目の前に瞬間移動して来た!


 速い!


 ふんどし一丁になって格段にスピードが上がったのか?


 そして……


「なっ!」

「きゃっ!」

「え!」


 レッドドラゴンは、次々とマールさん達の首の後ろに手刀を一撃を加え……

 あっという間に三人は倒れ伏す。


「なっ!」


 あまりに突然のことで、俺はただ、呆然とするばかり……

 何もできなかった。


「安心しろ、しんではいない。しばらく立ち上がれはしないだろうがな……とにかく、これで邪魔者は片づけた! あとは……」


 レッドドラゴンがギロリと睨む。


「ひっ!」


 スイーツが引きつった表情で小さく声をあげた!

 くそ! 今度はスイーツが狙いか!


「そう何度も……」


 やらせるかよ!

 俺はレッドドラゴンに駆け寄る!

 そして、スイーツを庇うように、レッドドラゴンの前に立った!


「俺が相手だ! レッドドラゴン!」


 すると、レッドドラゴンは「ふぅ」と溜め息をする。


「やれやれ、何か勘違いしておるな……」

「は?」


 レッドドラゴンが「フンッ!」と声を上げると、レッドドラゴンを中心にドーム状の光の膜のようなものが展開される!

 そして、その光の膜は、レッドドラゴンを中心に徐々に大きくなっていく……


「ユータ!」

「え?」


 スイーツの叫び声に振りむくと、スイーツが光の膜に押されている?


「スイーツ!」

「ダメ……中に……入れない!」


 スイーツは、光の膜の中に入ろうとするが叶わず……それじゃあと光の膜を両手で押し返そうとするが……それも虚しく、光の膜の拡張に追いやられる。


 不思議なことに、光のドームの中に俺とレッドドラゴンはいるが、スイーツとマールさん達女四人は、その光の膜に押されようにして、ドームの外に追い出されていた。


 こうして、光のドームは俺とレッドドラゴンだけを中に残し、半径10メートル程の半球となった。


「な、なんだ?」

「試合会場……いわゆるバリアだ。このバリアからは、何人たりとも逃れられないし、外から侵入することもできない……我が許可するか、あるいは我を倒さない限りはな……」

「な、何だと……」

「さあ、ユーシャよ! 邪魔ものがいなくなったところで、盛り上がった我と……男同士のレスリングを楽しもうぞ! フォオオオオオ!」


それにしてもこのドラゴン、ノリノリである。


「レスリング? プロレスか?」

「違う! ぱんつレスリングだ!」

「なっ?」


 ドラゴンの言葉に、俺は耳を疑った。

 ちょ……おま……その単語!


「それ絶対、日本人に聞いただろ!」


 しかも、最近の!


「日本人とは何だ? 全ては先代勇者に教えてもらったものぞ!」


 は?

 つまり、先代勇者も日本人だったということか?


 確か、レッドドラゴンを従えた色欲の勇者っていうのは、300年前の人物だったか?

 何でそんなやつが、ぱんつレスリングなんて、最近の日本の流行に詳しいんだ?


 あ、そういや、このレッドドラゴンの召喚方法の『びっくりするほどユートピア』も、そうじゃないか。


 現代日本人が、300年前のこの世界に現れた?

 時空が歪んでるのか、もしかして?


 いや、今はそんなこと言っている場合じゃないか。


「ルールを説明するぞ!」


 レッドドラゴンは、待ちきれなくなったようで、聞いてもいないのに、ぱんつレスリングの説明を始めた。


 一つ、お互いに下着一枚で戦うこと!

 一つ、武器と魔法は厳禁!

 一つ、お互いに、相手のはいている下着を脱がした時点で試合終了!


「よし! ルールがわかったところで、早速、試合を始めるぞ! さあ、下着姿になるのだ! ハァハァ! ハァハァ!」

「ちょっと待て! 俺はやると言ってないぞ!」


 レッドドラゴンを指さして、ビシッと言ってやる。


「ぬぅ? そうなのか? 先代勇者なら、ぱんつレスリングと聞けば喜んで応じたぞ?」

「それは、そいつがそういう趣味だっただけだろ! 一緒にすんな!」

「まあ、そうは言っても、もうバリアを貼ってしまったのだ、諦めろ! ハァハァ! ハァハァ! ぱんつレスリングをするまで、外には出さんぞ! ジュルル……」

「ひっ!」


 レッドドラゴンの涎をすする音を聞き、俺は咄嗟に股間を抑えた。


「ユータ……こいつ、ヤバ過ぎるわ……」


 スイーツがドームの外からそう言った。

 言われんでもわかってるわ!


 ヤバイ! ヤバ過ぎる!

 俺の貞操が……危険が危ないでし!


「そうじゃなくて! ヤバいくらいの魔力が暴走してるの!」

「あ、そうなの?」

「魔王並みにあるかもしれない……危険よ……」


 そんなことを言われても……

 光のドームからは逃げ出せそうにないし、どうしようもない。

 ぱんつレスリングをするしかないのか?


 いやいや、案外、ぱんつレスリングだけで、終わるんじゃないか?

 レッドドラゴンがただ単にレスリングの試合がしたいだけという可能性も、微粒子レベルで存……


「ちなみに、ぱんつレスリングの勝者は、敗者に何でも一つ命令して良いこととする! ジュルル……」

「ひぃっ!」


 こいつ、明らかに俺の尻を狙ってる!

 ヤバい!


 な、何とか考えないと……

 この最悪の状況を乗り越えるための方法を……



 ふと視線を泳がせていると、倒れているマールさんの姿が目に入る。


「おお!」


 マールさんはうつ伏せになって気絶しており、俺の方からは胸の谷間が見え隠れしている。


 ふむ、いい眺めだ……


 いい具合におっぱいが潰れている……

 やわらかそー……


 あー、こっからじゃ見えないけど、そういやマールさんのスカートの尻のところは穴が空いてるんだよなあ……


 何か、角度とか変えたら見えないだろうか、俺がカンチョーで開けた穴……

 そんなことを思いながら、つま先立ちしたりあれこれやっていると……


「おい、何をしている! 早く服を脱いで試合の準備をしろ!」


 レッドドラゴンは、大分焦れて来ているのか、声を荒げて来た。


 やべやべ。こんなことやってる場合じゃなかった。

 我ながら、オナネタになりそうなことには貪欲で、つい我を忘れちまっていかんな、これ。


 ん?

 カンチョー?


 その瞬間、俺の脳裏に電流走る!


 あ、そうだ。


「おい! ドラゴン! とりあえず、ぱんつ一丁になるから、向こう向いてろ!」

「構わん! 続けろ!」


 そう言いながら、レッドドラゴンは目をランランと輝かせた。

 完全に野獣の目だ、これ……


「俺が気にするんだ! 向こう向いてろよ!」

「ちぇ……久しぶりにオスのストリップが見れると思ったのに……」


 もう自分がホモだということを隠しもしなくなってきたよ、これ……


 しかも、このドラゴン、頭おかしくないか?

 普通、ホモと言っても、見てて楽しいのはイケメンとか、マッチョマンとかの裸じゃないのか?

 俺、顔は不細工だし、デブだぞ。自分で言うのも何だけど……

 男の裸なら何でもいいのか?


「ちなみに、我はもう何百年も人間のオスの体を見ていない。故に渇望しているのだ、男の! 体にぃ! ハァハァ! ハァハァ!」

「うるせぇ! 聞いてねえよ!」


 糞ぉ……逃げ出してぇ……


 逃げ出したいのに逃げられない……

 やるしかないか……

 レッドドラゴンが、俺に背を向けている隙をついて奇襲を……

 ええい! ままよ!


 俺はリュックから、ぱんつを取り出すと、それを頭に被った。


「おい、まだか?」

「もうちょっとだよ!」


 そう言いながら、俺は剣を構える。

 ちなみに、服は脱いでないどころか、鎧もそのままつけている。

 こんなヤバイ奴相手に裸になるバカがどこにいるってんだ!


 じりじりと近寄って……


 ここだ!


 ドラゴンを切りつけられる距離まで近づいてから……俺は剣を構えて一気に走る!


 構えは、突き!

 狙うは、レッドドラゴンの尻の穴!


 そう、つまり俺は、剣でレッドドラゴンにカンチョーを試みたのだ!


 だが……


「言い忘れていたが、我とお前を包み込む、この空間は……」


 レッドドラゴンは、俺に背を向けながら話し始めた。


 流石に気づかれたか……

 だが、もう遅い!

 車は急には止まれない!

 俺の剣は、レッドドラゴンの尻にあと5センチくらいのところまで来ていた!


「定められたルールを破ろうとする者に制裁を加える!」


 ジャキンッ!


「なにぃっ!」


 突然、地面から大きな棘の塊が一本突き出て来た!


「ユ、ユータ! ダメェ!」

「え……」


 次の瞬間……俺はその棘に腹を貫かれた……

作者「更新が、遅れに遅れたことをお詫び申し上げます」


スイーツ「今回、随分間空いちゃったわねぇ」


作者「うぅ……反省しております……一応、忙しさのピークは越えたけど、また忙しくなりそうなんだよなぁ……何とも言えない状況だけど」


作者「とりあえず、第一章・完で区切りがつくまでエタることはないです」


スイーツ「で、その後は?」


作者「ぐっ……あとは、まだ未定だけど、一度完結させるかな……それで、昔、応募したことある別作品をUPしたい……」


スイーツ「へぇ、どんなの?」


作者「純愛物」


スイーツ「は? あんたが? こんなぱんつがどうとか下品なもの書いておいて、純愛??」


作者「いやあ! 逆に、そういうギャップのあるものを次作品として持ってきたら、人はどう反応するのか興味あって!」


スイーツ「大丈夫かなぁ?」


作者「まあ、それが実現するかどうかはわからないけど、ともかく、あともう少しでこの作品の第一章も終わる予定です。皆様、最後までお付き合い下さい。よろしくお願いします!」

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