表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
縁の本棚  作者: 雪縁
83/306

本日の一冊「もっちゃう もっちゃう もう もっちゃう」

「もっちゃう もっちゃう もう もっちゃう」

              【徳間書店】

              土屋 富士夫作・絵


 おしっこをがまんした経験のない人っているだろうか。

 老若男女だれしも、おしっこをがまんするのはつらいものだ。

 小学一年生のころ、トイレをがまんしすぎて、膀胱炎になってしまったことがある。

 何度おしっこをしても、しても行きたくなるので、担任の先生に特別な許可をもらって、授業中行きたくなったらいつでもトイレに立っていいということになった。

 ある日の授業中、私の後ろにすわっていたTちゃんという女の子が、半べそ顔でトイレに行きたいと訴えてきた。

 担任の先生は、本来なら授業中にトイレにたつことなど許さない、怖い年輩の女の先生である。

 私といっしょにこっそり行こうと席をたった瞬間、Tちゃんがあ~と叫んだ。見れば、時すでにおそし。Tちゃんの足元には大きな水たまりができてしまっていた……。


 主人公のひでくんは、おしっこがしたくてデパートにかけこみ、受付嬢にトイレはあそこだと教えてもらうが、運悪く工事中。三階にあるといわれ、エレベーターに乗るが、エレベーター嬢いはく、「屋上まで止まりません」


 もっちゃう、もっちゃう。

 ひでくんは、屋上から急いで階段をかけおりる。

 すると、キリンやこうもりやガイコツたちが、一風かわったトイレにひでくんを案内してくれる。

 けれども、とてもそこではできそうになくて、ひでくんは、ふたたびトイレをさがしまわる。


 もっちゃう もっちゃう もう もっちゃう

 果たして、ひでくんは無事におしっこできるだろうか?

 衝撃のラストが待っている。



 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ