驚愕の事実
タイトル通り、驚愕の事実が発覚します。
ところかわってスーパー。
こんなドの付く田舎にも徒歩で行けるスーパーは貴重だ。むしろ我が家の近くにスーパーを建てたことに感謝したい。サンキューやで。
と、しょうもないことを考えながら母メモを参考にしながら肉なり野菜なりかごに放り込んでいく。
「あ、ともえちゃんだー」
「振り返れば、そこにはゆるふわ系美少女がいた。身体の凹凸に関してはノーコメントとさせていただくが、顔面偏差値を考えれば東大を余裕で狙えるだろう。むしろ顔面東大生じゃね?」
「もー何言ってんの?おなかいたいん?医者・・・はちょっと遠いからそっちのママにお願いしてね。」
「なんで母さんも千佳ちゃんもおなかの心配ばっかするん?」
「あはは、だってともえちゃんって落ちてるもんでも何でも食べてそうやもん」
「なんでやねん、外やったら3秒ルールも適用してへんよ」
「室内なら摘要してたんや・・・同じ女子としてどうかと思うわ・・・」
「は、置いといてどうしたん?」
「んーん。見かけたから声かけただやで。ママがレジ通すまでに戻らなアカンしもう行くね。っと、あと明日楽しみやね。」
「あした?」
「うんあした。」
「なんか遊ぶ約束してたっけ?」
「え?ボケてるの?あたしツッコミ無理だよ?」
「え?マジでなんの用事?」
「いやいやいやいや、明日入学式やん。中学の。」
「 ・・・え?」
少しの沈黙。
「もしもーし。」
「忘れとった。」
「え?」
「入学式の準備なんもしてへん。」
「ドンマイ・・・じゃ、戻るね。」
「おい親友A!!この可愛い女子を置いていくのか!!」
「どこに可愛い女子がおるねん体系ラグビーボール!お菓子買ってもらわなアカンし行くわ!!」
「ひどい!!私のことは遊びだったのね!!」
「もともと遊び友達やん!じゃ!」
・・・・置いていきやがった。
えーまじでどうしよ。ともえちゃんの身の回りの整理で全然考えてなかったわ。
半ば呆然としながらとぼとぼと帰路についたNEO(笑)ともえちゃんであった。まる。