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???


 ・

 ・

 ・

 〜 ?年前 〜


 「そういえば、そろそろお誕生日だねぇ? 」


 「うんっ……、そうだね。」


 「んもうっ、絵本ばっか読んで相変わらず無愛想なんだからぁ♡ 」


 「だって、すきなんだもん。 」


 「フフッ、あなたはそこが可愛いんだけどっ♪ それで? 誕生日プレゼント、何か欲しいものあるかなぁ? なんでも言って良いよぉ? 」


 「なんでもいいの……? 」


 「うんうんっ♪ 本でもおもちゃでもお料理でも、なんでもっ☆ 」


 「じゃあ……、えーっと……、うーんと…… 」




 「ーーーがほしいなぁ。 」


 


 「あっ…… 」


 「それでね………








 


 「そっ……か。そうだよねぇ…… 」


 「どうしたの……? ダメかなぁ……? 」


 「ううん……よしっ!! じゃあ指切りしましょっ。」


 「ゆびきり? なにをぉ? 」


 「お誕生日には間に合わないけど、私はあなたのお願い叶えられるように頑張るっ。 だからあなたは……











 


 「うん、おやくそくするっ。」


 「よぉ〜し、良い子ねっ☆ じゃあ…… 」 スッ



 「ゆ〜びきりしましょ♪ ウソついたら……♪

 「ゆ〜びきりしましょ♪ ウソついたら……♪

 ・

 ・

 ・




 この小指で結んだ約束を私は決して忘れない。


 


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