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くだらない私の日常 新人なろう作家の日常妄想系エッセイ

先生、本当のことを言ってください!!


 ごきげんよう、ひだまりのねこですにゃあ。


 

 さて、エッセイジャンルでは、不正ポイント事件が盛り上がっていますね。


 これに関しては、皆さまがすでに色々と書かれているので、私からはあえて書きませんが、もし本気で書籍化したいのなら、コンテストで入賞した作品を読めば良いと思いますよ。無料ですし。


 入賞した作品には必ず理由があります。面白いと思うかどうかは別にして、書き手の視点で読むことで、書籍化に求められている要素や構成を知ること。それが一番の近道だと個人的には思いますけどね。


 でも、そこまでしてきっかけを求める気持ちはすごいですよね。


 だって、きっかけさえあれば、十分プロとしてやっていけると思っているわけですからね。嫌味でもなんでもなくその自信は武器になると思います。


 私からすれば、野球で例えるなら(なぜ?)草野球レベルの実力しかないのに、同姓同名で間違ってプロ野球球団と契約を結ぶようなものですよ? 想像しただけで恐ろしい……。


 まあ……不器用すぎる方、間の悪い方もいらっしゃいますし、立場や環境が人を変えることだってあります。仮に失敗しても元プロという肩書は残りますし、挫折と苦労は買ってでもしろとも言いますから、ルールの範囲内でしたら、最短距離でとにかく書籍化したいという行動を他人がとやかく言う必要はないですよね。


 現在開催中のネット小説大賞みたいに、あまりポイントに関係なく読んでくれて評価してくれるコンテストもありますし、プロが有料で作品を添削してくれるサービスだってあります。


 上手い話は詐欺だと思え、お金を使うなら自分のために使いましょう。皆さまどうぞお気をつけて。




 さて、実は一週間ほど前から原因不明の体調不良に悩まされておりまして。


 私は不調の総合デパートと自負するほどの持病持ち&特異体質なのですが、今回の不調は新しいパターンだったんですね。


 ああ……これはいよいよ駄目かもわからないね。


 毎日寝る前にこれが人生最後の日だと思っている私でも、さすがに洒落にならないなと感じて、母の日に電話で話した時には、今生の別れを覚悟したほどです。


 眠れないことはよくある……というか、眠れる日の方が少なかったりする私でも、辛くて一週間まったく眠れないのは初めてで、精神状態もかなり追い詰められていました。


 症状は収まるどころか、バリエーションを増やして悪化する一方。眠れないどころか、もはや生きているのが辛い。


 はあ……これはもう病院へ行くしかないか。


 正直もっと早く行くべきだったのですが、お金が無いので、症状が弱まるのを期待しつつ月に一度の診察まで我慢していたのです。


 土曜日、どうせ眠れないので、ゆっくりシャワーを浴びてまだ暗いうちに出発。


 私はかなり特殊なので、かかりつけのお医者様は遠いんです。片道二時間半。


 高校片道二時間、大学片道二時間半&三時間、職場片道三時間……私の人生の半分は、通学、通勤、通院で出来ています。  



 さて、病院に到着するとどうやら一番乗りだったようで少しだけテンションが上がります。


 一人でガッツポーズをしながらニマニマするという、通報されても仕方ない存在感を発揮しながら、後から来た人に割り込まれないよう、私、ずっと前から並んでますから!!と全力でアピールして定位置をキープ。


 病院ですけどね、頑張って並んでも楽しみなんて無いんですけどね。


 でもどうせ待つなら楽しい方が良いに決まってますから、そういう時は皆さまのエッセイを読んで元気をもらうのです。


 くっ……スマホの画面を見るだけで吐き気がする。文字が歪んでまともに読めない。


 だが私を舐めるな! 雰囲気でなんとなく読む技術が私にはある!



 そして、ようやく先生とご対面。


 色々検査をしてもらい、不安と期待がない交ぜになった状態で、おそるおそるたずねます。



「先生、私は相当悪いんでしょうか?」


 私の身体のことは一番知っている先生だから、それなりに信頼はしている。ちなみにめっちゃ美人。


「……疲労ですね」

「先生、本当のことを言ってください!!」

「……極度の疲労ですね」


 そんな馬鹿な。普通に生活しているだけなのに疲労って……まさか二重人格? いや待て寝てないからそれは無い。


「先生、私はどうすれば?」

「いつも言ってますよね? とにかく休んで!! しっかりと食べて寝てください」


 それが出来ないから来ているんですが……


「うーん、出せる薬無いんですよね。気休めで良いですか?」

「嫌です。何とかしてください。せめて眠れるようにしたいんです」


 気休めの薬に出せる金銭的な余裕はない。往復の交通費だって馬鹿にならないのに。


「眠らなくても死にはしませんよ、発狂することはあるかもしれませんが」


 駄目じゃん。



 結局、どうしても辛いとき用にということで、お薬を出してもらった。


 症状を治すのではなく、めちゃくちゃ眠くなるので、外出や運転は絶対に避けることを念押しされたけれど。


 それにしても疲労か……正直ショックだ。


 季節の変わり目、気温差などタイミングが重なったこともあるけれど、これまでよりも身体を労わっていたつもりだったから余計に。


 年々出来ないことが増えてゆくのが怖い。気持ちが焦るから余計に今のうちに、という風になってしまって、それが疲労に繋がっているのなら、私はどうすれば良いのだろう → 答 休めばいい



「大丈夫ですよ、ねこさん」 


 先生が慈愛に満ちた表情でそう仰る(若干誇張しています)


「先生……根拠があって言ってます?」


 この先生の大丈夫が本当に大丈夫だったことなどあっただろうか? いや無い。


「医学の進歩に期待しましょう! 十年後、二十年後、何が起こるかわからないんですから」

「そんな先のこと考えられませんけどね」

「先のことを考えても仕方ないですよ。目の前の一日を生き抜くしかないんです」


 どっちやねん。


 とはいえ、先生とこうやって話をするだけでもだいぶ気持ちは楽になる。


 実際問題、現時点では我慢する以外に有効な治療法が無いのも事実なわけで。



「ねこさん、ハワイに住めば少しは寿命が伸びるかもしれませんね」


 ハワイか……遠いし、国外じゃん。


「福島のハワイじゃ駄目ですか?」

「はい」


 まあ、これからも誤魔化しながらこの身体に付き合ってゆくしかない。



 ところで、帰宅後、もしものときの眠れる薬、速攻で使ってみたんですが……


 うおお、効果めっちゃ強い、身体がふらふらになってまともに歩けない。


 これは眠れるかな……と期待したんですけど、


 気持ち悪くて眠れない。


 あれですよ、アレ! 下向いてバットを中心にぐるぐる回る奴! あんな感じ。


 おまけに全身に謎のかゆみが発生してめっちゃ辛い。結局土曜日も一睡も出来ませんでした。


 まあ薬の効果が切れたのか、今日の午後強制シャットダウンみたいになって二時間ほど眠れましたけれど。 


 ある意味で薬の効果……なのかな? 


 謎のかゆみはそのまま残っていますが、頭痛は軽減されたので、プラスマイナスゼロ? うーん、ままならぬ。

 

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― 新着の感想 ―
[一言] 眠れないのって辛いですよね。 私は現在、 『帯状疱疹後神経痛』による痒さや痛みで 無意識に起きてしまいます。 とはいえ一度に4時間ぐらいは眠れているので、 ひだまりのねこさんの状況と比べると…
[一言] そら福島のはわいじゃダメに決まってますよね! 本場の鳥取の羽合じゃないと、治るものも治りませんわな。 ところで通勤通学に3時間ってマジですか? 東京都心に通ってるのでなければ、アパート借り…
[一言]  私も野球でよく例えます(笑)  からだ、おだいじに。  酢は疲労軽減にいいっていいますよね。  私、ビネガーレモンティーを愛飲してますが、美味しいですよ。  粉を溶かしてつくるホットの…
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