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終わる世界の創り方  作者: YassS
6/24

6 避難所にて ②

「240人分か。結構あるな。」


 今日の夕食メニューは、定番のカレーらしく。私は、ジャガイモの皮むきをひたすら実施していた。炊き出し班は、年齢層が幅広く、小さい子からご年配の方たちまでおり、20人程度で行っていた。食材については、近くのスーパーなどから調達しているようだが、いずれは、自給自足も考慮しようということで、学校にサツマイモやジャガイモの畑を作っているらしい。この作業を延々、2時間ほど行い、夕食を食べ、食器を洗いを1時間ほど手伝うところで、今日の仕事は終了となった。

 その後、体育館に与えられたスペースを使い、寝床を準備して、就寝することになる。ただ、自警団や自衛隊の方たちは、夜にも周囲の見回りや警備の仕事があるらしく、交代制を組んでいた。

 

 「昨日は、ゴブリンが3体、スライムが5体くらいだったかな。そこまで、強い魔物ではなかったけど、日に日に多くなっている印象があるよ。」


 と自衛隊の方は、話していた。ゴブリンやスライム程度であれば、大人1人でも十分対応可能らしい。ただ、避難の原因となった大型の(ミノタウロス)は、別。あれは、10人掛かりでやっと倒せるかどうからしく。それが大量に来るとなると、どうしようもないと言っていた。こちらに来た場合、自衛隊や自警団が囮になって、避難誘導するということになっているらしいが、上手くいくかは分からないし、作戦本部でもまだまだ検討中とのこと。

 



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