硬派ファンタジー世界観の設定例
ファンタジー小説読んでる人の大体は都合が悪い現実から逃避したい心理傾向ありそうなので
都合がいい夢みせてあげるかどん底まで突き落として這い上がる過程を楽しめる感じにするパターンが多そうですが、
頭お花畑から卒業してる人にはリアリティが足りないと物足りなく幼稚に見えます。
(かくゆう私も硬派ファンタジー派なので)
その手のヌルゲーだと物足りない人向けにどうすればリアリティが上がるのかと言われると
一言でいうとその世界でちゃんと生きてちゃんと死ねということなのですが
例えば以下のような現実的な設定とか多様性がある文化や生活面の設定を入れると説得力が上がります。
・飢えもするし老いて衰えるし、怪我や病にもかかるし、人は死ぬ。死後からの蘇生はできない。
・防御面は現実並に弱いから当たりどころ悪かったりちゃんと防具してないと雑魚敵にも人は致命傷を受ける。
・毒とか目潰しとかのバットステータス異常を受ける。もちろん猛毒とかだと死ぬ。
・武器、防具、道具は摩耗するし耐久回数がある消耗品。壊れると修理も必要だし無限には使えない。訓練時は木剣使ったりとか
・魔法は魔力などの回数制限付き。攻撃魔法よりも支援魔法が主体。賢者みたいな何でも魔法使えますキャラは出さない。役職が破綻するので
・モンスターも人も生態系や生理現象がある。
・地形や環境を無視しない、環境を生かした戦略、潜伏や奇襲などをむしろ色濃く反映する。
・エルフ、ドワーフ、ホビット、亜人、獣人、魔族などの色んな種族がいる。
・種族毎の独自言語がある。
・剣技などの武具毎にXX流とかの流派がある。
・魔法の体系や詠唱形式にも種類があり、魔法言語がある。
・住居や食事などの生活がきちんと描かれている。
・貴族から騎士から奴隷、娼婦などの社会的階級や冒険者階級、多様な職業がある。
・神や邪神、宗教的な側面も描かれている。
・移動手段、運輸として船などの乗り物以外に馬、ロバあるいはそれに付随する生物がいる。
・金銭、交易などの経済的な面も描かれている。案外通貨は全世界共通でなかったりする。
実際ちゃんと作り込みしようとすると綺麗な面から汚い面までいくらでも作り込みはできますが…
作り込みしても設定活かせないと意味はないので注意。
結局の所突き詰めれば突き詰めるほどリアリティが増して現実世界感みたいなところにも行き着くわけなのがさもありなん。
硬派なファンタジー作品の例だと無職転生とかゴブリンスレイヤーとかが結構参考になります。
ファンタジー世界の原点はロード・オブ・ザ・リングですけどね。
ファンタジー世界っていうと中世ヨーロッパ的なのがベースな世界観が多いと思いますが、
ぶっちゃけ中世ヨーロッパ的なファンタジー世界自体の良さって現代の法律が適用されない、
階級制度で勝ち組、弱肉強食で俺TUEEE以外にこの世界感設定する優位性があるかというとそもそもあんまない気がします。
やり尽くされてるし
武技や魔法や能力バトルが面白くてそれが作品の主軸というなら参考にならないかもですが、
結局面白い部分は魔法とか超能力自体の性質のファクターもそうですが
それを使って面白い話にする話運びの部分のが重要だと個人的には思います。
例えばワンピースとか僕のヒーローアカデミアとかHunterXHunterとかは能力バトルものだけど
話面白い人って能力なしのもの書かせてもきっと面白いはずなんです。
例えばキングダムとかは魔法みたいな特殊能力はないけど
ちゃんと軍略とか兵略の展開だけで面白い軍記物なので
後もう一言付け加えるなら、どうせ世界から構築するんだったら
テンプレじゃない世界作った方が面白くなるよというのがここ最近思うところです。
ジブリ作品とかもそうですしね。
進撃の巨人とかも一見中世ヨーロッパ的な皮を被った独自世界なので
やるんならこっちの方向性の方が新しいものができるのではと思います。
ハイファンタジーな世界を作る懸念点として主人公の価値観が気になるなら異世界転生よりも
別に現代ヨーロッパの田舎とかの舞台設定あっても良いんじゃないかとかは思います。
ハリーポッターとか魔法使いの嫁とかはそれですが少し捻れば異世界転生から離れることも可能です。
(別に現実世界にファンタジー空間が同居してたり行き来できても良いのではという点)
他にも個人的にはクロノトリガーとかスターオーシャンとかファンタジースターオンラインとかのような
SFファンタジーな世界観は開拓の余地がまだまだありそうだなと思ってたりします。




