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縁の本棚  作者: 雪縁
30/306

本日の一冊 「ソメコとオニ」

「ソメコとオニ」【岩崎書店】

            齋藤 隆介作

            滝 平二郎絵


 うんざりした表情のオニの背中に、喜んでのっかるひとりの少女が描かれた表紙絵。

「ソメコとオニ」は読み聞かせに楽しい絵本だ。


 五つのソメコに、大人たちはだれも構ってくれない。

 ひとりあそびをしているソメコの前に、大柄でちょっとこわいおじさんが現れた。そのおじさんはなんとままごと遊びをして、いっしょに遊んでくれるのだ。


―なんと、ごちそうであんす。せば、えんりょなくいただくす。

―まンず、まンず。ごはんがおすみなンしたら、このダンゴもひとつ、あがってたんせ。


 この二人の方言での会話。何とも生き生きして楽しい。

 けれども、実はこのおじさん、正体はオニだった。

 ソメコをさらって、人質として、ソメコの親から金品をよこどりしようという作戦なのだが、果たして?


 齋藤隆介の作品には、他にも「モチモチの木」「花さき山」「べろだしチョンマ」などがある。

 いずれも、一年生から六年生まで、いえ、大人であるわたしたちも、幅広く楽しめる一冊である





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