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プロローグ

初めて投稿します。短い付き合いだと思いますがよろしくお願いいたします。


シュンの外見は、中肉中背で黒の学ランを着ていて黒髪黒目。


基本的に普通です。ここまでは....


問題なのはここからで左目に眼帯をしていて、右手に黒の包帯。


そしていかにも、校則違反なカラーコンタクト(赤)を付けています。


この時点で普通ではありませんね。


ちなみに先生に何回かカラコンのことについて注意されていますが、


「これは、俺が夢の中で悪魔と話した後にできた瞳だ。あまり見るな。そんなに見ていると俺のクリムゾンアイから出る炎に焼きつくされるぞ」


あっこの子中二病か……中二病は何度も何度も注意しても無駄だなと思った先生はこのまま彼を放置します。


いや放置するなよ! アンタそれでも教師か? って感じですよねw




人目のつかない暗い路地裏に俺はいた。

――何故こんなことになってしまった。


 俺は突然の状況で口をぱくぱくさせて怯えることしかできなかった。

今自分の目の前で何が起きているのかがわからない――何故こうなってしまったのかが不思議で理解できない。


――ただ一つわかることといえば俺がこれから、殺されてしまうこと。この眼前に立っている黒スーツ黒ズボンの不気味な男に。


 なぜ俺がそう思ったのか、それは。この男からただならぬ殺気を感じるからだ。


 というか感じざるを得ないのだ。それは男が意図的に放てるものなのかはわからないがとにかくとんでもないほどの威圧感を感じる。

 

 「ブライドさん。このガキどうしますか?」


 「どうするも何も」

 

 ブライドと呼ばれる男がズボンのポケットから何かを取り出す。それは紛れもない銃だった。


 普通このシーンの場合『ヤバイ早く逃げなきゃ』という展開で焦って逃げていくはずだが、俺はこうして逃げていない。なぜ逃げないのか、逃げられないのだ。


 足がすくんで逃げられないようなそんな甘いものじゃない。体全身が動かない。まるでギリシャ神話に登場するメデューサに睨まれたように全身が石化されたかのように。


 それならまだよかった。どうせなら石化された方が良かった。

 痛みを感じないまま死ねるほど楽な死に方はないだろう。俺の場合体は動かないが意識はあるのだ。


 「殺るに決まってんだろ」


 男は黒帽子を少し下げて、太陽の光で銀色に輝く銃を正面にいる俺に向ける。


 この男なら何の躊躇いもなく人を殺すことができるーーそう確信した。


 男は恐ろしく冷徹な目つきをしていた。その冷徹な目は今まで人を何十人も殺してきた殺人鬼にも見える。


今俺は何故こうなってしまったのかが不思議で理解できないと言ったが、それは理解できなくなっても当たり前だと思う。


 理由を教えてやろう。


なんで家に忘れてきた尿検査の尿を取りに帰るだけでこんな事態になるの?


 ちなみに普通ならどうやってここから逃げると考えているだろうが俺の思考は。


 これがもし神様が意図的に仕組んだことなら神様金玉砕けて死んじまえバカヤロー!!


 しか考えられなかった

楽しんで読んでもらったら嬉しいです

それと評価と感想もお願いします。勉強になるんで。

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