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無地

作者: 生神真原

お久しぶりです。

安定の不定期投稿です。

人間の本質は限りなく孤独だ。

格の違いなんてものは勝手な妄想で

否定を恐れるために

定義ばかりを追い求めた末の結果だ。


存在を証明したいがための孤独を

在るべき姿で表すべきだろうが

証拠なんて提示出来ないままに

明確な事実は砂の中に紛れて忘れ去られる。


無理に心を押さえつけたゆえの孤独だ。

償いはしなければならない。

のばした手には誰かの肯定があるのに

愛のない言葉で返してしまった報いだ。


孤独を追い求めた末の孤独だ。

軍勢の中の私はただ1人で悩み続けた。

奮闘している仲間たちの背中を見て

戦うふりをしていただけなんだろう。


最後の日にあなたはただの孤独だ。

終わるはずだったものをわざわざ飲み込んだ。

警鐘なんて手遅れだとしり

告げることも辞めてしまったのが悪かった。


五回も繰り返した夏が終わるための孤独だ。

里の火はもう消え変えている。

霧の中を進む私に

夢を見させてくれる人達がいる。

私は孤独を背負って生きていく。

孤独を一緒に分かち合う勇者達に一言。

ありがとう。これからもよろしく。



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― 新着の感想 ―
[良い点] 明るい結末までの運びが素晴らしかったです。 [気になる点] 神原先生はどのようにして詩を書き始めていらっしゃるのですか? [一言] 私も神原先生のような人の心を動かす詩が書きたいです。
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