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2-14

 素早くPCのある方向に飛んだ。USBハブを掴んで俺はいった。


「これがなにかわかるか?」

「?…………」

「このなかには10のインストーラーが仕込まれている」

「…?………」

「ハブに差し込んだら一発だ。あんたらの大切な7があっという間にお陀仏だぞ」

「……?……」

「それでもいいなら、女を連れて行け。俺にはあんたらの革命になんて興味がないんだ。尊い理想なんて瞬時にスクラップにしてやるよ」

「………?…」

「いいのか?!」

「…………?」



 全身の血が氷山みたいに凍った。時間の進む速度が、この間、何時間にも感じられた。しばらくすると、



「わかった。もう、やめろ」リーダー格の男がいった。血の気の多そうな連中どもに合図を送る。「女を離してやれ」


 ゲリラ連中は不満気に、のろのろとロープをほどく。全てのロープがほどけると、ナナコ女史は俺の元に駆け寄り背後にまわった。


 嗚呼……お胸の突起が背中に押しつけられております。


「さっさと、俺たちを開放しろ」続ける。「俺たちに構うよりも他にやることがあるはずだ」


 俺だって、10への強制アップグレードには正直イラついている。だけど、こんな頭のネジが何本も吹き飛んだ連中と関わっていたんじゃあ、命がいくらあっても足りない。

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