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奴は簡易ロケットランチャーを肩に担いで、バイクの後部座席で踏ん反り返っていた。射程圏内……奴は俺たちを狙ってる……獲物に狙いを定めたチーターさながらの威嚇。なんだこれは……ゾンビでも出てくるのか?……ゲームの世界じゃあるまいし……どうも最近の日本は現実がフィクションを軽々と飛び越えてしまっている。
一発目──ゴリラ野郎が急激にハンドルを切る。
車体が悲鳴をあげながら右に曲がる。かろうじて弾丸を躱した。
衝撃──俺はシートに身体を打ちつけた。前方にあった丘が吹き飛んでしまっている。
なんてこった……シムラーがランチャーに二発目を詰め込んでる。
ナナコ女史は大丈夫か?……助手席のシートにもたれ掛かった彼女はすでに気を失っていた。
胸の谷間を斜めに横切るシートベルト。
ずれあがったブラの先からピンクの乳首が溢れていた。
いい眺めではあるのだが……後ろから手をまわし彼女のトップスの位置を直した。




