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黒い竜
こういう話も難しいですね
その日、ジークはいつもと同じように畑仕事をさせられ、食事もほとんど与えられず物置にいた。
「くっ、流石に腹がすいた...」
最近はまったく食べておらず水だけで過ごしていた。
「...森に行くか。」
森なら木の実なんかがあるだろうと思い、夜の森に向かった。
「何かないか.....、あれはベリの実か?」
向こうの木に赤い実がなっていた。それは昔母に教わったものだった。ジークは気の近くまで行き、木の実を取って食べた。
「甘い、やっぱりおいしいなぁ」
久しぶりの甘い物でとても美味しかった。
「ふぅ...食べたし、戻るか、急ごう。」
この森は人喰い竜が出ると言われ、村人に恐れられていた。だからジークは急いで森を出ようとした。(あんな家に戻りたくないがな)
走ろうとしたその時、辺りがまっくらになった。ジークは空を見ると恐怖で動けなくなった。なぜならそこには黒くて大きな人喰い竜がいたからだ。
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