(6)
女どもは、何やら、俺には関係無さそうな話をやっている。
仕方ない。
俺は、男同士の理性的な話をやる事にするか。
「ス〜ナ〜ガぁ〜」
「あ……あ……あ……」
「あの時は……すまん……お前をあんな酷い目に遭わせてしまって……」
「え……え……えええええッ?」
「だから……」
俺は蔦触手で出来た腕をのばし……。
「ま……待ってけろ……何さする気だ?」
「決ってるだろ……あの時、お前が泣き叫びながら頼んでた事だよ。遅くなって、ごめんな……。殺して楽にしてやる」
「や……やめろ……俺の御主神様に何をする気……」
おっちゃんの転生者が、俺とスナガの間に割って入るが……。
障害物にさえ成らない。
俺の触手は、伸縮も曲るのも自由自在。僕の触手は、阿呆を、あっさり回避してスナガを攻撃。
「う……うげえッ⁉」
「苦しんで死ね……と言いたいとこだけど……テメェのせいで僕の心は死んだ。面白い殺し方を考える気力さえ湧かないんで……普通に殺してやるよ」
僕の蔦触手は……スナガの口と肛門を貫き……腹や胸に刺さり……。
ボゴォっ‼ ボゴォっ‼ ボゴォっ‼ ボゴォっ‼
喉ボコ。腹ボコ。胸ボコ。頬ボコ。スナガの体は内部から破壊される。
「あ……ああ……そんな……御主神様……」
おっちゃんの転生者は……力なく崩れ落ち……。
僕は、蔦触手を手の形に戻す。
「あ……あのさ……あんた、ひょっとして『エロゲ戦鬼』の作者?」
僕は、おっちゃん転生者に、そう声をかける。
「え……え……えっと……そうだけど……」
「ああ、そう。『前世』でファンだったんだ」
そう言って、僕は、おっちゃん転生者に手を差し出す。
そして……。
そして……。
そして……。
……。
…………。
……………………。
…………………………………………。
「何で、握手してくれないッ⁉ あんたのファンだぞッ‼」
「そんな血塗れの手と誰が握手するんだッ⁉」
「お互い、本物の手じゃないだろッ‼」
「本物の手じゃなくても嫌に決ってるだろッ‼」




