プロローグ
プロットがある程度固まったので初投稿です。
「バカな野郎共だよなぁ」
青年は、誰に聞かせるでもなく呟く。
「痛い目見るぞっつってんのにさ。むしろ目の前で仲間ぶっ倒されても襲ってくるんだから、バカっつーよりは木偶だな、木偶」
黒い髪の毛をガシガシと掻く青年は、呆れたようにため息を吐いた。
「つーかよ、こいつらそもそも何なんだ?人のこと見るなり襲いかかってくるってのは、どうも平和的じゃねえよなぁ...。一体どうなってんだ?」
青年はそこらに突き刺していた、自分の剣を引き抜く。青年の身の丈程もあろうかという、巨大な剣だ。
「よ...、っと」
これからどうする?と青年は考えた。
記憶は無い。自分が何者であるかも分からない。今自分が立っている土地の名前も、自分が殺した巨人共の事も何も分からない。
食糧も無い。流石に自分とサイズが違うとはいえ、巨人共を食う気にはならなかった。
「...やっぱ、誰か探すのが一番かね」
大剣を担ぎ、息を大きく吸い込む。空気が流れ込み、否が応でも気分が上を向く。
逃げ場は無い。逃げる必要も無い。ただそこにあるものを受け止め、あるがままに動けばいい。
そうして、青年は叫んだ。
「いっちょ、やりますかぁ!」
2つの太陽が照らす地、『アメイジア』。
これからこの地に大きな変革が起きることを...そして、それに自分が大きく関わっていくことを、青年はまだ知らなかった。
これは、1人の青年の物語。
大きな力を持った男の、小さな旅立ちである。
とりあえずは拙い文章でも毎日投稿することを目指します。書き直しはまとめてすると思います。その都度こういう欄で報告したりします。




