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縁の本棚  作者: 雪縁
81/306

本日の一冊 「からすのパンやさん」

「からすのパンやさん」【偕成社】

       加古かこ 里子さとし作・絵


 いずみがもりはからすのまち。

 くろもじ三丁目にある、からすのパンやさんの家に四羽の赤ちゃんが生まれた。

 赤ちゃんはすくすく育ち、やがて、彼らのお友だちがパンを買いにくるようになった。

 子どもたちのリクエストにこたえ、パンやさんは一家で考えに考え、たくさんのいろいろなパンを焼く。


 さあ、よくあさ。

 それを知った子どもたちは、朝も暗いうちから、パンやさんへといちもくさん。

 ねぼけまなこのよくばりサイチどんも、大きな入れものかかえて、「わしも、うんとかいこむべえ」

 それを見たあわてんぼのゴロベエどん。

「くろもじ三丁目のパンやの店で焼けてます」

 しょうぼうしょへでんわをかけてしまった。


 かじだ、かじだとしょうぼうしゃ

 なんだ、どうしたときゅうきゅうしゃ。

 じけんだ じけんだと、ぶそうけいかんのいちれんたい。

 ヤマおばさん、チリチリばあさん、マゴマゴじいさん、ゴサクノダンナさん、ゆうやけしんぶんのとくはいんも、カアカア・テレビのカメラマンも、みんな、みんなとんできて、からすのパンやさんは、おしあい、へしあい、上から下への大さわぎ。

 そこで、パンやさんが考えた、ある策とは?


 見開き一ページにところせましと描かれた、からすのパンやさんのいろんなパン。

 おいしそうで、かわいらしくて、小さい子どもばかりに読ませておくのはもったいない!

 食べるのも好き、作るのも好きなパン好きさんに、ぜひ手にとってほしい一冊だ。

 





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― 新着の感想 ―
[良い点] 小児科やラーメン屋、図書館などで見つけては時々手にとって読んだりする絵本です♪ 色んな形のパンが載っていて楽しいなぁと。人の本棚や紹介している本、自分は割りと気になるので、知った作品(絵本…
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