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終わる世界の創り方  作者: YassS
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5 避難所にて ①

 避難場所では、ざっと200人程度の人たちが、避難していた。自衛隊の人たちが、バリケードの作成やトラックから物資の荷下ろしを行っていたり、避難民たちと思われる人が洗濯などの家事を行っていたり、テレビで地震などの災害が起きた時に見られるような光景であった。ただ、それと1つ違うのは、自衛のためにナイフや木刀などで剣術の訓練を行っている人がおり、魔物との戦闘に備えていた。

 

「さくら市からの人ですね。では、ここに名前等の必要事項の記入と男性ですので自警団への加入をお願いしたいのですが病気とかはありますか。」

 

 と受付で早速、自警団の誘いを受けることになった。やっぱり、男だと戦闘に参加しないとまずいか。それだけ、事態が逼迫しているということだよな。面倒ごとは、避けたいし、ここは、病弱ということにしようか。良心は、少し痛むが仕方ない。


「すみません。喘息持ちでして長時間の運動を避けるように医者から言われています。」

「そうですか。でしたら、医療班や炊き出し班はどうですか。教育班もありますが。」


 色々、役割分担がしっかりしているな。ここのリーダーが良いのだろうか。まあ、一番、楽そうな炊き出し班にすることにした。料理は、好きだしな。

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