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さよなら、俺の純潔……なにか、
ニョロニョロしたものが俺の直腸のなかで暴れ続けている。
BNSXのチョップブックはゴリラ野郎が、
やられた衝撃で転がったままだ。高耐久でも役に立たねえ。
「オラオラオラオラオラ~~~~~!」
シムラーは俺の上で動き続けた。
またしても現実逃避、
獰猛な熊が見えた。
樹海に出没するアジアのアメリカクロクマ
──そいつはシムラーの喉元に噛みつく。
「くそ、離しやがれ。この死に損ない」
死に損ない?──離しやがれ?──シムラーの動きが止まり──プスンという音を立てて──俺の放屁とともに──奴のモノが俺のなかから抜けでた──ドロドロと俺の肛門から何か液体が噴きだしている。
なぜかゴリラ野郎がいた。
血の小便を垂れ流し、
死にかけているはずのゴリラ野郎。




