表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
レガリア英雄記  作者: 27サグマル
世界を蝕むモノ
104/213

瘴術

 クレスは焔で身の丈ほどもある大鎖鎌を生み出すと、鬼たちの只中に飛び込んだ。

「まずは雑魚から蹴散らす! 『鮮紅散華』!」

「当然! 刈り集めろ『魂喰らい』!」

 ほぼ同時に飛び出したクレインは霊装(レント)を纏った状態で漆黒の鎌を振るい、鬼の首を複数まとめて飛ばす。

「まったく、無茶苦茶な人たちれすね~!」

 呆れたような声を上げたナベリウスは、四肢に纏わせた帯を刃状にして鬼の首を掻き切る。

 一体の鬼を辛うじて仕留める程度の範囲と威力だったが、次々と獲物を仕留める速さで以て結局二人と変わらないだけの戦果を上げている。


 そんな三人が取り逃がした鬼たちは、残るティルナとリアラの元に殺到した。

「リアラ、大丈夫?」

「た、たぶん! 『界』ッ!」

「「「ガギャ!?」」」

 展開された結界は、いつか模倣した火界呪(バーンワールド)より強固に鬼を阻む。

「上出来。――『凍嵐ブリザード』」

 結界と魔力を同調させたティルナが放った吹雪は、結界に取り付いていた鬼を一瞬にして凍らせる。

「砕けろ」

 ティルナが命じると、氷像と化した鬼たちは微塵に砕け散った。


「これで残るは――、ッ!?」

 瞬く間に鬼たちが全滅した後、巨腕を見上げたクレスが息を呑んだ。

 巨腕の周りに、大量の魔法陣が展開されていたのである。

「妖魔が、魔法!?」

 素早く集まったクレスたちは各々の結界を編んで妖魔の魔法に備える。

 十以上展開された魔法陣の内、五つが墨色の光を放った。

 放たれた瘴気の奔流の四つは見当違いの方向へ飛んでいったが、一つが結界に直撃した。

「マズい、避けろ!」

 一番外側に張っていた火界呪(バーンワールド)に掛かった負荷にクレスが警告する。

 四重の結界は容易く破られ、クレスたちは発生した爆風に吹き飛ばされた。

最後あっさり結界が破られたのは、咄嗟に張った即席だったことと魔法と瘴気の相性が原因となっております。。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ