表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

新人さんに役立ちそうなこと

真面目になろうの異世界を考えてみた結果

作者: 黒井 陽斗

拙作 異世界はチートで大変なことになりました。を書く前に感じた事を纏めてみました。

 初めましての方は初めまして、私の拙い作品を見てくださった方はこんにちは黒井です。


 本日は私の拙作の件も交えながら「なろう異世界を真面目に考える」という知的遊戯してみようと思います。


 これを書くキッカケになったのは、友人から「黒井の話は小説よりエッセイ向きだ」と評され、拙作の後書きを書きながら「今私が考えている事をエッセイにすればいいんじゃないか?」と考えてのことです。


 前置きが長くなっても面白くありません、なので先に進みましょう。


 第一の問題点

『中世みたいな世界ってなに?対象国家の範囲大きすぎ、時代範囲も大きすぎてイメージ沸かないよ』


 これは文字通り、中世みたいな世界と言われても私のような人間には「何時の時代のどの国だよ!?逆に分からんわ!」となってしまいます。


 国によっても雰囲気違いますし、地中海という小さな海の話なのか、北の海をバイキングが暴れまわった時代なのか、十字軍の初期なのか末期なのか等、色んな疑問が頭から離れなくなります。


 なんとか町並みを想像しても暗くてどんよりしてて馬糞や人糞が転がってる都会のイメージか、それとも荘園で飢えに苦しみながら生きている貧しい人達が住む寒村をイメージするのか、北の海で荒れ狂う海沿いの村でもないだろう、山間の牧畜メインの小さな村でいいのか?と想像が散らばってしまい、結果として全く思い浮かばないです。


 そう残念な事に劇中のような場所は、私が調べて記憶している中世のヨーロッパと言われる世界に本当に無いので、全く思い浮かばず苦労します。


 時代によっては、皆さんが恐らく想像していると思われる石造りの町並みなんて存在すらしていませんし、大概民家は木造の掘っ立て小屋か粗末な石積みです、屋根なんかは下手すると板を適当に貼っただけです。


 城壁も土だったり丸太だったりが基本ですし、立派な石積みなんてそれこそ中世後期位にやっと立派なものが出来上がってます。


 ココで言えるのは「皆さんが考える中世の町並みっていうのは少なくとも中世以降ですよ」と言いたいのです。


 実際中世の建物でそのまま残っているものなんて、実はヨーロッパにはそんなにありませんし、残っていてもせいぜい城壁位、北欧や東欧には木造教会などもありますが、あれはかなり大切にされ日本同様何度も修繕を重ねて今の世に残っています。


 お城などは時代と共に建物はその時の支配者によって幾度と無く改修、場合によっては建て直されています、そうじゃない場合はほぼ跡地になっているか、喪失している姿を晒しているか、酷い場合は石畳の材料にされています。


 むしろ古い建物がゴロゴロしている日本が異常なだけで、日本人は古そうな西洋の建物を見ると「中世からそのままの姿であるんだろう」と勘違いしてしまいがちです。


 そしてお話の世界に世界史があるというのなら、中世ヨーロッパの「ような」と語られると「その近似値である」と推測しませんか?と言いたんです。


 文化は歴史や宗教観、気候風土などの影響を受けるので、「ような」なら比較を考えてしまいます。

 

 お話で書かれている世界って、魔物や冒険者ギルド等もありますし、既にどの時代の中世ヨーロッパ各国と全く違う情勢ですよね?


 この言葉の落とし穴ってココだと考えています、ですので比較対象として文章に上げる形なりました。


 文化レベルを言いたいのであれば、中世の前期、中期、後期の何処の国程度の文化レベルって言われるならある程度は推論しますし、それなら資料も調べやすいから調べて納得できます。


 世界観に〇〇のようなと言われる方々が言いたい町並みの風景なら「ヨーロッパの古い石造りの町並みに似ている」や「一部ヨーロッパにある白壁の家によく似た家が立ち並ぶ風景」なんて言い方で事足ります。


 これならあくまで町並みに対しての印象なので、世界という大分類までは突っ込みを入れません。


 文化や風土も全く違う貴方の世界を軽々しく中世ヨーロッパのような世界だと言ってしまうと、私みたいな面倒な人が言ってくるから気をつけてって事を言いたのです。


 第二の問題点

『なろう異世界って、中世風なのにメイドさんなんでいるの?メイドってどういうものか知ってる?』


 メイドさんいいですね、私も嫌いじゃありませんよ?むしろ好きですよ!結構資料を調べたりしました。


 ですが皆さんが想像するメイドは19世紀ヴィクトリア時代の考えなんです、しかもあんな立派なお仕着せを来て仕事をするメイドさんって、大きなお屋敷に仕える所謂「一線級の女中」です。


 しかもそういう仕事ができた理由が「男を雇いたくても男が他の産業に取られた」「そもそも高すぎて維持が大変だ」「女主人が男を扱いにくい」って理由なんですよ。

 

 なので、今で言えばそんなお屋敷で働ける彼女たちは大企業のエリートさんですよ?


 奴隷って、どう考えても孤児かそれ以下の教育水準ですよね?はっきりって、お屋敷の最下位である雑役の女中さんでもそこそこの家の子です。


 そんな何も知らない奴隷の娘に運よく出番が回ってくるなんて事、ほぼあり得ませんよね?


 精々中産階級って言われた人々の家にいるメイドさんくらいなら、辛うじて貧しいお家の娘さんってのありますね。


 じゃあそこでいいじゃん!って言われるかと思いますが、そうでもないんですよ。


 中産階級て中流階級と勘違いされがちですが、中産階級って日本で言うと1000万クラスの車を余裕を持って維持できる位の人達を言います。


 彼らを現代の年収に無理やり当てはめるとすれば、大体1000万~一億円位ですね。


 奴隷や孤児なんかを雇う人って「頑張って自分は中産階級だと言いたい見栄っ張りな人」だったんですよ、現代で言うなら古い高級外車を無理して乗っているような層です。


 まぁ元々時代背景も違いすぎるし意図が読めない、なおかつ設定として破綻してるのでせめてなにか理由を入れ他方が良いいと思いますよ、そうじゃないとかなり気持ち悪いです。


 もし中世に居るとすれば行儀見習いという言葉で送って来られた貴族の子女や奥方でしょうね。


 あくまで無理やり当てはめる形ですので多少語弊があるのですが、もはや該当しそうなのはこれくらいしか無いです。


 雑役に関しては税の代わりに労働しているっていうのが普通ですし、城の外は危険がいっぱいなので安全なお城努めなら皆さん喜んでいきますよ?


 じゃあ逆にローマくらい遡れば、なんとか皆さんが考えるような「奴隷のメイド」的な者も居るのですが、そうなると今度は逆に中世初期の衰退していくローマでは、そのようなものが一般的とは言いがたいんですよね。


 こうなると、歴史的に考えれば、なんとも気持ちの悪い結果になってしまいます。


 ですから、創造物なんですからわざわざ現実世界に合わせた「中世みたいな世界」等と言わずに、諦めて〇〇みたいなファンタジーゲーム世界と言ってしまった方が、まだいくらか「マシなんじゃない?」って思います。


 そういう世界でなら文明レベルが高いお話もあるので、メイドさんが居ても「まぁいるかもね?」って思えますから。


 第三の疑問点は

『正直、なろう異世界の街にある奴隷屋ってなんですか?』


 さて、この問題については色々と私なりの見解もありますが、歴史を踏まえてお話をしてみようとおもいますね。

 

 まず、中世ヨーロッパで奴隷といえば、農奴が一般的でした。


 逆に性奴隷みたいなカテゴリーってそんなにいません「だって襲えばいい」って事と「女をわざわざ奴隷として飼う意味があまりない」これに尽きます。


 中世って戦争ばっかりしてるんですよ?奪い奪われが日常の世紀末な展開が普通で、わざわざ村娘とかを攫って、わざわざ食事を与えて活かすとか普通無いですよ?


 仮にもしあったとしてもそれだけのヒャッハー世界で商売になる訳が無いし、誰が脱走の管理するんです?それに維持費用も馬鹿になりませんよ?


 そりゃあね、よっぽど美しい貴族の娘さんとか、異国の珍しい白髪の美人とか異国情緒の溢れる黒い肌の女の子とか珍しいモノであれば売れるでしょう。


 買う側が異教徒の相手にならですけどね。


 ですのでイスラム圏は買ったり攫ったりしていますよ、逆も少しはあったようですがイスラムほど寛容ではなかったようですね、なので女奴隷って中世ヨーロッパに殆ど居ないのです。


 そして、そんな非道な商売を専門にやってる人達って極少数で、しかもほぼ輸出業者ですよ?一介の山賊風情にそんな伝手あるわけ無いじゃないですか!


 もしもそんな伝手があるなら、その山賊はかなりのやり手なので「むしろ何でお前山賊なんかやってるの?」ってなるんですよ。

 

 そう考えると労働力としての農奴は男中心、たまにそれに宛がう女性をピックアップが効率のよい方法でした、収集は孤児とか難民とかいくらでも居ますしね。


 そして人をいっぱい集める奴隷を扱う業者は町中になんてあるわけ無いし、むしろ港町とかそういう「輸出入をやってる場所」にしかいませんよ?


 奴隷なんて商品を出店して、そこで維持管理するより「出物を直接消費者に売りに行くか」か「異国に売り飛ばす」方が早いし身入りがいいですからね。

 

 ですので、戦災孤児とか救われませんし放置されてますよ、奴隷を買いにく前にそういう子拾ったりしません?そっちのほうが効率的でしかも人道的ですよ?


 ああ!高い買い物をご希望ですか?でも人を一人前に育てるのって数千万は掛かりますよ?それじゃ駄目ですか?


 こんな感じで中世みたいな世界で奴隷とそれを生産する山賊、流通させる奴隷商、消費者である貴族まで考えるとよく分かってもらえると思います。


 農奴は労力って意味合いですし、働けば最低限の生活は維持できますのでまだわかります。


 でも性奴隷ってよっぽどの価値がないとハッキリ言って存在する意味すらないんですよ、それこそそこら辺で逞しく生きる娼婦の方がコストがあってますし、性奴隷という下衆なモノをお求めな方はそれこそ村の娘を襲って0円生活でいいででしょう。


 夢を見るのは楽しいですが、そこはもう少し想像の翼を広げてみませんか?そちらの方がきっと楽しいですよ?


 そして第四の疑問点

『ニートや高校生が、王侯貴族やその相手をしている商人とまともな交渉のテーブルに座れるのか?』


 なろう主人公のニートって、コミュニケーションが出来るタイプはほぼ居ませんよね?そんなバイトの面接すら通らないような能力しか無いのに、王侯貴族の相手はまず無理でしょう。


 それと自分が高校生くらいの頃を思い浮かべれば想像がつくと思いますが、普通の高校生むしろ大人しい子が異世界に行ったとしても恐らく、まともに生きていくことすら難しいでしょう。


 価値観の違いや交渉を生業にしている人に対等に0からの経験値で交渉のテーブルに立つなんて、はっきりいって良いカモとしか思われないでしょうし、事実そうなってしまうと思います。


 なろうでよく言われる世界観だと情報は秘匿されているだけで、実際貴族や商人はかなり高度な情報戦や心理戦の中で常に戦っています。


 宗教関係もすごい複雑で修道会の宗派や主張なんかも混ざってもう滅茶苦茶です、それにお話の世界では魔物の襲撃もあるだろうから、現実以上に暗黒時代です。


 情報が隔離されているから確かに愚鈍な一般国民は居るかもしれませんが、上層の方は生き馬の目を抜くような世界です。


 頭の悪い国民を養うまたは口を減らすために戦争を計画的に起こさないと国が滅びます、なので王侯貴族はシビアで冷たい計算を常に求められます。


 ミスは国の滅亡と一族の抹殺に繋がる王侯貴族、そんな計算をしている王侯貴族を相手にしながら時流を読む商人達。


 貴方が今の知識でこの人達と交渉テーブルの席に座りたいと思うのなら、私は素直に惜しみない賞賛を送るでしょう。


 こんな恐ろしい相手に現代で駆け引きできるのは、せいぜい政治家や国家官僚、一部の会社役員の方やそれを相手に一方的でない契約を結べる敏腕営業マンくらいかと思いますが、それでも出来ると胸を張っては言えないのが、恐ろしいところです。


 外的脅威度が高いので常に備えを怠らず海千山千のテクニックで迫ってきますよ、価値観が違いますから使える手はなんでも使います。


 王様はマニフェストは国を富ませる事ですし、商人にもコンプライアンスなんてモノもありませんし何方も自身の利益を追求しますから、馬鹿な王様や詰めの甘い商人はそうそういないでしょう。


 だからこそチートだろ!って言う方も居ると思いますけど、そんな物をニートや子供に与えられたと考えて下さい。


 どう考えても絶対に感性が歪むでしょ?万能感に押しつぶされてしまうか、力を持て余してしまいますよ。


 だってなんでも出来るんですよ?今まで自分を押さえつけてきたって思ってた大人や周りの人間をを簡単に不幸にしたり、殺したり出来るんですよ?きっとみんな簡単にタガが外れてしまうと思います。


 だから確実に持て余すチートの力に振り回されて大勢の人を巻き込んで盛大な自爆をする、そんな未来しか見えない気がします。


 現代でもインターネットという大きな発信力を、間違えて使ってしまった話っていっぱいありますよ。


 人気者になりたくて不適切な馬鹿な行動をネットに上げってしまって色んな社会問題に発展した話や、動画サイトで人気者になろうとして危険な事や問題を起こして警察沙汰になった、なんて話よく耳にしませんか?


 大きな力というのは一歩間違えると万能感に脳が侵されて取り返すことが出来ない被害がでます。


 そんなのが大勢来る世界ですよ、はっきり行ってこんな恐ろしい世界にニートや子供を送り込むのはやめて下さい、周りが不幸になる未来しかありません。



 第五の疑問点

『ハーレムって、維持管理大変だけどその辺大丈夫?』


 まぁ、これは男の子なら一度は夢見る理想ですし理解は出来ます、でもそれがそんなに簡単じゃないんですよ、同時に女性に言い寄られて関係を壊さないようにするのってはっきり言って苦痛です。


 そんな事無いと思ってる人に言っておきます、複数の女性の間をバランスとりながら渡り歩くのって想像以上に大変ですよ?


 だって女性も人間ですから嫉妬もしますし、恨みもします、それに男性よりも女性は感情豊かなので思った事をそのまま口にします。


 じゃあ自分が上であれば楽しいと思いきや、こちらも群れのリーダーとしての資質を常に問われます。


 女性ってこの辺りが凄いシビアで、男が考えている以上に細かい部分まで考えていますよ、逆に大きい部分は考えるのが苦手な方が多い印象ですが、それはお互いの役割の違いだと思います。


 なので、一人でも意見が物凄く食い違います、小さなことなら今日の晩御飯何がいいとか?週末はどうするの?とかです。


 そしてお互い歳を取りますから男である以上、やはり若い子が目が向いてしまう時もあるでしょう、今は若いヒロイン、十年後にはどうなっているでしょうか?


 その時、なろうのテンプレ主人公たちはどうするんだろうと?ノリや勢いで奴隷の女の子を買って大丈夫?そこら辺で拾ったような子をヒロインにしていいの?って物凄く疑問を感じるんです。


 だから奴隷ですか?自分が飽きたら売り飛ばすんですね!って思ってしまい、そんな悪逆非道な主人公に全く共感が沸かないんです、私が異常なんでしょうか?



 第六の問題点

『君ら自然舐めてる?森って凄いよ?野生って凄いよ?』


 主人公が鉈も持たずに軽装で森に入るシーン、正直「自殺希望か?」と思ってしまいます。


 森としては年若く溶岩石の上にある富士の樹海でさえ、分け入るにはそれなりの装備は必要です。


 それがもしちゃんとした土の上にある原始の森であるなら、下草が酷くて倒木や枯れ枝で前に進むには鉈位ないとまともに進めません。


 四方を木々に囲まれて昼でも本当に暗いですし、方向すらよくわからないです。


 そんな中で、あんな軽装で森に入ったら死にます、知識があってもかなり危ないのに知識もなく土地勘もなければ間違いなく死にます。


 ちなみに皆さんが思い浮かべる森のイメージって、多分里山なんんじゃないかな?と思います、人工的に調整されてなおかつ計画的に植林や管理がなされた林ですね。


 そういう所は比較的アニメなんかで出てくる「森」って言われているナニカによく似ていると思います。

 

 ですので、機会があれば一度、専門家の指示の元で林道からでいいので覗いてみてください「絶対奥まで入ったら出られんわ」って思いますよ。


 動画なんかでも、たまーに本当の森の動画とか放置された林の動画が有りますのでこちらを強くお薦めします。


 見たらきっと「人間が装備無しで通れるところじゃない」って殆どの方は思うと思います。


 もし、それでも「オレなら軽装で行ける」と思う貴方はきっと猿かなにかの生まれ変わりじゃないでしょうか?と私は思います。


 でも間違えても一人で行かないで下さい、私は貴方の命に責任を持てませんし、貴方が遭難したら探すのにも多くの人たちに迷惑を掛けてしまいます、軽装ダメ絶対は私と約束して下さい。


 日本の林でさえそうなのに、本当の森になったら?私は一人では絶対行きたくありません、もしどうしても行けと言われても明確にされているルート以外は絶対に歩きたくありません、どう考えても自殺行為ですから。


 あと森は恐ろしい毒蟲がいっぱいです、樹の枝や露出した岩、落ちた枝やよく切れる草の葉や刺のある植物、触れると炎症を起こす植物などが自生しています、なので当然厚手の服でないと入れません。


 これを知っていたらビキニアーマーや肌が露出した服なんかで可愛いヒロインを森に連れて行く、残酷な主人公に吐き気と殺意を催すんじゃないかなって思います。


 自然環境も寒い熱いが平地より過酷ですし、水なんかも運動量が多くなりますから大量に必要で荷物も増えます、そんな10キロ位の装備もって行かないと入れない場所が森なんです。


 まぁこうやって挙げだすとキリがありませんが、私が言いたい事は要するに想像の翼をきちんと広げてみませんか?てことなんです。


 そうすれば知識も広がるし自分の思っている文化以上の事を知って、想像力がより豊かになりますよと言いたいのです。


 文字を読んでそこからイメージするのがいっつも一緒じゃつまらなくないですか?


 私がなろうにある多くの小説を読んでそう思うことが多いです、テンプレって確かに楽ですしインスタントに世界を歩けるとは思います。


 でも全部ケチャップをぶっかけたようなジャンクフードばかりだと舌が馬鹿になりません?


 なので、たまには苦いお茶を呑んでみてもいいんじゃないですか?酸っぱい話もいいですよ?辛くて熱くなるお話だってたまにはいかが?


 なんてね、そんなお節介をしてみたくなったんです、これを読んだ後は何処かにあるそんな話を探してみてはいかがですか?


 貴方の心にある想像の翼は、そんなに小さな物ではないと思いますよ。

まだ疑問は山ほどありますが、程々にしておきました。


冥海の石猫様のご指摘を頂いて、奥山に不用意に入っていけないと言う旨を再度強調しました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] とてもよい内容だとは思うのですが、『あたしみたいな奴向けではないな』と、思いました(苦笑) あたしだと、『異世界の成立』自体に疑問を持ってしまうので。 [気になる点] 『日本には中世以前…
[良い点] 異世界モノで突っ込んでもらいたい点がほぼ網羅されていて読んでいて楽しかったです。 [気になる点] 個人的には、確実に文明レベルが現代世界より劣っているはずなのに、疫病や飢餓の描写がない点…
[良い点] 時々もやっとするところを言ってくれていてとてもよかった。確かにアニメのようなとかゲームのような、と言った方があってますね。 面白かったです。 [気になる点] 句読点の位置が「。」で終わ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ