表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
レガリア英雄記  作者: 27サグマル
諸国漫遊編
158/213

場合によりけり

 見渡す限りの草原を走るナベリウスがふと足を止めるのとほぼ同時、その四方を囲むように地面から土人形(ゴーレム)が現れた。

 ナベリウスはポケットから折れた大剣を取り出し、右のゴーレムをすれ違いざまに斬り裂く。

 斬られたゴーレムは動きを止め土塊に戻った。


「――ったく、無駄だったか。上手いこと隙が出来ねぇかと思ったんだがな」

「……クレっさん?」


 残ったゴーレムも土に還る中、クレスは最初にナベリウスの背後に現れた一体の影から姿を見せる。

 ナベリウスは剣こそ収めたが、状況を判じ難いからか片手はポケットに突っ込んだままだ。

 クレスの後ろからは、隠蔽魔法を解いてリアラたちも進み出る。


「こりゃまた皆さんお揃いれすねー。ヤマトに行ったんじゃなかったんれすか?」

「正直に言や俺は放っといて良いと思ってたんだが……まあ、何も言わずに別れるんじゃ納得いかないことだってあるだろ?」

「そーゆーのはストーカーの考え方れす」

「場合によりけりって奴だよ。で、さっきから見てる紙は何なんだ?」


 珍しく沈黙するナベリウスは様子を探り合うようにクレスと対峙していたが、不意に肩の力を抜いてポケットの手を外に出した。

 持っていた紙をクレスに軽く放つ。


「――『神狼計画フェンリルプロジェクト』?」

 人の出番をごっそり奪っていく過保護の図

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ