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 ドゴオオオオ〜ンっ‼

 俺が連れて来られた強制収容所では、到着早々、爆音が響いた。

 『白神』様達が、俺達に命令や説明をされようとしていた……らしいけど、『白神』様達も、俺達奴隷人間どもも、耳が麻痺。

 けど……続いて……。

 耳は麻痺してるが、振動は感じる。目も見える。

 地面が揺れる。

 熱い風が吹く。

 強制収容所のあちこちから……煙や炎が立ち上る。

 焦げ臭い臭いが……いや……何だ、これ? 焦げ臭いにしても……何かが変な……。

 何のギャグだ、これっ?

 強制収容所の中から……逃げ出して来る奴ら。

 炎に包まれてる誰かが……まだ……無事な誰かに……「助けてくれ」って感じで抱き付き……。

 抱き付かれた奴は、そいつを振り解いて足蹴、足蹴、足蹴、足蹴ッ‼

 しかし、そいつの着ていた服にも、火が燃え移り……。

 あわてて、そいつは服を脱いで、すっ裸で逃げ出す。

 指揮官クラスらしい「白神」様が頭を抱えていらっしゃる。

 数時間後……ようやく炎も収まり……。

「今日は、全員、ここで野宿だッ‼ 今日、ここに来た奴らと生き残った奴らの新しい仕事は、明日、言い渡すッ‼」

 指揮官クラスらしい「白神」様は、ヤケクソにしか思えない口調で、そう叫ばれた。

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