表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/24

自然な文章を書く添削のコツ

毎回書く度に色々過ちを犯していることに気づいていたので、

回顧録的な感じで残しておきます。

読みやすさは読者に対するマナーな気がするので…

その努力を怠って読んでもらおうなどというのはおこがましいのではと個人的には考えたりするのです。

(一部特殊な場合は除きます。タテヨミとか)

作風とか関係なしに読みやすさはどの作品にも大事なものかなと思ったので

書いていてどうゆう言い回しにすれば自然になるのかと迷わないようにするために、

やりがちな間違いに関してまとめてみました。


そもそもお話書きながら一発で上手く書けることって中々無いので、

見返すことで文章力を上げるという観点からも書いた後に添削するのは大事だなと思っています。


よくやりがちな間違い

・誤字

・脱字(助詞が抜けてるなど)

・主語が同じ文章が連続で続く

・表現が不適切、誤用

・該当キャラクターの台詞として変、誰がしゃべってるのか分かりづらい

・長過ぎる説明ゼリフ

・ルビと強調文字の入れ間違い

・接続詞が間違ってる


体裁を整える

・行間を空ける(特に台詞間等)

・一行が長過ぎる文章は適切に改行する。



大体は共感得られると思いますが、分かりづらいものに関してはいくつか補足しておきます。

・主語が同じ文章が連続で続く


これは、例えばA、B、Cの人物たちがいるとします。


---

A達はXXXをする。

A達はYYYをする。

A達はZZZをする。

---


文章としては間違っていないです。

ただ読み手には不自然感を与えること間違いなしです。


---

A達はXXXをする。

三人はYYYをする。

AとBとCはZZZをする。

---


この場合でもいずれも主語を言い換えているだけで

文章としては言わんとしているのはわからなくはないですが、

なんというかクドいわけです。


---

A達はXXXをした後、YYYをする。

その後、〜が足りないことに気づき、やがてZZZを始める。

---


主語が変わらないのであれば、主語を省略してそのまま文章を続けましょう。

この辺自然に見せるのは何回も推敲が必要な部分かもしれません。

なぜその行動をしたのか理由や詳細を時系列で補足することで文章が少し自然になります。


・表現が不適切、誤用

この辺は単語の意味を間違って誤用している場合とかに発生してます。


例)

---

誤:「ものすごい速度で加速」

正:「ものすごい勢いで加速」

---


そもそも自分ではすぐに気づかない場合があるかもしれないので、

防ぐには他の人に見せたり、ボキャブラリ力を鍛える必要があるかもしれません。


・該当キャラクターの台詞として変、誰がしゃべってるのか分かりづらい

これもやりがちです。

特に同じシーンに複数の登場人物(3人以上)が話している場合に、

誰がどの台詞を話しているのかわかりづらかったりします。

いくつか回避方法があります。


---

「〜の件だけどさ、二人に相談があるんだ。引き受けてくれるかな?」

「うん、いいよ」

「えー、やだよ」

「じゃあ、これよろしく」

---


これだと二人のどっちが引き受けたのか断ったのか、台詞だけでは読者はわかりません。

(書いている人の頭の中にはあるかもしれませんが)



1. 台詞内に主語をつける。

混乱を招く要因として台詞の中に主語がないのが要因としてあります。


---

「〜の件だけどさ、二人に相談があるんだ。引き受けてくれるかな?」

「うん、いいよ」

「えー、やだよ」

「じゃあ、Bさんこれよろしく」

---


主語があることでBさんが承諾した方だと言うことがわかります。


2.台詞の後に説明をつける。

あんまりシーン的に主語つけるのはクドかったり、

話し手的に違和感あるなって場合に動作の説明を台詞の後につけます。

ただ、この場合は台詞の後まで読んでようやくどっちなのかわかります。

(読み手に負荷がかかる)


---

「〜の件だけどさ、二人に相談があるんだ。引き受けてくれるかな?」

「うん、いいよ」

「えー、やだよ」

「じゃあ、これよろしく」

AはそういってBに書類を渡す。

---


2. 各キャラに語尾をつける、喋り方に特徴をつける

キャラ付けがあり、それが読者に刷り込まれている前提ですが、

それがブレない限りこれでもどちらかがわかります。

注意点としてはTSや変身などキャラ付けが崩壊する際にはこれだけだとわからなくなります。


---

「〜の件だけどさ、二人に相談があるんだ。引き受けてくれるかな?」

「うん、いいにゃん」

「えー、嫌に決まってるっす」

「じゃあ、これよろしく」

---


3. 誰が喋っているか台本風にする

ここまでやるかって感じですが、絶対読者に認識間違いがないのはこのパターン。

省略で頭文字だけというのもありですが。


---

A:「〜の件だけどさ、二人に相談があるんだ。引き受けてくれるかな?」

B:「うん、いいよ」

C:「えー、やだよ」

A:「じゃあ、これよろしく」

---


まぁ、ぶっちゃけ全部やると読みやすいわけなんですが…


---

A:「〜の件だけどさ、二人に相談があるんだ。引き受けてくれるかな?」

B:「うん、いいにゃん」

C:「えー、嫌に決まってるっす」

A:「じゃあ、Bさんこれよろしく」

AはそういってBに書類を渡す。

---


・行間を空ける(特に台詞間等)

私は行間は大事だと思っている人間です。

なぜかというと人間の知覚では塊で情報整理をする習性があるわけです。

基本的に話し手が変わる場合だと、行間を一行空けたほうが情報が整理されやすいのではと思います。


---

「〜の件だけどさ、二人に相談があるんだ。引き受けてくれるかな?」

「うん、いいよ」

「えー、やだよ」

「じゃあ、これよろしく」

---


台詞間を一行空けてみます。


---

「〜の件だけどさ、二人に相談があるんだ。引き受けてくれるかな?」


「うん、いいよ」


「えー、やだよ」


「じゃあ、これよろしく」

---


ほとんどの人は少し読みやすくなったのではないでしょうか?

ただ、タイミング的に同時に喋っている場合に限っては

その箇所のみ行間を空けない方がさらに見やすいのかなと個人的に思ってたりはします。


---

「〜の件だけどさ、二人に相談があるんだ。引き受けてくれるかな?」


「うん、いいよ」「えー、やだよ」


「じゃあ、これよろしく」

---


最後に台詞の話し手をはっきりさせて、行間を空けてみます。


---

A:「〜の件だけどさ、二人に相談があるんだ。引き受けてくれるかな?」


B:「うん、いいにゃん」C:「えー、嫌に決まってるっす」


A:「じゃあ、Bさんこれよろしく」


AはそういってBに書類を渡す。

---


どうでしょう?大分読みやすくなったのではないでしょうか?



・長過ぎる説明ゼリフ


例文):


-----------

「おばあさまからの言伝です。まさか遺言になるとは思いませんでしたが…

もしガリオス様に会う事があればそれを返しなさいと申し付けられております。

それは安全祈願のお守りでもあります。

おばあさまはいつもクレシェンド家のことを考えていました。

そのことをゆめゆめお忘れなきようお願い申し上げます。」

-----------


長いです…普通の会話を考えたらこんなに長い説明台詞は不自然です。


-----------

「おばあさまからの言伝です。まさか遺言になるとは思いませんでしたが…

もしガリオス様に会う事があればそれを返しなさいと申し付けられております。」


「なぜだ?」


「それは安全祈願のお守りでもあります。

おばあさまはいつもクレシェンド家のことを考えていました。」


「…そうか」


ガリオスは紅葉鳥の宝玉を大事に握りしめる。


「そのことをゆめゆめお忘れなきようお願い申し上げます。」

-----------


合いの手を挟むことで一方通行でなく、

キャラクターの心情も描写することができ、

自然な会話になりました。


・一行が長過ぎる文章は適切に改行する。

これはプレビューとかで見た際に長すぎる文章は読みづらい所で折返しされていないかの確認ですね。

てにをは等の助詞の箇所で適切に改行した方が読みやすい場合があります。

他にも推敲・校正に便利なツールがあったので紹介しておきます。


漢字使用率チェッカー

http://akind.dee.cc/kanjiritsuchk-input.html


小説形態素解析CGI(β)

https://ennach.sakura.ne.jp/Morph/


文体診断ロゴーン

http://logoon.org/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ